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2010年12月22日 (水)

どうぞ好い年をお迎え下さいー函館日中

Heka  今年一年の、

  函館日中友好協会に

  賜りました、ご支援・ご協力に

  心より感謝申し上げます。

  ありがとうございました。

    また、こちらのブログをご愛読いただき、

    ありがとうございました。

     新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。

     只今、

      中国旅行中です、

      ブログの更新が思うにまかせませんので、

      いま暫くご辛抱ください。

      以前のブログをお読みいただければ幸いです。

                函館日中友好協会

Tn

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2010年の中国

 Fangjia_1                                       

 2010年が

 間もなく

 終えようとして

 おります。

 

    この一年中国を振り返り、

    普通だと、「上海万博」や、「アジア大会」などビックイベントが目白押し

   でしたので、恐らく一般紙ではそうしたニュースが取り上げられるでしょう。

    ですが、一般の人のこの一年、

   何をおいても庶民の関心は「物価」の問題でした。

   ごく毎日の生活の暮らしに影響している、野菜やその他の値上がりを

   はじめ、上のように、マイホームの値上がりも深刻です。

    ですので、何より一番は物価問題でしょう。

    次が「犯罪」の問題です。

   こちらも、中国の社会形態の変化に伴い、

   これまでは、考えられない「犯罪」が発生するようになりました。

   日本でもそうですが、「誰でもよかった殺人事件」や、児童を襲う

   無差別殺傷事件が中国でも起こってます。

    その次が、「マイカー時代」の到来。

   ごく庶民でも何とか手の届く存在となった中国。マイカー社会へ

   入り始めました。私の言う「マイカー時代問題」は、車を買う側の

   問題でなく、社会全体の問題ですね。

     車社会へ入る準備が十分に届かないうちに、突入した中国では

   その環境、例えば石油の価格問題、保険、駐車場、交通マナー、

   これらの付帯する問題が余り話題になってませんが、実は、

   「マイカー時代」の到来を賞賛する論調が多いようですが、これは

   もっときちんと負の部分にも目を向ける必要があります。

      2010年、私の中国ビックニュース、ベスト3は以上のように

   1・「物価問題」 2・「犯罪の問題」 3・「マイカー社会問題」を

    挙げておきます。

    恐らく一般のニュースでは話題にもならないでしょうが、

    確かに「尖閣問題」や、「中国人権問題」やらが必ず今年一年の

    トップを飾るでしょうが、それらは、実は大きいは大きいのですが、

    一過性の問題であって、衝撃はありますが、もっと根本的な

    中国の今年2010年の問題は上の三つだと思います。

      

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2010年12月21日 (火)

ただ今、旅の準備中

  今年、この年末年始は中国で過ごす予定で、

  ただ今その準備をしております。

    あと二日ほどで日本を離れます。

    その後は、韓国経由で中国へ入り、とりあえず南を目指しての

  旅となる予定でおりますが、毎回余り具体的な計画は建てない

  そんね旅ですので、今回もそれに変わりありません。

Guzhen_you  そんな私の旅のガイドはいつもこの本です。

 中国出版で、日本にもこういう本があるといいのにな

 と思いますが、

   「古鎮グー・ヂェン」はちょっと訳しづらいですね、

 鎮は中国の行政単位の一つですね、日本の何ですか

   市の下、町に当りますか?

