東北新幹線青森駅開業で、函館にも・・・
4日の、東北新幹線が青森まで。
次は海を渡って、函館へ、とそんな記事や報道を目にして、
オメデトウムード、と、歓迎ムードは分かりますが、
個人的にはどうも・・・。
こんな感じで、函館駅前商店街は「大門だいもん」と
呼ばれてまして、そこのアーケードには
こんな垂れ幕がかかりますよ、の紹介です。
そしてその幕には、
下に、中国語・英語も併記され、
日本人観光客だけではなく海外からのお客様
をもお迎えする準備が・・・、
という話題です。
いつも思うことですが、この新幹線関連ニュースですが、
もう、新幹線もそれ自体は珍しくもありませんし、ただその路線が
伸びているだけですし、時間が短縮といってもそろそろそんな時間も
折込済みというか、そう感動するほどの驚きもなく、経済効果を期待
されるのは結構ですが、期待値が余りにお起きするぎるように思えます。
大体、こうしたスピードを求める人たちは速ければ速いほどいいので
しょうから、そうした人たちにその町をゆっくり見ていただくというのは
望めませんし、新幹線が届いたことによって、急に人の流動量が多く
なるようなことはなく、これまで飛行機だった人が、新幹線へ、これまで
在来線のお客が新幹線への移行の問題であって、
これを機に観光に出てみようかなどというひとは一体どれくらいに
なるのかは分かりませんが、絶対数がどれくらい増えて、更にその人たち
の旅の形態も“新幹線”並に忙しいのだとしたら、どうでしょう、
旅はゆっくりの提供するほうが好いんではないでしょうか。
さて、このままでは中国話題と関係ありませんので、
ここで無理やり中国の方の新幹線話題に持っていきますが、
中国でも矢張り新幹線による経済効果などは勿論期待しているようですが、
明らかに日本と違うのはその、土地の問題ですね。土地が全て国のもの
ですので、新幹線による、駅前や沿線での土地問題というのが直接には
派生しません。
更に、中国での新幹線利用者は、その切符の高さなどから、
明らかに在来線利用者とは別の人たちに利用となりますので、
一般に及ぼす経済効果の違いはあります。
新幹線発着の為の駅が、在来線とは違う、中央駅ではなく、
市の外れの方の駅から出ることが多いので、それなりに不便です。
ですが、日本より広い国土を走る鉄道は、新幹線は日本よりもっと
切実に欲しい問題でもあり、実際必要とされております。
で、すでにここの所相次いで新幹線路線が出来上がり、試験走行
実施となって、走っております。
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