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2012年2月 3日 (金)

合肥での収穫 ー 名所旧跡より街の人々

   まだ、合肥にいます。この街は、南北に流れる河がまずあって、それを

 利用して水を引いて、河と同等の堀を東西に設けて、ぐるりと街を囲む形

 で河のような幅の広い掘割りをもち、更に古代はその河沿いに城壁を持って

 いたのでしょうから、これを攻めるのは流石に大変だったろうと、そんなことを

 思わせてくれます。南を台形の底辺、北を上辺としたような形の街です。

   南北に何キロくらいあるのでしょう、私の感覚では8キロとかそんなもんじゃ

  ないですか。もっとあるかなぁー、人口は500万人くらいでしょうから。

   さて、この日はまず朝はバスでお隣の町、六安へ。

  期待していた、六安爪片のお茶屋さんでも、こうずら~と並んでいる様子を

  想像して来ましたが、昨日ホテルの小姐が言っていたようにそれもなく、

  ちょっとガッカリ。でもそこここに、茶葉屋さんは点在してまいしたので、ここまで

  来て、手ぶらはないでしょ、と買い求めましたが、さしたる収穫なし。

    観光地でもないし、茶葉が、といっても普通の人は知らんでしょうから、

  日本人なんか来るような街ではありません。

   午後、再び合肥へ戻る。

  ホテルを街中にとって、またまた合肥の街をブラブラ。こんなにブラブラする

Pc280043旅も珍しいでしょうが、私の旅はこのブラブラが目的

なんで、これでいいんですね。

←ここは、あの曹操が弓の名手500人を選りすぐり

孫権の水軍を迎え撃ったといわれる”壁”のある名所。

   連れが、「なに?この壁を見に来たの??」というから、「そう、そう」と。

   これちゃんとシャレになってますけど、全く気付く様子もなく、その古戦場

   の前側がまた若者向けのショッピング街に今は取って代わられ、時代が

   変わればこんなものさ、という感慨と、このすぐ前が、2000年の時代を

   へて、新旧織り交ぜてごっちゃになってるところが、また、中国らしいな

   と、そちらの方に、いたく感心しました。

Pc280028 その若者でごった返すその通りにこんな風に何気

なくというか、ポツンと旧跡があったりして、そこらを

通る若者は誰もそんなものには関心も示さず、中も

閑散としてましたし、かなり古い良い建築物でした。

   数百年の趣はありますから、日本だったら重要文化財くらいには指定

   されていそうなそんな所も誰にも見向きもされず、佇んでいます。

Pc290054安徽省博物館へ移動。省の博物館ですから、日本

で言えば、県立ですしね、合肥は歴史もありますしね、

ちょっと期待したのですが、駄目でしたね。

 博物館は。博物館は駄目でしたが、行った日は

   たまたま、巫ウーさんという方の美術展開幕式で出くわし、こちらの方は

   素晴らしい絵が見れて良かった、良かった。

Pc290047何で博物館で、美術展なんだ・・・ですって、

そんな細かい?ことは気にしなくていいんです。

博物館の上の階の広いスペースが空いてたから

でしょ、多分。それにこの巫画伯は、省が誇る画家の

   お一人でもあるようですし。ご本人にはお会いできませんでしたが、その

   教え子の子たちなんでしょう、開幕式に駆けつけて賑やかでした。

Pc280033 博物館は、収蔵品の飾りつけが全くなってません。

古いものを飾るからって、飾ってるその全体も古い

ままで好いわけがないでしょ。

 安徽省を代表する博物館としてはちょいとお粗末。

   博物館をでて、またまたバス停までブラブラ。すぐ側の小学校の校庭で

   やってる卓球などを覗いてひやかしながら、ホテルへ戻る。

Pc280032 このホテルネット環境が整っていて助かります。

  早速電脳(コンピューター)を一台借りて、部屋で

 あと何処か見るべきところがあるかどうか、合肥の

 街を検索。

   ついでに夜の食事場所も調べたりして、再び

   外出。便利だ~!!

