中国・「物価抑制狙い緩和策転換」
丁度昨日、ここのブログで中国の急激な物価高騰についての
お話を書きました。
そうしましたら、今朝新聞を見ていたら、一面に
「中国金融引き締めへ
物価抑制狙い緩和策転換」
の文字が躍っておりました。
恐らく、どの新聞をご覧になっておられても、ほぼ同じような
内容でこのような内容の記事が掲載されていることと思います。
まあまあ偶々でしょうが、昨日書いて今日その話題がまた
一般紙で目にするとはおもってませんでしたので、タイミングの良さ
にちょっと驚いていますが、
ことほど左様に、中国の物価上昇は深刻だという証明です。
新聞記事自体は、中国政治局会議を開きその問題が取り上げられ
ている点や、金融政策の転換など、難しいことを書いてはおりますが
庶民の目線ですと、
昨日書きましたように何よりも、毎日の暮らしに直結している
物価の問題が深刻なはずです。
そして、また所謂不動産と言っていいのか、自分達の住まいを買う
為の住宅バブルですね、この二つが今いま
庶民の関心ごとです。
それで中国政府としてもこれは流石にほっとくわけにも行かず、
ちょっと手を出してみたのですが、
どうでしょう、このコントロールは難しいですね、どの国でも難しい。
とりわけ、この物価の部分を早くに抑えたい気持ちはあるでしょうが、
政府としての金融緩和だの、銀行預金率だのその辺をいじっても
庶民には伝わらないし、すぐの効果は望めませんので、
ちょっと、この問題深刻です。
日本はあと数週間で年末を迎え新年を迎えますが、
中国ではご存知のように旧暦での新年を迎えますので、
年が明けて、2011年になってですね、“春節”ツゥン・ジェが
近づくそのあたりまでに何か効果的な手を打たないとちょっと大変です。
もちろん何か打つでしょう。
それが、何時どの地点で、の問題と、どれくらい実行力のある手段かが
今後の注目のまととなりそうです。
庶民がもっと楽になれる
幸せを感じることができる
そんな社会作りを是非、目指して欲しいものです。
今のありようは余りにちょっと一部の人にとって、都合がよく、
その一部の人が努力してそうなったのは理解できます、
ではごくごく普通の人たちは努力しなかったのか?というと、
いえいえ、それなりにみんな日々の暮らしの中で、幸せを求め
昨日より今日の暮らしがそして、明日がもっと好いことを
願って暮らしている、そんな普通の人たちにとって、
住みよい国づくりを、目指してもらいたいものと願っております。
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