« 今ごろ!全炉心溶解発表ー現在才・・ | トップページ | 中国の「狼少年」物語、-中国・幽王的故事 »

2011年5月18日 (水)

日本政府・東電の発表は、「逆狼少年」・・・ 一派謊話

   東日本大震災後のとりわけ、原発の事故の部分で、

  昨日の話のように、日本政府や東京電力の発表をさして、

  「逆狼少年」だとの指摘がある。

   本家?は「狼が来たぞ~!!」とたびたび騒ぎ、脅し、

  その実、狼が来たことは一度たりともなかったので、

  誰も終いには相手にもしてくれなくなった、の話はご存知の通り。

   それが、日本のそれはまったく逆で、「大丈夫~!!」を言い続けて

  いるが、実はかなり危ないんであって、それを知らせずに

  ただただ、、安心して下さい、は同じように何度も裏切られれば

  それはもう効き目がないでしょ、ということだ。

     「逆狼少年」と呼んでいる。

    昨日、今日あたりの中国の報道を見ていても、

   どこにも、日本の騒ぎを取りあげてはおらず、燃料棒の露出なんて

   な問題を何で今頃になって騒いでるの?くらいの位置づけ。

    これが、ちょっと困ったな、と私が思ってるのは、中国は

   これまでそれなりに日本の報道に気を向けて、それを取り上げ

   都度かなり詳細にそれらを評していた中国のマスコミが、まったく無視。

     これは困るんですね、相手にもされなくなっちゃった。

     今後もそうした視点で、どうせ「逆狼少年」と思われるのは

     これまたかなり危険。

    これは拙いですね、かなり困りもんです。

    いま「安心です」「北海道は安心です」「××は大丈夫」と

    言ってもそれが額面どおり行かなくなってきました。

     これが一つの問題。

     それと、日本人の本来のあの細かすぎる?と言われるほどの

    細部にこだわる民族がですよ、原発のそんな危険なものを扱って

    そんなルーズは記録と結果しか出せないのと、見られている。

      本来?の原子力発電所はそれはもう細かい神経質といっても

    いいくらいの管理がなされているのでして、こんな大ざっぱな話で

    すごせるようなところではありません。

     あの画面に出て発表している、東京本社にいる人たちがどんな

    人たちかわかりませんし、彼らにしてからも言わされているだけかも

    知れませんが、現場はあんなんじゃありません。それもこれまでの

    平常時の原発内部の神経質さといったら、それはもう日本人が

    管理するとこうだよね、と思わせるものと、さすが日本人は細かい

    わい、と言わせるほどの徹底した管理下にあるんですね。

     それがこの余りに雑といいますか、こんないい加減な発表では

    日本の、日本人のこれまでのあり方、優れている言われていた

    日本人のそうした部分もいま疑われ始めてています。

     日本全体が、日本人が、日本に対するイメージを変えつつある。

    そんな対応をいま、日本政府や東京電力の人たちはしているわけですね。

      これまた、ちょっと困りものです。

    そして、イメージというやつは一度出来上がってしまうともうなかなか

   変えることはできない。

    「狼少年」はいつまでも「狼少年」であって、誰もそのまま評価して

   貰えなくなります。

    「逆狼少年」も、今度ほんとうに「大丈夫」なときも、そのまま

   それを信用して貰えなくなりそうです。

     困りましたね。これは。

|

« 今ごろ!全炉心溶解発表ー現在才・・ | トップページ | 中国の「狼少年」物語、-中国・幽王的故事 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本政府・東電の発表は、「逆狼少年」・・・ 一派謊話:

« 今ごろ!全炉心溶解発表ー現在才・・ | トップページ | 中国の「狼少年」物語、-中国・幽王的故事 »