Pc290058近くの公園ではお年寄りたちの娯楽なんでしょう、

即席京劇の舞台が。ははぁ、これ京劇の好きな人が

ちゃんと楽器演奏も従えて、出し物も変わるらしく、

今演じられている演目が、傍の樹に手書きの札で

   貼られていたり、観客も熱心でなかなか良かったです。

    暫くお付き合いしたのですが、皆目内容が分からずギブアップ。

    ネットで調べたレストランへ向かうため、またもや歩く歩く。

    道すがら見つけた、CD屋さん。ここが合肥一番のもうけもの。

   何気なく入って、連れは二胡のCD探し、私はVSD/DVDもあるようなんで

   何ぞ面白い映画はないかと物色。

     入り口には、女老板(店主)とおぼしき女性と、舅にでもあたるような

   ご老人が店番。お二人の会話は、なんと、明らかに日本人の悪口。

    え~・・何で?いきなりそんな悪口を言われなきゃならないわけ~・・・

    それに何で、いま今入ってきた我々が日本人と分かったの??

   と、聞き耳を立ててたら、どうやら我々のことではないらしい。よかった、か?

     でも、この状況で何で日本人は・・・の話になるのかが全く理解できず。

   それでも女老板は、時折舅?を諭すように、「そうは言っても日本人だって・・」

   とか、「日本には日本の・・」みたいな、日本支持派を匂わす発言。

      その間にも私はこの店で次々と見たいテレビドラマのディスクなどが

   見つかり意外にもこの小さなお店は宝の山だった。 

     私が選んでいるドラマの何点かに日本のドラマが混じっていたこと、また、

   意外に充実している日本ドラマのコーナーに長く留まっていること、更には

   ちょっとした振る舞いと、連れの感じからどうやら女老板は我々のことを

   日本人ではないかと、推測し始めたかんがある。

     老人はそれとは関係なく、日本人の傲慢さについて語っている。

     ほどなく、女老板がいなくなり、老人が一人取り残され、でもほんの少し

   して、恐らく二階とかすぐ近くから自分の連れ合いを連れてくる。

      男老板登場。

    その間も我々二人はそれぞれの収穫に夢中。かなりの数になった。

   私は私の映画やテレビ連続ドラマのDVDを、連れは連れで民族音楽CD

   を買い求めた。支払いを済ませると、

     男老板が、突然・・・文革世代の話をし始めた。

     え!何が??その頃は自分も大変だったんだ、とおっしゃる。

   食べるものも十分でなかった、と。まして、着るものなんかは・・・

   はい。それが・・何か?自分はその世代で今があるから多少外国のことも

   見えている、が、うちの老人は・・・・、   あぁさっきの老人ね。

     偏見だ、という。日本人に対する偏見がある、と。

     ようやく分かりましたよ。さっきの老人の話を私たちが聞いて、どうやら

   この日本人は中国語も分かるようなので、老人の話を全部聞かれちゃって

   気を悪くしてるだろうから、というので女老板が、男老板(ご主人)を呼んで

   きてその弁明をさせているの構図だ、ということが。

    暇だったんでこのお父さんと暫くお話ししましたけど、なかなか面白かった。

   ひよっとして、この小さなお店が合肥での一番の収穫だったかも。

     まぁ、旅なんてそんなもんでしょ。

    追記(この小さなお店の近くには、今売れているLEDライトを製造する

     日本と合資の中国企業があるらしく、そこに出張や派遣で日本人が

     来ているらしく、その中の日本人は中国語が出来る人は少ないらしい

     のですが、娯楽も少ない中国に突然来ることになった日本人が夜の

     楽しみにDVDを買い求めにくるらしい。が、中国語が出来ない

     ので、買い求めるものが音声が日本語で字幕が中国語といったもの。

       たまたまでしょうが、何故かその一番人気が、少女が出てくる

     ようなちょいと怪しいぎみのアニメがそうらしく、いい年をした?身なり

     もいい、大人がそうしたものばかりを探し求め、在庫が無いとなんか

    文句を言ったりもするようで、たまには感情も露わにするのでしょうか、

    あの老人の日本人観を一層悪くしているようです。)



















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