   そんな「古い町」を歩くというガイドブックです。

   前にも触れておりますが、本人が田舎者なので、どうしても都会に

   慣れず、上海とかとりわけ大都会には馴染めず、旅で行ってもいつも

   落ち着かない感じがして、そうそうに田舎に逃げ出すのが常です。

    今回も上海に一旦入りますが、すぐに移動したいので、次の日には

   もう移動の切符を手に入れたいと思っております。

     それから先は当人も未知の世界で、

   何処へ行くことになって、どうなるかは、行ってからの事となります。

   年明け、元旦が土曜ですので、その翌週第二週には帰ってくる

   予定ではおります。

     ちょっと長い留守となります。

    中国でも、コンピューター事情も大分よくなりまして、

   また、中国では各都市必ず大きなのも小さなのも網口巴ワン・バー

   と呼ばれるネットカフェがありますので、其処からアクセスまたは

   ホテルに備え付けの電脳ディェン・ナォ(コンピューター)から入って

   ブログを後進したり、連絡メールをチェックしたり、ホームペーjジを

   いじったりすることは可能ですが、自分のコンピューターは持って

   出ませんので、あちらの電脳ですと、文字が日本字がインストール

   されてませんので、書き込みは難しいのと、

    それと、何せ一旦遊びに出ると毎日が遊びで

   忙しいので、朝ホテルを出ると大概その日の夜まではどこぞを

   ぶらぶら歩いて、街のそこいらの人たちが食事をとるそんな普通の

   レストランで食事を終えてから夜ホテルに帰り風呂を浴びれば

   バタンキューの暮らしが続きます。

     ですので、こちらのブログも暫く、お休み状態となりそうです、

     でもまぁ、たまには覗いてみてください、

     気が向いて、或いは現地が雨で暇に任せて、

     更新することもあるでしょう。

   或いは、これは早急にみなさんにお知らせしたいと思わせるような

   何かがあるかも知れませんしね。

     急激に寒波を先日中国も襲われ

Hang_zhuo1  中国杭州でもバス事故があったりで、

 多分これも路面が凍っていたか何かの

    要因だと思われます。

      天候はどうしようもありません。

      その分一般的な旅に比べたら、時間はたっぷりありますので

   のんびり移動しのんびり旅して来ようとは思っております。

     というわけで、年末年始留守となります。

   どうぞよろしくお願いいたします。

     店電話は急用でなければ留守録になってます、ご用件を吹き込んで

   下さい。

     携帯電話は中国でも通じますので、応答は可能ですが、本人が

   日本に居りませんで、殆どの用事は用が足せないと思います、それでも

   緊急にご連絡が必要な時は、どうぞ。

     普段使っているメールアドレスは、中国に居ても一応チェックはする

   と思います。こちらでご連絡いただいても構いません。ただ、中国側に

   日本語ソフトが入ってませんので、ご連絡は緊急の場合のみご返答

   を差し上げますが、ローマ字入力となります。

     中国QQの私のナンバーをご存知の方はそちらへのご連絡便利です

   QQへ中国語で打っていただければ、何処からでも連絡可能です。

    但し、中国簡体字・中国語使用での連絡となります。

    ということで、よろしくお願いいたします。

  

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2010年12月20日 (月)

函館日中ー今月(12月)と来月(1月)の予定。

  在新的一年到来之前、謹到以誠撃的祝福、

    人間最珍貴的莫過于真誠的友誼、

    無論大家身在何方、

    我的祝福将時刻伴随着大家、

       願快楽、幸運在新的一年里始終与大家同在!

              2010年 年終

   2006nen6_004                  函館日中友好協会

           東出   隆司

   

   

     函館は、昨日からの雨がまだ降り止まず、年末の雨となっております。

   本当に早いもので、今年のカレンダーもあと少し、

     心よりこの一年、当協会にお寄せいただきました、ご支援・ご協力

   に感謝申し上げますとともに、

    ほぼ毎日のようにこちらのブログもご覧いただきありがとうございました。

    当面する、予定をお知らせいたします。

    すでに印刷を終え、協会会員の皆様には、

    『はこだて日中便り』2010年12月を発送済みです、すでにお手元に

    届いていると思います。この号が今年の最終号となります。

      今年秋以降の協会の活動などを報告させていただきました。

      紙面の関係で来年の予定などは、この次の号に記載させて

   いただくこととなります。どうぞよろしくお願いいたします。

     函館日中・中国語教室のみなさんは、

    今日、12月20日(月)が今年最後の授業となります。

    12月27日はお休み、さらに年が明けて、1月の第一月曜日3日

    も年末年始のお休みととなります。ですので、2回月曜がお休みとなり、

    来年の始めの教室は、1月10日からのスタートとなります。

    どうぞ、ご注意下さい。

     1月10日(月)は祝日となっておりますが、授業がこの日からの

    再開となります。

      1月の中旬に『隗報』第83号の発行を予定しております。

    来年、中国の春節は2月3日となっております。

     この近くに例年通り、中国の春節をお祝いする会を、

    在函の留学生をまじえて開催の予定をしております。

     具体的にはまだ決定しておりませんが、ほぼ例年通りの規模と

   取り組みなろうかと思います。

     何か具体的ご希望などございましたら、お早めにお知らせいただけ

   ますと、検討のうえ、行事に取り入れることができるものは、

   一緒にさせていただきます。どうぞお知らせ下さい。

     以上が、今月と来月を挟んでの予定となっております。

 

      少し早い年末のご挨拶は、

     今週後半から、中国旅行へ出かけ、少し長く不在となります。

    旅行中もパソコンのあるホテルなどでは、中国からも連絡書き込み

    などは可能のようですが、何せ私が今目指しえているのは、田舎な

    ものですから、余り期待できないのと、一旦遊びに出かけるとこれは

    これで遊ぶのに忙しいものですから、今のうちに皆様にご連絡を。

      どうぞみんさん、よいお年をお迎え下さい。

    

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2010年12月18日 (土)

