異常気象??-貴州連続雪冰天気
函館も、朝のうちは雪も降らずに
いたのですが、その後ですね、
数時間車から離れて戻ってみたら
いつの間にか、車に積もっている
雪が半端じゃない量で、驚きました。大雪ですよ、これは。
寒さはどうなんでしょう、中国での旅先が暖かかったせいでまだ
身体がついてきてません。
「寒い!!」を連発してますが・・・寒いでしょ??
人間きっと、温度差で20度位の差を超えるとちょっと適用できない
のではないでしょうか。
20度前後のところから-10度近くの所への移動は、大雑把に言って
30度くらいの温度の開きがありますから、これはもう身体が対応できない
のも致し方無いかも知れません。
加えてこの雪で、雪かきに追われ、今やっと時間がとれました。
やれやれ。
オーストラリアの異常気象による洪水の話題が日本のテレビでも
報道されてました。
日本では余り報道されてないようですが、実は中国も、というか、
中国全体はああいう大きな国ですので、全体的にはそうそうおかしく
もないのでしょうが、地域によってかなり異常気象の現象が見られて、
混乱しています。
新疆地域の-30何度のニュースは何時見たのか忘れましたが、
そう日は経ってないと思います。-30度はキツイな。車のエンジンが
かからないとインタビューで北京語ではない何語だ?ウィグル語か?
で答えていたオジサンはその-30どの中何処へ行こうとしてので
しょうか、そっちのほうが興味あるなぁ。
旅行中も、何度もニュース番組で取り上げられてましたが、
貴州省というところ、その下の広西などで被害が出ています。
貴州はもともと山あいの地域が多いのですが、
冬の降水量がそう多くはなかったのに、ここに来て、気温が寒いのに
雨というか、霙というか、氷雨なんていう綺麗な日本語もありますが、
雨が凍り付いて、電線に着氷して電線を断線させ、
高速度緒路では降った雨が直ぐに氷結し、通行止めなどになり、
人・物資の輸送に大きな影響が出ていますし、物流が止まりますので
生活にもかなり、停電や停水も含めて深刻な影響が出ています。
しかも、これがもうかなり長いこと続いていまして、
旅行中に見た中国国内ニュースでは、
貴州の長距離間移動のバスに乗り込んだら、そのバスがこの氷雨の
影響で、途中で立ち往生。日本なども鉄道でたまにこういうことがあると
車中泊、なんてことになり、簡単な食べ物や水を配給されたりしてますが、
バスの中に小さな子供を抱えるお母さんがいて、その子のミルクは多少
余分に用意して乗車したものの、こんな事態は予測していなかったので、
先ず何より、ミルクを作るお湯が用意できない。
赤ちゃんは泣き出すし、生命にも係わってくる。
そこで、それを知った近くの町の警察官が連絡を取り合って、一番
近い村の雑貨屋を夜中に訪ね、何とか粉ミルクとお湯を手に入れ、
それをまた、この山間部で立ち往生しているバスまで届ける。
なんと、大変なこと・・・
といった内容の、これはニュース番組でやるニュースとはちょっと
違うだろう、という美談を放送してました。
これがまた、そのお母さんの「困ってます!!」インタビューから、
ソレッてんで、号令とと共に山間部から携帯を駆使し、特別車両を組んで
ミルクを買いに走り、店の人を叩き起こし、またバスに戻るまでの映像が
全てある、というまるで用意したかのような美談の物語を見せられました。
そういえば、日本も最近ニュース番組を油断して見ていると、ニュースとは
ちょっとかけ離れた内容で放送していることが多くなったしなぁ~
などとボンヤリ考えながら見てましたが、
まぁ、そんな美談はともかくとして、
相当被害は出ているようで、
すでに貴州省だけで389万人に影響が出ていているそうです。
凄いよ、貴州省だけでもそれも被害者の数だけで400万人に
なっちゃうんだから。
それに比べりゃ、雪国で雪の降るのに何の不思議があろうか、
ということで、雪かきに精出すよりないですが、
それにしてもこの降り方ですと、一日一回の雪かきでは済みそうも
ないですよ。
みなさんのお住まいの地方がどんなかは分かりませんが、
函館もこれはちょっと例年とは違ってるかな、と気づきました。
今頃・・・?遅かったですか??
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