ウェブ版「私の見た中国」今月号はー「下雪了」
『隗かい』ホームページの、
「私の見た中国」今月(12月)号の記事が掲載されました。
いつも、ご愛読ありがとうございます。
今月号は、季節も季節、そんな時期ですので
というお話です。上をクリックしていただけますと、
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今年も残すところ少なくなってまいりました。
昨日、函館は日中大吹雪になりました。その雪が今朝も路上にあります。
中国の各地からも雪の便りが届いております。
雪国に暮らすものにとっては、あまりありがたくもない、長いこれからの
冬を思わせる、そんな雪ですが、
雪のない地方の方にとっては、雪は少し
ロマンチックで、われわれの思う雪とは
ちょっと感じ方が違うようです。
ですので、函館に近年沢山おいでになっている、台湾からの観光客の
皆さんなどは、せっかく冬の北海道に来ても雪がないとちょっとがっかり、
という話も伺ってますし、
何もない冬の公園で、雪にまみれて遊んでいる団体の方を見かけた
こともありますし、乗り物の車窓から外を眺め雪が降ってきたら、突然
「下雪了!!」と喜びの声をあげてられる海外からのお客様を目にした
こともありますので、そのがっかりさ加減も分かります、
分かりますが、こと暮らすとなるとそれとはまた別でして、大変です。
中国だからと言って、別に雪に変わりは
ありません。
雪ですから。
実は、ちょっと書きましたが雪質というか、雪もこれでなかなか種類が
多くて、雪の降らない地方の方には分かり辛いでしょうが、水分やら降り方
やら、それは永く付き合っているとそれなりに違いが分かるものです。
でもまぁ、そこも措いといて、
その降った後の対処の仕方が中国では面白いのもある。
中国は相当北でも雪の降りようが、総じて水分の少ない、パラパラの
雪が多いので、日本の北国のように除雪した雪が道路わきに山積みになる
という光景には出くわしません。
ただ、冷え込みは相当厳しいので、一旦降った雪はなかなか融けません。
私はそれでなくとも、冬の旅行は寒さから逃れての旅ですので、
余り冬は北へは行きません。何でも中国にもスキー場なども数箇所ある
ようには聞いてますが、寒がりの私はそんなとこへは向かいません。
南へ向かいますがそれでもちょっと油断すると、長江(揚子江)の下あたり
でも、時に雪の日で出くわします。
もっと、南へ降りても、たまたま山の付近だと、何年に一度の雪に会ったり
もします。緯度からいったら、九州のもっと南だと言うのに、雪にあったり、
観光絵葉書などで、そんな南なのに雪景色の一枚があったり、
意外に雪の日は歓迎されているようです。
そんな地方の人と話していて、こちらが日本の北海道から来たと知ると、
今や北海道は中国の人にも知られていて、
「寒いでしょう、雪が凄いでしょ」と言われるが、
なぁ~に此処の方が、暖房もなくてやたら寒くて震えていたりします。
そんな寒がる私の様子を見て、不思議そうですが、
北海道の家の中はどんなに暖かく、雪が降ってもこなには寒い思いなど
しないんだ、ということを伝えたいのですが、毎回上手く伝わらない。
雪の日に、
「下雪了!」アッ!雪だ!! というあの嬉しそうな、声が
何時までも印象に残っている、そんな雪のお話をお楽しみ下さい。
『隗』ホームページ今年最後の「私の見た中国」更新のお知らせです。
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今年一年のご愛読ありがとうございました。
また、新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。
謝謝!!
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