映画・非誠勿擾Ⅱー非2

   映画『非誠勿擾』の続編の公開が迫っている、すでに

  中国のネット上ではあれこれこの映画に関する話題が多く

  見られるようになっている。

   「非誠勿擾Ⅱ」で、略して「非2」という字がネットで踊ってるが

  「非2」は略しすぎでしょう。この略は、非典(サーズ)の略のようで

  あまり私は好きでないが、話題はすでにヒートアップ。

Feichengwulao 確かこの26日からの

 公開との話ですので、

 中国旅行中に劇場で

  見る時間があったら、是非見てきたいと思っている。

   昨日この映画の続編が北海道で撮られることを期待して

  いたが、誠に残念ながら、それを逃した話をした。

   今日あたり函館は昨日からの大雪で、一面の銀世界、朝になって

  少し陽も射してきて、朝日に当った一面の樹々に積もる雪や、山の様子

  などを見ていると、とても綺麗。こうした風景を中国の人にも映画で見て貰い

  たいと願っていた。非誠勿擾でなくとも他の映画でもいいので

  函館の景色や道南を舞台に中国映画を撮ってくれないものかと

  まだ思っている。

    中国へ行くと、というか何処へ行っても本屋が好きなので、

  必ずその町の本屋は立ち寄る。

    買わない種類の本棚でも一応殆どを見てくる。

  中国の旅行ガイドブックコーナーもここ数年で充実してきた。

    印刷もよくなったし、写真入の綺麗な本も増えた。

    中国国内もさることながら、海外旅行の人も増えてきたので、

   日本の「地球の歩き方」を焼きなおしたような本もある。

     日本案内のガイドブックは、数年前までは、その種類も少なく

   東京か京都に限られていた。

     それが、最近は北海道も肩を並べて書棚にあり、かなり売れてる

   らしい。手に取ってみると、まだまだ日本国内出版の、観光ガイドブック

   を中文に訳したものがそのまま使われ、申し訳程度に、札幌からの入り方

   や、日本での生活や温泉紹介などがついている。

     そろそろ中国の人が中国の感覚で書いた、北海道ガイドブックが必要

   だと思っている。

      例えば、北海道は東京から飛行機だと1時間半はかかりますよ、

    比較的遠いんですよ、と言ったところで

      中国の人にすれば、飛行機で1時間半の移動は近いじゃないですか、

    となる。

      何故なら、中国国内便で、1時間半程度の移動は近距離移動に

    なるので、近い感覚だ。但し、中国は人口が多いので国内移動の人たち

    も、出張族はじめ相当多いので、その主要都市間の便数が圧倒的に

    違う、といった点などそれぞれの事情を完備したガイドブックノ出現が

    そろそろ必要だと思っている。

     それとは別に、その土地の紹介として、映画は格好の宣伝媒体です

   ので、映画で北海道の自然が絡んだ物語を撮ってもらう様に北海道全体で

   誘致活動のもっと力を入れるのはどうだろうか、と思う。

Feichenfwulou1 今回の「非誠勿擾Ⅱ」は、

 中国国内ロケそれもこの画で分かる

 ように、万里の長城での求愛や、

     南の町でのロケが話題になってましたから、ロケ地に火がつくという

   ことはないでしょうから、今回のⅡでまた最初の前作を思い出して、

   北海道の景色が人気になるかも知れません。

     多分のこの続編を撮るにあたって、監督には相当あちこちから

    わが町へ、のロケ地売込みがあったことは想像できます。

    日本もどれくらい頑張ったかは分かりませんが、北海道に限らず

   売り込みはあったはずです。

     それで、結果今回は駄目でしたが、これで諦めずに、この監督だけ

   ではなく他の例えば若手監督などに、北海道を舞台にした映画作りを働き

   かけてはどうでしょう。

     ただ、北海道の現状を見ていると今のところ

     やってくる中国の人たちへの対応でさえようやっと、

     先にこちらが打って出るなどという余裕はないようですが・・・。

     受身ばかりではまた発展もありませんのし、

     こちらからその魅力を発信し訴える必要はあると思いますし、

     それだけの価値を北海道には十分に兼ね備えていると思います。

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2010年12月17日 (金)

