焼き物の町、景徳鎮。なんだぁ、都会じゃあないですか・・
午後3時。
街は凄い人です。そうかぁ、今日は大晦日ですし、
土曜でもありますし、明日は日曜で元旦・・と。
それにしても半端じゃない人出ですけど・・。
バスターミナルで、賑やかなところまで路線バスで行きたい、と尋ねたら
「××路に乗って、7つ目で降りな」、というから、その降りるバス停の名は?
と尋ねたら「人民広場」という。中国多いんですよね、この名前の場所。
どこでもあるよなぁこの「人民広場」と思ってたら、すぐにバスはやってきて
車中の人に。余り混んでもおらず、田舎のバスですよね・・などと車窓の風景
を見ていたら、停車した停留場の数を数えるのを忘れ、急に右折して賑やか
な場所に出た。買い物客なのかなんなのか、横通りは歩行者天国になって
いて、お店も賑わいを見せている。
あれ~~ここじゃないの、こんな賑やかだし・・・車内放送はない。
バスがスピードを落とし、停留所に近づこうとしていたので、咄嗟の判断で
ここだよ!とばかり、降りた。
すぐに分かったのはまだバス停で5区くらいしか乗っておらず、あと
2区は乗らなくてはいけなかったし、あと2区乗ると更にもっと賑やかな
場所があったわけです。
旅をしていて、毎日初めて足を踏み入れる街に降り立っているのですが、
私なりにその都市に対する感覚というものがあって、例えば昨日までいた
合肥は省都ですから、それなりにデカイだろうと。
景徳鎮は、中国語で「鎮」ヂェンは、行政単位で言いますと日本の「市」
の下、「町」のレベルに当たりますし、更に私は「芙蓉鎮」という懐かしの
映画あって、ご覧になられた方はお判りでしょうがこの「鎮」のあの田舎
田舎したイメージが強くあって、景徳鎮もそうした田舎だろうとの予断が
あったのは確か。
後で知ったのは、余りに古い歴史をもつこの都市は、景徳鎮で世界に
知られたため、その地名をそのままに行政単位とは別にして呼ばれて
いるので、本来は「市」のレベルなのに「鎮」のままだというのを知った。
人口160万って、札幌市じゃないですか・・。函館の6倍だよ。
賑やかなはずです。
を残していた。
結局2区歩いて「人民広場」まで辿り着きました。
歩きながら街の様子など見ながら来ましたので、
それはそれで好かったのですが、私らの旅は結局歩きますね、
それでも、店があったり人通りが多いと歩いていてもそんなに距離の
ことは気にもならないもので、存外楽しいものです。
辿り着いた「人民広場」まえの焼き物をテーマにした
塑像。この下がちょっと掘れた形になっていて、街の
中心の広場となっています。ここも人が一杯だ~。
そこのあたりで、きょろきょろ辺りを見回し、ホテルが見えたのでそこへ。
あれ~このホテル、合肥で泊まってたホテルと同じですけど・・・。
中国でもチェーン展開してる新しいホテルらしいです。早速チェックイン。
フロント横の、「あなたも当ホテルの会員になってこのカードを持ちましょう」
ポスターを見るともなく見て、「わたしも成れますかね?アレ!」と言ったら
ホンの軽い気持ちなんです、半分冗談みたいなもんです、そしたら、
またもやのキーワード「没問題!」とともに「当然ダン・ラン!」とも言われ
その場にはもう申込用紙が。まぁまぁ一応最初の入会金みたなのは取る
んですが、大した額ではありません。この後上手くまたこのホテルを利用
すれば直ぐに回収できそうです。入会しましたよ。
それで、「今日のこの宿泊からこの会員値段になるわけ?」と尋ねたら
またもやの「当然!」歯切れがいいんだこのお嬢さん。
「実は昨日も合肥であなたのとこのホテルに泊まってたんですよね・・
昨日の分は割引にはなんないでしょうね・・?」冗談ですよ、冗談。
私は冗談のふうでなく冗談をいうクセがあって、よく誤解されるのですが、
そんなことがあり得ない事くらいは、分かってますよ、これで結構
長いこと生きてきてるんですから。
彼女の返事は「不行ブ・シン!」、ハイハイ分かってますから、
そんなキツク言わんくとも・・・「何で昨日入らなかったの・・・」等と
説教まで食らってしまった。
「明日入ると新年特別記念会員の特典があるですけどね・・」と
言ってたけど、アレって彼女の方の冗談の返しかなぁ~。
分からないままお部屋へ。
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