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2011年9月28日 (水)

上海地下鉄事故、こう見るー 黯談

Ditie2_2  昨日午後現地時間3時近くに起こった上海地下鉄10号線での

 事故が。その事故そのものの様子は各マスコミが詳しく?報じて

 いるのでそうした事故内容のお話はここではしません。

  怪我をされた多くの方(271名)には本当のお気の毒で、治療に

    時間はかかるでしょうが、どうぞお大事に治療に専念されて下さい。

     今日私が見ている地方紙(北海道新聞)はこのニュース一面の扱い。

  それも大きく写真も載ってますし、社会面でも大きなスペースをとって報じられて

  おります。多分どの新聞社の報道も似たり寄ったりとは思いますが。

   曰く、上海 地下鉄追突271人負傷 信号、高速鉄道と同系統

   社会面では、 「高速」と同様の追突 上海地下鉄「世界一」もろく

            市民「また鉄道か」

    の大見出しが踊っております。

     と、この手の事故では必ず先ず報じられるのが、日本人が乗っていたか

   どうか、日本人に負傷者がいるかどうかですが、

    おられましたね、お二人だそうです。私の感じでは以外に少ない人数と

   思えますが、どうなんでしょう。時間帯もありますし、地下鉄は便利ですから

   ごくごく普通に私も旅している時は利用します。尤も幸い?なのは日本人の

   観光客は団体の方が多いので、専用バスでの移動が観光の方は多いで

   しょうから、地下鉄にそうそう観光客は乗ってない様です。豫園ユゥ・ユァンと

   老西門ラォ・シィ・メンの間での事故。豫園は上海観光には欠かせない場所。

   この二つの駅は距離が短いです。その事が何か関係しているかどうかまで

   は分かりませんが。

     ここからは全くの個人的な今回の事故を見ての感想です。

   それで、昨晩からの報道を見ていて思うのは、例えば全く同じ程度の事故

   が中国で無い別の国で起こったとして、この事故の報道の扱いはこれほどに

   なるだろうか、と言う点。

     何を言いたいかというと、どうもこと中国のこととなると報道が過熱?ぎみ

   そして、国の施策なり対応を叩きますが、その加減が何故か中国にだけより

   厳しいのは、普段の何かがあるからでしょうか。

    それとも単に近い国だからでしょうか。韓国で同じような事故が起こったなら

   矢張りトップニュースになるでしょうか。アメリカでの地下鉄事故ニュースは、

   トップニュースとなりえるかどうかですね。

     リビアで人が死んでいてもその扱いの小ささから見れば可笑しい。

     これはその扱いの問題です。扱いが手厚いことは何も悪いことではない

   ので別に構いませんが、その手厚い理由が、手厚いのではなく、手荒くなって

   はいまいか。

     この点が一つ。

     もう一点は、ちょうど先の「高速鉄道」事故冷めやらぬこの時期ともあって

   それとの関連をとやかく言われるのはしょうがないでしょう。事故原因を追究

   するのは無論ですし、対策を是非とっていただかなくてはなりません。

    この点は「高速鉄道」事故の時にすでに書きました。個人的には技術のせい

   もありましょうが、機械や設備の不備や不具合があるにしても、機械はお金

   さえ出せば明日にでも買えますが、それを扱う“人”の養成に是非力を注いで

   いただきたい、との先の考えと同じです。今“人”を育てなくてはなりません。

   それには時間がかかります。ですからそれに見合った機械も配置するか、

   人は多いんですから人海戦術とまでは言わなくとも多めの人員配置でそれ

   を補うという手はありますが、経済効率優先の社会に入ってこの辺が崩れ

   てますから、手薄にになっているところで、事故が起きます。

    事故は、避けられない事故(例えば、天災のような人力で防ぎきれない)

   避けるべき事故(手立てをしておきさえすれば避けることができるもの)

   有ってはならない事故(手立て以前の問題として瑕疵のあるようなもの)

   に分けるなら、今回の事故は少なくとも避けるべき事故で、その手立ては

   必要となります、そのこと自体は今一番中国が痛感しているでしょうから、

   今後その方法が示されるでしょう。

     今回の事故で私が注目したのは、地下鉄内の事故ですので恐らく、

   事故後車内は暗闇になっていると思います。

     中国テレビの映像を見ていても、地下の様子の映像は少ないのですが

   地下から最寄駅出口に救助されまたは自力で上がってこられる人の様子が

   映し出されていますが、事故後のショックもおありでしょうが、一様に落ち着いた

   というか中国にありがちな先を争っての様子は見られない点、

    上海消防団の適切な処置や、誘導、消防団の活躍などを見ていると、

   流石大都市上海はちょっと違ってきてるかな、と思わせるものがあります。

   けが人を救助しただけのことだから当たり前と見られがちですが、某上海

   消防団団長さんなどはもっと賞賛されてしかるべきと思いますけど・・・・。

N201127007545014e82624ab16391  またまた事故後数時間でこの路線に電車を走らせた

 こと(4時間後だったかな?)に批判が出てますが、

 これまた、ここに前にも書きましたようにまもなく上海

   も人口2000万人を抱えるような超大都市となりつつあります。

    こんな恐ろしいような人口を抱えてしまった都市の交通は一旦混乱すると

  また違ったパニックを惹き起こしますので難しい判断です。

   その視点をもっていただきたいと思います。

    といったところが私の眼にうつった今回の事故の印象です。

  みなさんはどうご覧になりましたか、「また中国か!」で済ませるのは簡単です。

   その「また」が何故「また」なのかを考えなくては。

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