中国お正月といえば爆竹ーウェブ版「私の見た中国」3月号
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中国、お正月、大晦日といえば爆竹です。で、
昨年でいいますと、その大晦日から始まって、
火災発生件数2512件。
火災による経済的損失額は、774万元(≒9600万円)
爆竹や誤った取り扱いが火災の主な原因。
北京市では爆竹による火災は161件。
昨年に比べて1・78倍のありがたくない増となった。
どんだけ懲りないの?って話しです。
それでも辞められない爆竹。一体なんなの?と思いますが、
そこはそれ、日本だってそうとう危ないお祭りは結構ありますし、
実際に死人や怪我人が出てますしね。
理屈じゃないらしいのです。お祭りですし。その熱気がまた
盛り上がる。危ないからこそ燃える。母親に危ないことしちゃ
いけませんよ!と言われるとますます遣りたくなる。あの心境
なんですかね。そんな中国・大晦日の爆竹のお話です。
それで、ホームページには書かなかったことを少し
補足しておきますと、なんと、その大晦日の花火にかける、
費用もこれまた相当なものでして、ちょっと常軌を逸している
とも思えるような、お金のかけようです。
私なんかは花火に給料一か月分をかける、と聞いただけでも
それはあんまりダァ~と思うのに、これがまた一か月分どころか
数ヶ月分にあたるお金をその大晦日の夜の花火の為に使って
る人がいるとういから驚きですね。
それってちょっと異常なんではなかろうかと。
どうなのコレ。日本もお祭りの為に、相当準備して衣裳から何から
誂えで、かかる費用が相当なものもあるようですが、これまた
私のケチな考えでは。日本のは衣裳その他何がしか形として残ります
けれども中国の方は、爆竹ですから。なぁ~んにも残りません、みごと
に煙と消えます。音と共に、一瞬のうちに何もかもが消えてしまいますけど、
それでまた善いんですかねえ・・・。
まぁ浪費というか、思いっきり使う、というその潔さは分かります。
これってそういえば、今話題の中国人日本観光客の「爆買」に
通じるものがありますね。
思いっきりの良さというですか。
でも、それにしたところで、命まで落としたり、怪我したりしち
駄目でしょ。駄目ですよ。
爆竹の火薬とかに規制をかけてもすぐにそれを破る商品が
でてきそうですしね。
どうすればいいんでしょ。
まぁそれは私の考えることではないので、中国当局が考える
でしょうが。禁止といったところで、完全に禁止するのは無理ですし
ねぇ~。実際数年前に禁止に踏み切ってみたものの、結局は
当局への風当たりが強くなるだけで、
不満がたまりますます、爆竹でも鳴らさないとやってられるかぁー!!
って感じになって、またぞろ解禁。
で、最初の数字にまたまた戻っちゃったと。
大晦日、と言っても中国の大晦日ですから、旧の大晦日ですよ、
除夕ツゥ・シィ、と言いますが、この日の夜は、
ホントウにこの 放鞭炮ファン・ビィェン・パォの音で
寝れないんですから、寝させてくれません。
街中の最高に煩いところなんか、そこでピストル撃って殺人事件が
起きたって分からんくらいです。
中国・大晦日の爆竹にまぎれての殺人事件なんてな
推理小説を誰か書いてください。
あの爆竹の 「バリ!バリ!!バリ!!!」
という音は中国人の血を騒がすんでしょうなきっと、
といったお話しを書きました。どうぞご覧下さい。
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