「非誠勿擾」フェィ・チェン・ウー・ラォ、続編

   邦題が、「狙った恋の落とし方」となった、この映画

 『非誠勿擾』は、08年の中国のお正月映画として公開されてから、

 中国国内で大ヒット。更に舞台が北海道道東だったことから、

 北海道観光にも火をつけ、その点でも何かと話題になった。

   日本では映画そのものより、中国観光客に火をつけた映画

 として取り上げられることが多かったようですので、そちらの話題

 としてご存知の方も多くいらっしゃるのでは。

   監督は、

  馮小剛 フォン・シャォ・ガン

Feng_xiaogangb1 この監督なかなかに独創的で、私が見た

限りでも、「不見不散ブ・ジェン・ブ・サン」、

「没完没了メェィ・ワン・メェィ・リャォ」、

「大腕ダァ・ワン」「手機ショゥ・ジィー」と、

その題名の付け方からしてしてどうして

彼独特のものがあって、矢継ぎ早に出される

作品にも、他に例を見ない面白さがある。

   また「賀歳片フゥ・スゥィ・ピェン」と中国語では言いますが、

   日本で言う、正月映画とでも言いますか、年越しの時に発表される

   作品は毎年中国の人たちの注目の的となっている。

     この監督はその期待を裏切らず確実にその年の話題作を提供

   しているという点でもその才能が択一していることを表している。

    また、中国でちょっと売れる監督は、大概それ以降は外国資本との

   合作または、そちらへ乗り出して制作費と捻出されようとするからで

   しょうか、どうもその映画ですから、どう向かっても商業ベースなのは

   いかな私でも理解できますが、このヒット作を飛ばした他の監督たちと

   彼がちょっと違うのは、頑なに軸足を中国から動かさない、というこの

   点でも潔さと、姿勢が感じられるそんな監督です。

     で、その08年度版が先にあげた映画『非誠勿擾』。

   そしてここのところ、『非誠勿擾』でもそうであったように、主演を

   葛優グゥ・ヨゥとコンビを組むことが多いのですが、これがまた、

   作品とよく合ってヒットを飛ばす一つの要因ともなっています。

   ちなみに、上にあげた映画のどれもが彼とのコンビとなっている。

    ということで、毎年の期待に応えるのはどうしてなかなか大変ですが

   今年はその『非誠勿擾』の続編で勝負するらしい。

    実はこの映画、先に申しましたように08年の年を越え、09年中国で

   火が付いた時点でもうすでに、その続編があるんじゃないか?

    と言われてもいたし、監督自らもそんなニュァンスの話をどこぞでした

   とか、実際に活字になってる(私は見てないので未確認)とか、

    まぁ、あの結末とあの人気振りと、葛優と『非誠勿擾』でも舒淇スゥ・チィ

   が余りに好すぎたので、これをもう一度と望む声も多かったのでしょう、

   兎に角早くから、続編を待ちわびる声とそれに応える話が聞こえてきて

   ましたので、そなると好いなとは思ってました。

     何故なら、続編があるということは、またぞろ北海道を使って貰える

   かも知れない、柳の下のドジョウ??

     それで、『非誠勿擾』後半が、道東ロケで物語が進められその風景も

   また、人気でしたので、次回作も是非わが町にラブコールが相当あった

   と思います。具体的に北海道のどの自治体がどれくらい監督に働きかけ

   たかまでは私には分かりませんが、確か道として、監督に感謝状?を

   贈ったり、お会いになったりしているはずです。

     実は私も全く個人的にではありますが、(密かにというか誰も知らない

   うちに、というか誰も関心もないでしょうが)

     この監督に「是非次回作は、道南函館の地で物語を展開されて

     下さい」との要望兼ファンレターを、函館の夜景の写真やら道南の

     大沼の四季などの写真と共に送っています。

      ただ、監督個人の住所は分かりませんでしたので、

     一ファンとして、映画会社に送ってますので果たして監督の手元まで

      届いているのやらどうやら。

      そんな、私の努力?もむなしく、

   残念ながら、次回作『非誠勿擾』のロケ地を北海道は逃してしまいました。

    というか、日本が逃したと言うべきか。

Feichenfwulou1 結局、第二作目は中国国内での

撮影となったようです。

 北海道民の期待と要望?を

    叶えられず残念です。

     最も北海道道民がどれくらいそれを知っていて、どれくらい

   望んでいたかも分かりませんが、もう一回北海道ロケで物語を進めて

   貰えると、それはそれは、北海道経済にとっても相当の影響力があります

   ので、期待は大きかったのですが、

    そんなに期待してたのはそう多くもないようで、ガッカリの声も余り

   聞こえてこないところを見るとそんなでもなかったのでしょう。

    今回こそ逃したものの、

    是非この監督にはもう一作ぐらい北海道を舞台にした

    北海道の自然をバックに物語が進むそんな映画を是非撮って

    貰いたいものだと願っている。

      今もう一度監督に手紙を書いてみようかな・・・とも

     思っているが、さて読んでもらえるもやらどうやら。

     監督が自ら函館・道南に来てくれるとありがたいんですがねぇ・・

     ということで、この映画の書き残しを明日もう少し。

   明天見!!

