2010年の中国
2010年が
間もなく
終えようとして
おります。
この一年中国を振り返り、
普通だと、「上海万博」や、「アジア大会」などビックイベントが目白押し
でしたので、恐らく一般紙ではそうしたニュースが取り上げられるでしょう。
ですが、一般の人のこの一年、
何をおいても庶民の関心は「物価」の問題でした。
ごく毎日の生活の暮らしに影響している、野菜やその他の値上がりを
はじめ、上のように、マイホームの値上がりも深刻です。
ですので、何より一番は物価問題でしょう。
次が「犯罪」の問題です。
こちらも、中国の社会形態の変化に伴い、
これまでは、考えられない「犯罪」が発生するようになりました。
日本でもそうですが、「誰でもよかった殺人事件」や、児童を襲う
無差別殺傷事件が中国でも起こってます。
その次が、「マイカー時代」の到来。
ごく庶民でも何とか手の届く存在となった中国。マイカー社会へ
入り始めました。私の言う「マイカー時代問題」は、車を買う側の
問題でなく、社会全体の問題ですね。
車社会へ入る準備が十分に届かないうちに、突入した中国では
その環境、例えば石油の価格問題、保険、駐車場、交通マナー、
これらの付帯する問題が余り話題になってませんが、実は、
「マイカー時代」の到来を賞賛する論調が多いようですが、これは
もっときちんと負の部分にも目を向ける必要があります。
2010年、私の中国ビックニュース、ベスト3は以上のように
1・「物価問題」 2・「犯罪の問題」 3・「マイカー社会問題」を
挙げておきます。
恐らく一般のニュースでは話題にもならないでしょうが、
確かに「尖閣問題」や、「中国人権問題」やらが必ず今年一年の
トップを飾るでしょうが、それらは、実は大きいは大きいのですが、
一過性の問題であって、衝撃はありますが、もっと根本的な
中国の今年2010年の問題は上の三つだと思います。
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