中国大都市・月曜の朝のラッシュアワー百態
どの国もサラリーマンは週末ともなればお休みで、週が明けて月曜日、
重い足と思い気持ちを引きずって会社へと向かう。
そしてどの国もサラリーマンが圧倒的に多いので、その人たちが
いっせいに繰り出すその時が、大変なことになる。
その週明けの今日、月曜日。中国語は星期一シン・チィ・イーまたは、
礼拝一リィ・バィ・イー。
どこも大変です。地上のラッシュ(交通渋滞)は前にも書きました。
大都市ではあまりに地上が込み合うので、どこも地下鉄の整備を急ぎ、
その路線を拡張させています。
その路線が、北京も上海も行くたびに延びているのでその度に驚かされる。
ラッシュアワーの様子なんかはどこも同じで、
国を違えたからといってそう変わるものではない。
一旅行者としての私が中国にいる間はこの
ラッシュは極力避けるが、それでも朝は避けれても偶に夕方のその時間帯
に乗り合わせることはある。
経験は少ないので、そのたった数回の体験から
いえることは、大都市での暮らしはこれだけでも
大変だ、ということだ。これがあるから給料が高いんだと思ってる。
大都市に暮らす人がもともとその町の人とは限らないし、中国の場合
これが以前はバスだったのが今度は地下鉄になったが、田舎から出て
きている人が相当いるはずですが、毎日やってると慣れるのでしょきっと。
また、慣れなきゃやっていけないし。
数少ない私の中国でのラッシュアワー経験では、
日本のそれと違う点は、中国の人の持ち物がまだ女性のハンドバックや
男性の通勤カバン含めて、日本より少なめなので、それらが身体を圧迫
して不快になることは少ない。かなりの込み具合だが、それでも車両中央部
にはまだ余裕があるから、東京のそれよりは少しはまし。
今後は判らないが今のところ、痴漢事件は少ないのか、日本の女性専用
車両のニュースが中国でも取りあげられていたのは見たことがありますが、
その心配はしてないらしい。これからでしょ、きっと。
問題は、住宅地が郊外へ郊外へと向かう現象から、路線も先へ先へと
伸びてますが、通勤時間がそれに伴い長くなって、乗車時間が伸びている。
あの込み具合で長時間はかなり大変です。
それもあって、中国大都市の人たちの住宅選びは勢い真剣になり、
通勤を考慮すると、どうしてもそう遠くへは行きたくない、となれば都心に
近い住宅地はますます需要が増え、先週お話したバブル傾向に拍車が
かかっている、と言う具合に物事は全て関連して進んでるわけです。
あと、日本と違うのは、
並ばない、排隊パィ・ドゥィ 問題は、大分良くなりました。以前と比べてですが。
まだまだ地下鉄でも降りる人は待ってはくれず、ドアーが開くとドット我先に
乗り込んでくる勢力がありますのでそれに抗して降りる意志をハッキリ示さ
ないと降りたい駅で降りれないことになります。(経験あり)
先日教室で、上海の地下鉄には線路落下防止の為なのか、透明な
覆いがホームに造られていて、その覆いにもドアが付いていて電車が到着
すると、電車のドアとその覆いのドアの二箇所が開いて乗り組む話をしたら、
そんなのは日本にもあるそうです。田舎者なもので知りませんでした。
アレは、なんでしょう自殺防止予防策なんでしょうか?
もう一つ、地下鉄の切符売りが基本自動販売機ではなってるのですが、
上海では良く見かけるのは地方からの人が多いからか、自動販売機は買えず
切符販売人がいるところで買う人が多いのですが、これがまた、買い方も
判らず、自分の行き先も判らず、話してる言葉も訛りが
きついからなのでしょう対応してる職員でさえ判らず、
の明らかに田舎から出てきました・・・の人たち。
そんな人たちを見て私はといえば、同じ田舎者として、
ガンバレオジサン!(本当は見た目よりずっと若いと思いますが)と
応援はしてるのですが、
駅員(中国人)でさえ彼の言ってることが聞き取れない。
私には全くチンプンカンプン。駅員が一旦その場を離れ同僚を連れてきた。
どうやらこの新しい方の人は、相手の言ってる事が少しは判るらしい。
郷里が近いのでしょう。それでも百パーセントは無理で、何度も何度も
聞き返して、問題解決。その間の後ろには永い行列が。
コレを見て、やっぱ中国は大変だな、と思った。
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