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2010年12月16日 (木)

寒波襲来ー寒流襲撃

101216hk1 中国でも寒波の影響でどこも

 寒いようです。

黄河流域の滝口付近で起こった現象の映像です。

   雪はないのですが、滝口から吹きつける水分が寒さの為そのまま

   画面右側では、凍り付いてツララが出来上がっています。

     真ん中には、川面から上がった水分に太陽が射し、虹が見えます。

   寒いですが天気はいいので、空の青色も、陽に照らされた向こう岸は

   雪もなく、寒そうには見えませんが、どっこいこれで相当寒いと思います。

     昨日、寒さの為にみられた珍しい現象のようです。

    結局日本人は、夏の猛暑で騒ぎ、今は寒波の襲来に騒いでますが、

   天候に関するこうした話題が大好きと言うか、ここから離れられません。

    日々の暮らしの中で一番の話題は何と言っても天候の話題です。

   天候は自分ではどうともなりませんから、それを話題にしたところで

   所詮しょうがありませんし、すぐに終わってしまうだろうと、他の国の人は

   考えるようですが、それでも日本人は毎日この話題から入ります。

    とりわけこうした急激な変化や、これまでにない天候は話題になります。

    さて、この寒波、中国をもすっぽりと覆うくらいの大きさだったのでしょうか、

   どこも寒さに震えています。

    中国東北部はすでに、マイナス二桁、それも内陸の地方ではマイナス20度

   くらいのところへ一気に下がってしまいました。

    マイナス20度ともなればもう、寒いのを通り越して、こういう時に

   外へ出ればすぐにわかりますが、寒いというより痛いです。頬や鼻から

   吸い込んだ冷たい空気の肺にくるまでの感じが分かります。

     私の個人的最低気温体験も、相当前になりますが、中国・ハルピン

   でのマイナス28度です。その頃の中国の天気予報といったら、至極

   あっさりしたもので、今のように丁寧に各都市のその日の気温を知らせる

   などとはなってませんでしたので、確か次の日の地元の新聞を見て、

   そう書いてあったので、そうなのかな、と思ってますが、もっと寒かった

   可能性もあります。

      その日、ホテルから外へ出ただけで、これはもう皮膚の出ている

   その個所が顔や首や、鼻が少しして、もう痛いのです。

     確か早々に、ハルピンは地下街が沢山ありますのでそちらに

   逃げ込んで、もう地上へは出たくないと思ったものです。

     ところが、そんな日でも、ホテルの部屋から外を見ていると、

   自転車に乗ってる人もいれば、途中通りがかりにちらっと見た公園には

   それでも人がいました。あれでけ人間もそこに暮らすと慣れるのかなと、

   とても感心してみていたのをいまでも思いだします。

    夏には北海道の人間からすれば考えられない、連日体温を越すような

   日本最高気温のところで、外仕事をする人はどんなだろうと思いを馳せ

   ていたのが、今度は逆に、南の人には考えれない寒さの中で今日も

   外で仕事をしている人は居るわけで、本当の人間とは強いものです。

  

     そんな、熱いだの寒いだの言ってるうちに

   もう今年も残り少なくなってしまいました、

     早いです。

    それにしても急激な気温の上下は体調に影響しますので

   どうぞ皆さん体調維持にお気をつけ下さい。

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2010年12月15日 (水)

