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2011年7月 5日 (火)

観光復興へ、「安全確認とビザ緩和を最優先」

  昨日の続きになります。

  ---- 日中友好協会機関紙『日本と中国』第2095号よりーーー

   「安全確認とビザ緩和を最優先」

  大畠章宏交通省は

  「日中観光交流復活のためにするべきことがある。ビザ発給の

   簡素化と安全に関する正しい情報の共有が急務である」

   と応えた。

   さらに、溝畑宏観光庁長官は

  「中国の友情に感謝するとともに、正確な情報を中国の皆さんに

   知ってもらって、日本が安心・安全な国であることをアピールして

   ほしい。この一連のイベントをターニングポイントにして、日本に

   来て下さい!」と訴えた。

    高橋はるみ北海道知事は、

   「中国人観光客は北海道にとっては欠かせない存在。

    年間15万人が災害以降半分以下に激減。

    回復のため中国で観光説明会を開いて北海道の魅力をアピール

   している」と話した。

    「観光交流は双方向であるべし」

   同日午後、都内の別の会場で(社)全国旅行業協会による

   「日中観光交流についての意見交換会」が行われ、中国大表団の

    二部と二階俊博同協会会長、衆議院議員、学者、作家、地方自治体

   の長、観光関係者らが参加して質疑応答を展開した。

   二階会長は

    「日本人も中国に行こう!観光は双方向であるべし。また日中を

    “近くて近い国”にするため共に働きましょうとアピール。

      出席した宮城県の大手旅館経営者(女将)の佐藤潤子さんは

   「中国のお客様の活発な消費で地元経済を盛りたてていただいた

    ので、大きな打撃ですが、これからも日本の『旅館文化』のおもてなし

    を経験していただきたい」と発言した。

   これまでも共に苦境を乗り越えてきた日中観光交流。

   03年のSARS、反日デモ、10年秋の尖閣列島漁船衝突事件と

   いろいろあった。

     「双方向の人的交流が大震災以前、いやそれ以上のレベルに

    なることを確信している」と、

    以前日中観光を

   「ジェットコースターのように良い時も悪い時ももある」

    と表現した中国国家観光局幹部は話した。

    ----------------------

   以上が、日中共催「観光交流フォーラム」を紹介した記事です。

   引用が長くなりましたので、

   この記事への感想はまた明日に。

  明天見!

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