迷える、次の行き先は何処へ・・上口那ル去好呢・・?
ここは街のごみ箱まで陶器製でした。
古い町は皆そうですが、道路が昔のままで
現代自動車交通には対応してませんので、急激に
増えた自動車が以前の道路では対応しきれず、そうかといって街はもう
数百年も前に形作れているし、道路もあるので大変。
細い道路(馬路マールゥ)が多かった。
景徳鎮を堪能。
それはよかったのですが、さて次は何処へ?という悩みが。
この時点で私どもの旅の一つは目的を達成しましたので、あと一つ。
それはこの近くの古鎮グゥ・ヂェン(古るい町)歩き。
そこで私の取るべき道は二つ。一つはこのまま江西省の中側へ
入って行って幾つかの古い町を巡って、最後は長紗あたりまで出て
一気に上海へ戻る。もう一つの道は、この景徳鎮は江西省と安徽省
浙江省のいずれにも近いはずれにありますし、この境には古鎮が
多いのでそこを繋ぎながら上海に戻る道。
迷うなぁ・・、優柔不断だからなぁ・・どっちも魅力あるんですね。
とりあえず、ホテルへ帰って、ホテルの電脳を借りて、少し調べたりも
しましょう。ということでホテルへ。
フロントはあの沢尻お姐さん。(顔は全く似ていません。念のため)
景徳鎮のすぐ近くに楽平という田舎町があるのですが、ガイドブックにも
載ってませんし、近いんです40キロぐらいと思います。コンピューターを
とりあえずは借りることにして、沢尻お姐さんに、「楽平知ってます?」
とこっちの行きたいモード全開で言ったら「な~んにもない!」との期待
通りの?お言葉。「その先の婺源ですけどね・・・」話し終わらないうちに
「知らない!」のお言葉。やっぱりな。訊いても無駄。
こんな時あのもう一人の方の愛想良いお姐さんがいてくれると良かった
のになぁ・・と不運を嘆く。
買った菓子パンとコーヒーで思考タイム。
あれ!このパンめちゃくちゃ美味しいです。
日本にないタイプのパンですね。まぁ似たのは
あるんですが、ちょっと違うんですねこれが。
んん~合肥でも美味しいパンに出会いました。
と言うことは何かい?中国のパンは今飛躍的に美味しくなってる、
ということですかね。以前は酷いもんでしたよ。私に言わせれば、
パンとマントウの間みたいな。
いやいや、ついつい2個食べちゃいましたし。おやつにしては
ちょっと重いんじゃないですか。夕食どうしよう??
おっとそれより、この先どうしよう?が先でした。
結論。どっちに向かっても古鎮を見て回ることには変わりはないので、
この際、一つは効率。できるだけ効率よく古鎮を回りたい。
それは、もうすでに上海を離れてから、かなりのんびりペースの旅で
各町に2泊してたのでは、この先どんだけ時間が必要なの・・・という
心配と、奥へ奥へと入っちゃうと、戻りがちょっと不安。
との幾つかの条件から、決まった先は、安徽省・屯渓トゥン・シィ。
また、安徽省へ戻っちゃうわけですが、ここらはとりわけ古鎮が多い。
景徳鎮→屯渓のローカル列車もあります。160キロぐらいの移動。
中国では近距離移動。屯渓というより黄山と言った方が分かり好い
でしょう。あの黄山の麓の町です。黄山は既に2回来ています。
一回は純粋に黄山登山の為に。山頂で一泊、麓で一泊してます。
次は今回とは反対側から入ってますのでこの屯渓まで届かず。
前から気になってたので、今回、はれて?屯渓入りできる。
途中駅に世界で有名なキーモン紅茶の産地、祁門という
町があるんですが、ここもちょっと降りて見たい。いやいや待てよ。
そんなことをしてたら何時になったらこの旅は進む・・・。
と言うことで、急遽行先決定。
安徽省へ戻るぞぉ~。
すぐに荷物をとって、駅へ。チケットが買えなかったらまたその
時点で考える方式。が、運よく夕方の列車のチケットを入手。
夜少し遅い現地到着ですが、まぁ大丈夫でしょう。
列車の時間までまだ少し有るんでその辺のお店を(陶器店)
ひやかしたりして、食事をすませて、
景徳鎮を離れました。
陶器買ったかって?そりゃもう買いましたよ。
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