中国旅行 指南

   今日は、函館も寒いです。これでふつうかなぁ~、マイナスの一桁、

  というところでしょうか。雪も少し降ってます。この雪は寒いときは

  そうなんですが、サラサラの水分の少ない、雪です。

   北京の今日の気温を見てみると、函館より寒いです、マイナスの二桁

  になりそうですし、もっと北のハルピンなどは、もうマイナス20何度に

  なってます。これは寒いでしょう。雪も降ってます。

    さて、そろそろあと一週間ぐらいになりましたので、自分の旅行の支度

  もしなくてはならないのですが、まだ何もしていません。

    よく、中国の旅についてのご質問も受けますが、昨日も申しあげましたが、

  私の旅は全く個人手配・個人旅行ですから、参考にならない部分も多いでしょう

  が、自分なりには一応いろいろ経験上から自分なりの判断基準がございます。

    それを紹介して、旅のご案内としましょう。

     今回のように冬の旅で、私の基本的スタンスは、

   日曜のハッシーののんびりカレッジでも話題になりましたが、

   寒いときに寒いところの旅行は避けたいので、南へ向かうのですが、

   そんな私の基準は、街をぶらぶらすることが多いので、両手をポケット

   から出して歩けるか、というのが一つの基準となります。

     素手で両手を出して歩けるならかなり暖かです。

     これが、両手を手袋で、更には手袋をしていても寒い地域、

    更にその上の段階は、私は体に力の入る、肩に力の入る寒さの地域、と

    表現しておりますが、このレベルになると、周りの景色を見ている

    余裕さえなくなるので、これはいけません。

Xia_xue1_2 雪は降っても構わないですが、昼ごろには

融ける雪であって欲しいです。

  人には皆、体感温度というのがありますので、

私は、「両手を出して歩けるかどうか」が冬の旅で

   目指す地域の大きな判断基準となっております。

    二つ目、日本から移動して中国へ着いたその日、或いは翌日は

  買い物をしない、というのが決まりです。大体私の場合は安売りチケット

  での移動が多いので、こうしたチケットの多くは、到着地に夜遅く着く、

  というので、安くなっていることが多く、その日は付いてもただ寝るだけ、

  という時間が多いので、買い物などの心配は要らないのですが、翌日

  早速ぶらぶらしていると買いたいものに出くわすことがあります。

    このとき、買っちゃうと危険です。先ずはその後ずっと荷物になる、

  という点、更には着いたばかりの時は物価が中国仕様になってませんので、

  日本の物価からおすと、とりあえず何でも安く思えるのと、人民元をただ

  レート換算してこれは安いと思っても、あとからあちこち歩いてそれが

  そんなに安くなかった、或いはもっと良いものがあったなど、数々の

  失敗のすえ、出した結論が、中国物価事情に慣れるまで、極力買い物

  を避ける、それも大きなものは買わないようにしています。

     荷物は極力少なく、は誰もが考えることですが、多分何度か皆さん

   旅行されるとお気づきでしょうが、旅行かばんの中の物で、行ってから

   帰るまで一階も使わずに持ち帰るものがかばんの中に存在するはず

   です。更に、使うは使ったがこれもなくても大丈夫だったかなと思える

   ものもあるはずです。ただ、帰ってから気づくのでは間に合ってませんが

   何度か繰り返せば、自然といらないものが分かり、どうしても必要なもの

   も分かるようになります。これも一般論もありますが、個個の差もあります

   ので、自分で編み出すよりありません。

     更に私は、どうしても必要となれば、中国で買えるし、買えば好い、

   と思ってますし実際そうしてます。但しこれも隘路があって、その場その時

   限り必要なものは買っちゃうとこれまた、その後どうするかが厄介なもの

   ではあります。

     ガイドブックはさっと見ますが、あまりこれに頼りすぎると、これを

   書いている人との差といいますか、そんなものもあって、私の場合は事前

   にあまりその町に予断を持たない、ということで、極力その街に着いてから

   駅前かその辺で買ったその町の一枚物の地図が私の最善のガイドブック?

   となります。こうした地図は必ずどの町にもあります。地図ですから一枚もの

   で、全市外と付近の名所旧跡が一目分かって便利。

     但し、気をつけなくてはならないのは、この地図、縮図が正確でない為

   かなり絵のような要素があって、地図上の離れ具合からその実際の距離は

   図れません。油断すると、地図ではすぐなのにえらい遠いことがあります。

      ついでに言うと、ガイドブックに載っている、お店を態々探してそうした

   レストランに行くのは、一階の旅で一回か二回、できるだけ歩いていてその

   食事どきか、お腹が空いたら、その近くで適当と思われるお店で済ませます。

    そうしないと、時間の無駄、またわざわざタクシーなどを飛ばして行った

   ガイドブックお勧めのお店が案外美味しくなったり、

   わざわざ遠くへ行ったら、定休日なんてな経験から、

    お腹が空いた時が一番美味しい時、というのが経験上分かりましたので

   ガイドブックのレストランガイドを頼りに歩くとはしません。

     私の旅は恐らく無駄な時間が多い旅だとは思いますが、

    土台なにが無駄で、無駄があっては駄目なのかどうかも判断に迷う

    ところがあるので、私自身は効率が悪い、と言ってますが、

    個人旅行とは所詮そうしたもので、この効率?無駄?の多さこそが

    旅の一つの醍醐味でもありますので、そうした無駄を楽しめるなら、

    個人旅行を、お勧めします。

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2010年12月14日 (火)

「中国旅行、中国を旅する」-FMいるか、のんびりカレッジ

    12月12日、第二日曜日、午後の

  FMいるか、「ハッシーののんびりさかスタジオ」の

  「のんびりカレッジ」のコーナーに出かけて参りました。

    この日の話題はのっけから、中国旅行のお話です。

  というのも、放送が始まる前に、ハッシーから尋ねられて、来週から

  この年末年始は中国旅行で日本には居らない話をしていまして、

  実はこれって、私には余り新鮮でもなんでもない話題で、また私の

  周囲の人たちにとっても、余り新しい話題でもなく、逆にアイツなら、

  大概この時期、年末かけて日本にはいないよ、というのが常識?

