烏鎮、造られた古い街で一泊
こんなに遅く(といってもまだ夜8時半)
着く予定ではなく、夕方前に着く予定だった
のが、乗り継ぎに次ぐ乗り継ぎに失敗はして
ないが、順調にきても全てバスの乗継ではこんなもんでしょう。
寒い、かなりの冷え込み。
烏鎮の新しく観光の為に造られた街には余り
興味はなかったが、ここまで来たらそりゃ見る
でしょう、一応は。食べず嫌いはいけません。
バス停で、この時間から門票モン・ピィァオ(入場料)が半額になる、
との情報と、そこは観光の為に作られているので、食べる・住む・遊ぶ
がある、との話を仕入れて、では・・・とやって来ました、西柵。
殆どいません。ここにも台湾からの団体客がいたけど。
どんだけ、台湾の人たちはあちこち旅して歩くの!
門を入るとすぐにここのホテルがある。
どうせ空いてるだろうから、先にこの造られた街を
見学して、あとで泊まるかどうかを決めようと、そのまま街へ。
なかなかよく出来ています。全て恐らく明代かそんな時代の街を
復元。映画村の大規模なそれも忠実な復元の街と想像して下さい。
路の傍らのお店もみな当時を復元。
外はそうでも、中は近代的というやつです。
街の路はすべて石畳。でもこれが造られた街ゆえの、
路がみな当時のものより整備されすぎていて真っ直ぐなのと、
これ、すこし広すぎますよね・・・。
知らなければこれが作られたものとは気づかずにいる
かも・・・。ほんと、よく出来てます。
ふんだんに土地とお金をつぎ込んでの完成品です。
作られたものが駄目ということはないので、これはこれで楽しめ
ました。これが広いのです。途中、街のなかのレストランでようやく
だ~れも他の客もおらず、ゆっくり食事。
なんでもそうですが、ある時のある状況は
見た限りでは理想的でなかったとしても、それは
一方で必ず違う利点をもたらしてくれるもの、というのが私の考え。
寒いは、客は少ないは、時間は遅いは、
のおかげで、ノンビリと暖かい食事を愉しむことができた。
この復元された街の中に、この古式ゆかしい建物を
そのまま宿にしてるのもあるらしい。
受付で、(この門票を払いこの街全体の入り口に
あたる場所は超近代的)コンピューターを扱って
様々なサービスに対応してくれる。
普段は多数の団体客が来ると見えて、団体シフトが上手く作られ
流石最初から観光を目的として造られた街だけのことはある。
旅の始めは、あまり気が進まなかった、
烏鎮のそれも人工的に造られた
その街をブラブラし、そこで一泊。
毎日歩いていて、一度として
予定?通り進まないのは何故?
っていうか、最初からその予定が予定でないような・・・。
自分のことながら、何でも愉しめる自分って、こんな旅に即してる
というか、そんな自分だからこんな旅になるのか、
どっちが先だ?
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