「中国の教育現場」を見て、-『隗報』第85号、発行
発行されました。
『隗報」は隔月刊の、中国情報
フリーペーパーです。
できるだけ、身近な中国を皆さんが
中国に行かれたときの様子や、感想
などをお書きいただいております。
投稿も歓迎いたしております。
投稿のお願いもしておりますが、毎回身近な方々、普段お会いできる
ような、そんな行動範囲と同じ位のお付き合い中でお願いしておりますので、
ほぼ、この機関紙の発行元がある函館周辺の方の原稿が多く寄せられて
おります。
ごくたまに、妹背さんのようにネットで投稿して下さる方もいらっしゃい
ますが、いずれにしてもお願いは個人的な体験での感想をお願い
しております。締め切り、報酬、規制など一切ございませんので、どうぞ
貴方の、貴女の、中国での思い出や楽しかった、不思議体験を
お寄せください。お待ちしております。
『隗報』に書かれている中国は、ですから非常に“個”的な“中国”で
その意味では、書籍やマスコミで得られる中国の情報とは少し違った
“中国”を見ることができます。
そして、そうした“個”的中国の方が有る意味、本当の姿を見ることが
できたりもしています。それをお楽しみいただければ、と思います。
『隗報』は無料ですが、定期購読をご希望の方は、茶館「隗」で入手か
郵送での配布も承っております。但し、その場合は郵送費をご負担
いただきます。ご住所、回数部の80円切手を添えてお申し込みください。
さて、今回発行されました、第85号は、三人の作品が載っています。
今日は、最初のページに乗っている、野村 栄一さんの
「中国でみた教育、学校見学現場」をまず、紹介しましょう。
教育関連視察団の一員として、訪中された当時の、
中国、天津→北京→大連、三都市で学校訪問などをされております。
この三都市はみな大都会です。北京は無論その首都として、
天津は、政府直轄地という行政区分を耳にしたことがあおりでしょうか、
大連は、東北の遼寧省の省都ではありませんが、なぜか、省都の
瀋陽市より日本人は馴染みがあるそんな町です。
訪中時のマイカーの増えていく様、高層ビルの乱立する様子などの
驚かれ、学校訪問では、子供たちの優秀なのに驚いておられます。
一般に、中国ではこうした学校訪問の際は、重点校と呼ばれる、
優秀な子を集めて、政府の予算その他も手厚くして、優秀な先生を
つけて、英才といわないまでも、かなり進んだ教育現場を外国からの
お客さんにお見せする、という形が多く見られますので、そうした学校
を何校かご覧になっております。
大連市では学校教育機関ではない、海外への研修組みの、
日本語特訓クラスの様子がほんの少しだけ触れられております、
こちらは、学校とは違い、なかなか話題にならない珍しい風景が
書かれております。
『隗報』は紙面が限られておりますので、もう少しこちらの様子も
知りたかったのですが、ちょっと残念です。
今一度この辺のところももう少し詳しく書いていただきたいものと
期待しております。
或いは、読者の中で、同じくこうした教育機関や語学研修の場を
見学されたり、もっと直接、そした場で日本語を教えていた、なんて
方がおられましたら、どうぞ、『隗報』に投稿してください、お待ちして
おります。
明日は二人目の書き手、
北澤さんの、「ラーメンのルーツをたどる旅」を紹介いたします。
『隗報』郵送での定期購読ご希望の方、
『隗報』へ投稿いただける方、いずれも下記の住所
あてお願いいたします。ご連絡お待ちしております。
〒040-0013
函館市千代台町14-8
茶館 「 隗 」 内
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