  になってまして、それくらい、毎年あしげく中国へ通っている、という

  わけです。

    それで、番組に入ってからもその話題で終始。

  今回は「中国旅行」のお話となりました。

    但し、私の場合の「中国の旅」はかなり特殊でして、全く個人旅行、

  日本を出て帰るその飛行機チケットを手配したら、あとは全て自分で

  旅を組み立てるやり方ですので、皆さんには余りお勧めできません。

  お勧めできませんし、なかなか難しいと思います。こういう風な旅が

  できるようになるまでに、私なりに相当、投資?学習?してますから、まぁ

  何とかできますが、大きくは“言葉”ですね、これがかなり大きな問題

  となります。中国語がお出来にならないと、私の様な中国へ入ってから

  の、あっちへ遊びに行き、ついでにこっちにも寄っての、自由?気まま?

  な旅は保障できません。実は言葉が出来ても、中国事情に明るい方は

  お判りいただけると思いますが、これでなかなか自由?のきかないの

  国なのです。

    それは、私の場合多くは、中国国内の移動を、列車での移動を

  計画してますので、この移動の際の列車の切符を手に入れるというのが

  これがこれが大変で、

    あとは、ホテルなんかはまるで困ったことがないくらい、予定外の街でも

  到着したその足でホテルを探し、適当なホテルを見つけ、その日の宿に

  困ることはありません。

    ですので、主に移動です。飛行機を使えばいいじゃないかとお思いで

  しょうが、それでも都市間移動は用が足せます。ですが、私が多く行きたい

  そんな場所は大体が、田舎というか、中都市以下のところが多いので、

  県庁所在地(省都)には飛行機で移動できますが、結局は其処からまた、

  列車又はバスでの移動が必要となるます。

     ですので、最初から列車でその駅を目指した方が早いわけです。

    ということは皆さん、

   放送の時は気づきませんでしたし、皆さんにそんな旅はお勧めできません

  ので、私の特殊な旅事情は参考にはならなかったと思いますが、

   放送を終えて思い当たったのは、

   この移動さえなければ、中国の旅は皆さんも、自由な?旅ができます。

   それには、よく、日本からの飛行機と、到着日の案内、ホテルなどが

   セットになっていて、中が空洞というか、フリーというか自由行動になって

   オプションで選ぶ形のパック旅行が売り出されています。

     ツアー旅行で物足りない皆さんはあれで中国旅行をお試しになっては

   如何でしょう。

     あれでしたら、泊まるところも確保されますし、

     あとは朝食をお泊りのホテルでお取りになったら一日夜まで自由です。

     街へ出て、人々の行き交う様をただご覧になっていても楽しめる人は

     楽しいですし、ツアーでは絶対行かないような、小さな史跡とか、

     地元の人の行く市場とか、公園とか、

      その街の人が利用する施設、図書館とか、美術館とか、

      買い物もツアーでいかないような、本屋さんとか、地元デパートとか

      もっと小さな雑貨店とか覗いて歩くのも、楽しい人には楽しいものです。

     ということで、旅の楽しさとは何か、ということになりますが、

    それは、個々人でそれぞれ違います。違って当りまえです。

    団体旅行はその最大公約数をとって、こんなんで如何ですか?と

    旅行社が用意してくれた旅で、それで楽しめればそれでいいのです。

    でも、自分はもっとこういったところを見たい或いはこんなところは見なくて

    いいと思うなら、それは自分で自分の旅を創らなくてはなりませんので、

    もう、何処にもない旅です、自分の頭の中にだけある旅です、

      となればもうご自分で行動を起こすよりないでしょう。

      ということで、私の旅は今回もそんなたびになりそうです。

    只今旅の準備中、この辺りからいろいろ調べたりしてもう結構

    楽しんでます。

     旅は本当に楽しいです。

     どうぞ、ご自分の目で見る、中国の旅にもお出かけ下さい。

1667560e626efa06e75cd23ba36332661_2  といったような「中国の旅の話」を

 終えたあとのおじさん二人です。

    いつもスタジオで写真を撮っていただきますが、

    おじさん二人が並んで写っている絵は変わりばえもせず、

    何の面白みないので、「いるか」さんのブログに

    いつも掲載していただいてます。来月は旅から帰って

    のお話でもできるといいですね。

      お聴きいただいた皆さん、ありがとうございました。

  

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2010年12月13日 (月)

ウェブ版「私の見た中国」今月号はー「下雪了」

   『隗かい』ホームページの、

 「私の見た中国」今月(12月)号の記事が掲載されました。

    いつも、ご愛読ありがとうございます。

  今月号は、季節も季節、そんな時期ですので

  「下雪了シャァ・シュェ・ラ」 アッ!雪だ!!

