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2011年3月 1日 (火)

中国・春節(お正月)総決算、その経済効果

   中国のお正月・春節(今年は2月2日から8日までの一週間)休みが

  終えて早や一月が過ぎました。

    このところ続々と、その春節期間(7日間)の様々な総括がされ、

  数字としてそれぞれの部署が発表されたり、新聞紙上やネット上でも

  そうした春節期間の愚痴が沢山聞こえてきています。

    鉄道部は、この一週間の「春運ツゥン・ユゥン」の移動者数を26億人

  などと、とんでもない数字を上げたりしてるのを見ると、これは鉄道のみ

  に限らない数字だとのことですが、それにしてもこの国の凄さが

  改めて分かります。

     そこで、ちょっとこの一週間の休暇の間に一体中国の人たちは

  何にどれだけお金を使ったのか?を見てみましょう。これって昨日の話題とも

  関係あるので一ヵ月後のこの機会に見てますね。

    大雑把ですが、消費のありようを、中国国内での消費と、国外へでの消費

   の二つに場所を先ず分けましょう。

   

   その一、中国国内消費の様子と、何に使ったか?

   中国の人が一週間のお休みで、国内を先ほども言いましたように帰省や

   旅行でそれぞれ移動したんでしょうが、そうした消費もさることながら、

   中国の新聞などの話題と追ってみると、こんなことを書いてます。

     年々そうなりつつはあるが、今年の春節などを見ていると、最近は

   「春節」じゃなくて、まるで「春劫」だと書いてる。どういうことかと言うと。

     「春節ツゥン・ジェ」ならぬ「春劫ツゥン・ジェ」は、音が同じで一字違いの

   遊び、つまり「春節」は「春におびやかされる」に変わったんだと。

      クリスマスのプレゼントにお金かかり、「クリスマス」が「クルシミマス」

   と、言ってるくらいの駄洒落遊び。要するに、

     「春節」がちょっと怖いと、言ってる。何で怖いかというと、お金がかかり

    過ぎる、という訳です。それくらい、「春節」がくるとモノ入りだと。

     「年光族ニェン・グァン・ズゥ」とも書いてた。こちらは一年分の蓄えを使い

    尽くす人たちの意味で、そうした一年コツコツ貯めたお金もこの7日間で

    あっと言う間に使い果たす人が大勢でてきて、大変なことになってるらしい。

     尤もそれって、使えるからそういう人たちが使ってるだけで、無い袖は

    振れない、というやつですから、そういう所の中国の人たちの収入と中国

    の人たちの見栄(面子)も手伝って、その消費が凄いことになってる。

     極々粗い平均ですが、某新聞の調査によると、春節の出費が

    1万元以上(≒13万日本円)を使った家族が半分以上を占め、5千から

    1万元(≒6万5千円から13万円)の家が30%、それ以下でも5千元に

    近い支出の家が多かった、という。ホントかね・・・と思わせるような数字

    ですが、これ結構まるでウソでもなくて、出せる家はそれくらい出してる

    ということで、理解してください。

      

      次のその使い道。

     これは先ほど触れたように旅費などもあるにはありますが、意外?や

    意外?一番多いのは圧歳銭ヤァ・スィ・チェン(お年玉)です。

      つまり、現金が飛び交ってた訳ですね。中国のお年玉、ちょっと日本と

    違いまして、日本ですと年越しに大人が親戚の子供に、の流れが主流

    ですが、中国の場合は、勿論それもあるのですが、その他に、子供と

    いってももう働いて一家をなしている子供ですが、その人たちが年老いた

    親達に、のお年玉もあって、輻輳してまして、一方通行ではない動きが

    あります。

      で、自分の両親に3千元(≒4万円)、舅さんにも見栄もあるので

    1千元(≒1万3千円)、ご主人の方の或いは逆にお嫁さんの方にも

    親はいるからそちらへも。甥・姪がいる、親戚一同にもあれやこれやの

    ゲンナマ作戦で、総額とんでもないお金がかかる・・・・と。

      これはお年玉でこれに又プレゼントが付くんですね。両親に冬の

    コートとか、健康を願ってそうした健康食品や健康器具なんかも

     すぐに1千元くらいになっちゃいます。親孝行だ!!

     そりゃまぁ、かければ幾らでもかかるでしょうよ。苦しいと言いながら

    何とかかけれる。誰もがこれはちょっとおかしいぞ、と思いながら誰もが

    それを打ち破るだけの勇気?もなく、中国・春節経済は、ただ今ゲンナマ

    が恐らく数億円の単位で飛び交う、凄い経済活動となっております。

     で、どうなのよ、一体幾ら使ってるの?ということですが、

    まったく私の独断に任せてもられるならば、

    大体春節の今年の出費の平均は3千元(≒9万円)としておきましょう。

    凄いですよコレ!日本だってそんなに使わないし。いやいや日本こそ

    いま、お正月だって物は売れてないし・・・。

       それでもネットなどで見る限りは、

     「親にこんなに(数千元)もやってあげれて好かった!!」なんてのが

     多く目にしますが、これはまぁ、書き込みというやつは少なくとも

     それを人たちの目も意識して書かれてますので、そんなもんでしょ。

     相当無理してる思いますけど・・・

     春節が一年の祝日の最大ですので、一年貯めに貯めたものを

     一気に吐き出すという、お祭りの原則にはあってますので、後はこの

     春節という祝日の位置が段々に日本と同じように、ハレとケの日の

     区別がなくなり、日本の今は毎日がお正月みたいな、飽食の毎日

     になると変わるのでしょうね。

      これはちょっと長くなりました。ということで、

     二つ目の、春節期間の海外での中国人の消費活動

     はまた明日ということにさせて下さい。

      何か耳寄りな話があったら教えてください。では、

     明天見!!

      

      

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