祈盼
一昨日の夜の余震でまた死者が出た。
今尚停電のところも少なくないらしい。
なすすべがない。
ただ、祈るだけだ。
今日のニュースでは、
中国は、国家質検総局というお役所があるらしいのですが、
そこが輸入品を管理する部署らしく、
日本から中国への輸入品目、輸入個所、輸送経路等の制限を一層、
制限を厳しくする、と発表している。
これも現状を見れば致し方ない。
これまた、核電站の成り行きを睨んで、祈るしかない。
日中友好協会機関紙『日本と中国』4月5日号第2088号に
村岡 久平 協会理事長の文が「フォーカス」欄に載ってますので
紹介しましょう。
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《文・前半は地震の分析が書かれていましたので、
前半を省略しております。》・・・・・省略
東日本大震災の被害は、地震の揺れそのものよりも、その後に来襲
した大津波のほうが、人的被害の面ではあるかに甚大である。
さらに、深刻な原発事故も加わり、まさに三重苦の苛烈な複合災害と
なってしまった。
一方、中国の国家原発事故緊急対応調査委員会は3月21日、
福島原発事故で放出された放射性物質についての声明を発表した。
世界気象機構と国際原子力機関の北京地域環境緊急対応センター
の分析をもとに、同日午後4時時点での中国への影響はないことを
明らかにした。
また、環境保護省国家原子力安全局と国家海洋局も同様の見解を
示し、「福島原発事故が中国の環境と一般市民の健康の影響を与える
ことはない」と、その時点での情況の総合的な分析結果を発表している。
中国から協会への沢山の見舞いのファックス、メールなどが寄せ
られている。受け取るたびに胸はつまり、感激と感動がこみあげてくる。
5月の貴州省で開催予定だった「友好交流会議」は延期になった。
その貴州省人民対外友好協会からは「募金の受付があれば教えて
ほしい」と、電話で問い合わせがあった。
胡錦涛国家主席は、両陛下に対し心からのお見舞いを述べられ、
3月18日には北京の日本大使館を初めて訪問されている。
全国の協会の皆さん!いま被災地には、困難に打ちかって再建を
始めた会員を含む人たちがいます。
皆で、心からの支援と協力を示していきましょう。
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との文を寄せています。
協会では、義援金を集め、被災した地域の各協会や留学生などの
在日中国人のお見舞いや生活支援に充てる、活動をしております。
「東日本大震災 被災者救援募金」
郵便振替口座は、 00120-6-18610
加入社名 社団法人 日本中国友好協会
となっております。
通信欄に、「東日本大震災義援金」とご記入のうえ、お送り下さい。
函館日中としては、団体としての取り組みはすでに行っております。
個人での送金は上の口座へお願いいたします。
振込み手数料はご負担していただくこととなります。
函館日中地域機関紙「はこだて日中だより」をただ今発送中です、
そちらにもこの点を記載しております。どうぞご覧下さい。
函館日中友好協会
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