日本政府・東電の発表は、「逆狼少年」・・・ 一派謊話
東日本大震災後のとりわけ、原発の事故の部分で、
昨日の話のように、日本政府や東京電力の発表をさして、
「逆狼少年」だとの指摘がある。
本家?は「狼が来たぞ~!!」とたびたび騒ぎ、脅し、
その実、狼が来たことは一度たりともなかったので、
誰も終いには相手にもしてくれなくなった、の話はご存知の通り。
それが、日本のそれはまったく逆で、「大丈夫~!!」を言い続けて
いるが、実はかなり危ないんであって、それを知らせずに
ただただ、、安心して下さい、は同じように何度も裏切られれば
それはもう効き目がないでしょ、ということだ。
「逆狼少年」と呼んでいる。
昨日、今日あたりの中国の報道を見ていても、
どこにも、日本の騒ぎを取りあげてはおらず、燃料棒の露出なんて
な問題を何で今頃になって騒いでるの?くらいの位置づけ。
これが、ちょっと困ったな、と私が思ってるのは、中国は
これまでそれなりに日本の報道に気を向けて、それを取り上げ
都度かなり詳細にそれらを評していた中国のマスコミが、まったく無視。
これは困るんですね、相手にもされなくなっちゃった。
今後もそうした視点で、どうせ「逆狼少年」と思われるのは
これまたかなり危険。
これは拙いですね、かなり困りもんです。
いま「安心です」「北海道は安心です」「××は大丈夫」と
言ってもそれが額面どおり行かなくなってきました。
これが一つの問題。
それと、日本人の本来のあの細かすぎる?と言われるほどの
細部にこだわる民族がですよ、原発のそんな危険なものを扱って
そんなルーズは記録と結果しか出せないのと、見られている。
本来?の原子力発電所はそれはもう細かい神経質といっても
いいくらいの管理がなされているのでして、こんな大ざっぱな話で
すごせるようなところではありません。
あの画面に出て発表している、東京本社にいる人たちがどんな
人たちかわかりませんし、彼らにしてからも言わされているだけかも
知れませんが、現場はあんなんじゃありません。それもこれまでの
平常時の原発内部の神経質さといったら、それはもう日本人が
管理するとこうだよね、と思わせるものと、さすが日本人は細かい
わい、と言わせるほどの徹底した管理下にあるんですね。
それがこの余りに雑といいますか、こんないい加減な発表では
日本の、日本人のこれまでのあり方、優れている言われていた
日本人のそうした部分もいま疑われ始めてています。
日本全体が、日本人が、日本に対するイメージを変えつつある。
そんな対応をいま、日本政府や東京電力の人たちはしているわけですね。
これまた、ちょっと困りものです。
そして、イメージというやつは一度出来上がってしまうともうなかなか
変えることはできない。
「狼少年」はいつまでも「狼少年」であって、誰もそのまま評価して
貰えなくなります。
「逆狼少年」も、今度ほんとうに「大丈夫」なときも、そのまま
それを信用して貰えなくなりそうです。
困りましたね。これは。
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