« 函館日中・中国語教室受講の皆さんへ、 | トップページ | 原発事故で飛び交うデマー謡言不可軽信 »

2011年3月29日 (火)

震災臨時帰国証明-帰ったのち、更なる問題が

  各国の報道は、日本大地震報道一色だったのが、少し、リビア情勢とか

  他のニュースが入るようになりましたが、その目はまだ福島に注がれています。

   中国も各新聞社・テレビ局は、さすがに番組を変更しての特別番組は

  なくなりましたが、新聞記事はまだその量が衰えてません。話題の多くは今後

  の日本経済と、福島がどうなるかです。

    時事問題を扱うトーク番組はこの話題です。

    今回の災害発生後、新しく記者を送り込んできた新聞社などもあるのでしょうが、

  恐らく多くは以前から日本特派員でいた記者の人たちが、現地発、或いは東京発の

  ニュースを大量に打ち続けております。

    今日の話題は、日本の報道では私はまだ見てないのですが、菅首相が何でも

  参議院予算委員会で、首相として今回の災害にふれて「戦後最大の日本の危機」

  といった認識を普通に示したものだと思いますが、これに触れ、「日本の危機」を

  大きく扱っています。

    まぁ今はどんな発言をしても、普通に取られない、という悲しい情況にあり

  ますので、致し方の無い部分もありますが、大変です。

    今回の災害、様々な特例措置を採らない限り立ち行かない問題がそれは

   もう山済みでして、今後も先に行けば行くほどそうした問題は噴出してくる

   であろうことは明らかです。政治力が試されます。

     中国人研修生が取るものもとりあえず、帰国した。

   そんな研修生のうち100人近くが津波でパスポートも流されちゃった。

   命からがらという情況ですので、バスポートどころじゃない。で、この人たち

   を帰国させるには、パスポートの再発行なんてな悠長なことは言ってられず、

   「東日本大震災臨時帰国証明書」を駐新潟中国領事館が発行、

   なんとか出国でき、中国にも無事入国できた。

     宮城県石巻市に来ていた研修生がその殆どなのですが、

     多くは中国漸江省ズゥ・ジャン・ション、温州市ウェン・ズォ・シ

    という所からきている。温州はもうすぐ下が福建省というような位置の

    南のおだやかなところで、温州みかんと言えばわかりますかね?

    何でそこからそんなに来てるかというと、

    石巻市と温州市は姉妹都市なんですね、ですのでその交流の一環

    という意味もありまして、そこからの人が多いのですが、

    この人たち兎に角、着の身着のまま、で帰国。

    命は助かったが、何にも持ち帰れなかった、自分達の貯金通帳さえ

    ない、でも地元郵便局には積み立てていたお金がもある。

      ここでも何か特別の措置をしないと、自分のお金が正規の方法、

   つまり本人が窓口にいって自分の貯金を身分証明者か何かで証明し

   通帳は、カードは無くても大丈夫なようですが、この程度の緩和措置では

   対処できない。

     できれば、自分達の流させた荷物も、旅行トランクなんかは見つかって

   いるが、それが取りに行けない。中に高価なものはないはものの、思い出

   の品が入っているから是非手元に戻したい。

           これも、誰が手がけて、どうやって本人に戻すか。

     受け入れていた会社もそれに手を掛けるだけの余裕が無いの現状。

    などなど、人が暮らしていればそれだけの細々とした問題がある。

   命が助かった、なら、次はその個個の問題なり要求に応える為には、

   これまでの規定では対処できないだろうし、

   それらに沿った新しいシステム作りも必要となるのだと思う。

    姉妹都市提携の縁を大いに生かして、両都市の間での連絡が

   上手く行き、この辺の細かい問題にも徐々に手が届くようになることを

   願っている。

   

|

« 函館日中・中国語教室受講の皆さんへ、 | トップページ | 原発事故で飛び交うデマー謡言不可軽信 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 震災臨時帰国証明-帰ったのち、更なる問題が:

« 函館日中・中国語教室受講の皆さんへ、 | トップページ | 原発事故で飛び交うデマー謡言不可軽信 »