「非誠勿擾」フェィ・チェン・ウー・ラォ、続編
邦題が、「狙った恋の落とし方」となった、この映画
『非誠勿擾』は、08年の中国のお正月映画として公開されてから、
中国国内で大ヒット。更に舞台が北海道道東だったことから、
北海道観光にも火をつけ、その点でも何かと話題になった。
日本では映画そのものより、中国観光客に火をつけた映画
として取り上げられることが多かったようですので、そちらの話題
としてご存知の方も多くいらっしゃるのでは。
監督は、
馮小剛 フォン・シャォ・ガン
限りでも、「不見不散ブ・ジェン・ブ・サン」、
「没完没了メェィ・ワン・メェィ・リャォ」、
「大腕ダァ・ワン」「手機ショゥ・ジィー」と、
その題名の付け方からしてしてどうして
彼独特のものがあって、矢継ぎ早に出される
作品にも、他に例を見ない面白さがある。
また「賀歳片フゥ・スゥィ・ピェン」と中国語では言いますが、
日本で言う、正月映画とでも言いますか、年越しの時に発表される
作品は毎年中国の人たちの注目の的となっている。
この監督はその期待を裏切らず確実にその年の話題作を提供
しているという点でもその才能が択一していることを表している。
また、中国でちょっと売れる監督は、大概それ以降は外国資本との
合作または、そちらへ乗り出して制作費と捻出されようとするからで
しょうか、どうもその映画ですから、どう向かっても商業ベースなのは
いかな私でも理解できますが、このヒット作を飛ばした他の監督たちと
彼がちょっと違うのは、頑なに軸足を中国から動かさない、というこの
点でも潔さと、姿勢が感じられるそんな監督です。
で、その08年度版が先にあげた映画『非誠勿擾』。
そしてここのところ、『非誠勿擾』でもそうであったように、主演を
葛優グゥ・ヨゥとコンビを組むことが多いのですが、これがまた、
作品とよく合ってヒットを飛ばす一つの要因ともなっています。
ちなみに、上にあげた映画のどれもが彼とのコンビとなっている。
ということで、毎年の期待に応えるのはどうしてなかなか大変ですが
今年はその『非誠勿擾』の続編で勝負するらしい。
実はこの映画、先に申しましたように08年の年を越え、09年中国で
火が付いた時点でもうすでに、その続編があるんじゃないか?
と言われてもいたし、監督自らもそんなニュァンスの話をどこぞでした
とか、実際に活字になってる(私は見てないので未確認)とか、
まぁ、あの結末とあの人気振りと、葛優と『非誠勿擾』でも舒淇スゥ・チィ
が余りに好すぎたので、これをもう一度と望む声も多かったのでしょう、
兎に角早くから、続編を待ちわびる声とそれに応える話が聞こえてきて
ましたので、そなると好いなとは思ってました。
何故なら、続編があるということは、またぞろ北海道を使って貰える
かも知れない、柳の下のドジョウ??
それで、『非誠勿擾』後半が、道東ロケで物語が進められその風景も
また、人気でしたので、次回作も是非わが町にラブコールが相当あった
と思います。具体的に北海道のどの自治体がどれくらい監督に働きかけ
たかまでは私には分かりませんが、確か道として、監督に感謝状?を
贈ったり、お会いになったりしているはずです。
実は私も全く個人的にではありますが、(密かにというか誰も知らない
うちに、というか誰も関心もないでしょうが)
この監督に「是非次回作は、道南函館の地で物語を展開されて
下さい」との要望兼ファンレターを、函館の夜景の写真やら道南の
大沼の四季などの写真と共に送っています。
ただ、監督個人の住所は分かりませんでしたので、
一ファンとして、映画会社に送ってますので果たして監督の手元まで
届いているのやらどうやら。
そんな、私の努力?もむなしく、
残念ながら、次回作『非誠勿擾』のロケ地を北海道は逃してしまいました。
というか、日本が逃したと言うべきか。
撮影となったようです。
北海道民の期待と要望?を
叶えられず残念です。
最も北海道道民がどれくらいそれを知っていて、どれくらい
望んでいたかも分かりませんが、もう一回北海道ロケで物語を進めて
貰えると、それはそれは、北海道経済にとっても相当の影響力があります
ので、期待は大きかったのですが、
そんなに期待してたのはそう多くもないようで、ガッカリの声も余り
聞こえてこないところを見るとそんなでもなかったのでしょう。
今回こそ逃したものの、
是非この監督にはもう一作ぐらい北海道を舞台にした
北海道の自然をバックに物語が進むそんな映画を是非撮って
貰いたいものだと願っている。
今もう一度監督に手紙を書いてみようかな・・・とも
思っているが、さて読んでもらえるもやらどうやら。
監督が自ら函館・道南に来てくれるとありがたいんですがねぇ・・
ということで、この映画の書き残しを明日もう少し。
明天見!!
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