  というお話です。上をクリックしていただけますと、

  ホームページ『隗』トップページに飛びますので、そこの

  真ん中あたりの、連載「私の見た中国」をクリックしお入り下さい。

   今年も残すところ少なくなってまいりました。

  昨日、函館は日中大吹雪になりました。その雪が今朝も路上にあります。

  中国の各地からも雪の便りが届いております。

 Xiaxue1   雪国に暮らすものにとっては、あまりありがたくもない、長いこれからの

冬を思わせる、そんな雪ですが、

雪のない地方の方にとっては、雪は少し

ロマンチックで、われわれの思う雪とは

   ちょっと感じ方が違うようです。

    ですので、函館に近年沢山おいでになっている、台湾からの観光客の

  皆さんなどは、せっかく冬の北海道に来ても雪がないとちょっとがっかり、

  という話も伺ってますし、

    何もない冬の公園で、雪にまみれて遊んでいる団体の方を見かけた

  こともありますし、乗り物の車窓から外を眺め雪が降ってきたら、突然

  「下雪了!!」と喜びの声をあげてられる海外からのお客様を目にした

  こともありますので、そのがっかりさ加減も分かります、

    分かりますが、こと暮らすとなるとそれとはまた別でして、大変です。

Chsnhchun_xiaxue さて、そんな雪の話題ですが、

中国だからと言って、別に雪に変わりは

ありません。

    雪ですから。

    実は、ちょっと書きましたが雪質というか、雪もこれでなかなか種類が 

  多くて、雪の降らない地方の方には分かり辛いでしょうが、水分やら降り方

  やら、それは永く付き合っているとそれなりに違いが分かるものです。

    でもまぁ、そこも措いといて、

    その降った後の対処の仕方が中国では面白いのもある。

    中国は相当北でも雪の降りようが、総じて水分の少ない、パラパラの

  雪が多いので、日本の北国のように除雪した雪が道路わきに山積みになる

  という光景には出くわしません。

    ただ、冷え込みは相当厳しいので、一旦降った雪はなかなか融けません。

   私はそれでなくとも、冬の旅行は寒さから逃れての旅ですので、

   余り冬は北へは行きません。何でも中国にもスキー場なども数箇所ある

   ようには聞いてますが、寒がりの私はそんなとこへは向かいません。

  

    南へ向かいますがそれでもちょっと油断すると、長江(揚子江)の下あたり

  でも、時に雪の日で出くわします。

    もっと、南へ降りても、たまたま山の付近だと、何年に一度の雪に会ったり

  もします。緯度からいったら、九州のもっと南だと言うのに、雪にあったり、

  観光絵葉書などで、そんな南なのに雪景色の一枚があったり、

  意外に雪の日は歓迎されているようです。

     そんな地方の人と話していて、こちらが日本の北海道から来たと知ると、

  今や北海道は中国の人にも知られていて、

   「寒いでしょう、雪が凄いでしょ」と言われるが、

   なぁ~に此処の方が、暖房もなくてやたら寒くて震えていたりします。

   そんな寒がる私の様子を見て、不思議そうですが、

   北海道の家の中はどんなに暖かく、雪が降ってもこなには寒い思いなど

   しないんだ、ということを伝えたいのですが、毎回上手く伝わらない。

     雪の日に、

     「下雪了!」アッ!雪だ!! というあの嬉しそうな、声が

   何時までも印象に残っている、そんな雪のお話をお楽しみ下さい。

    

   『隗』ホームページ今年最後の「私の見た中国」更新のお知らせです

      お時間がありましたら、どうぞ上をクリックして

    『隗』ホームページに遊びにいらしてください。

    今年一年のご愛読ありがとうございました。

    また、新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。

     謝謝!!

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2010年12月11日 (土)

明日、12月12日ーFMいるかハッシーののんびりカレッジ

 明日、12月12日

   午後は、FMいるか(周波数80・7) さん、

  ハッシー の のんびり坂スタジオ

     のんびりカレッジへ

  午後1時30分くらいにいつもスタートしますよ、

   話題は、中国に関することをパーソナリティ

  ハッシーが振ってくれますので、

   それに乗って、その辺の中国事情を話したり

  時に脱線したりの、

   いつもおじさん二人の、のんびりした話です。

   日曜の午後ゆっくりしてる方はどうぞお聴き下さい。

   また、明日は、ぞろ目の日ですので、

  私のホームページ

    茶館 隗 かい

  の毎月の連載「私の見た中国」ウェブ版の

  更新の日です。

    今月12月のテーマは、「雪」です。

    中国でもあちらこちらか「雪」の便りが、

    ではでは、中国の「雪」ってどう違うのよ、

  のお話をお楽しみに。

   ホームページに遊びにいらして下さい。

    ということで、明日時間がありましたら、どうぞ。

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チャィナマネーの行く先

  お金というのは、またその先のお金を求めて動き回るものらしい。

  世界に溢れ出したチャィナマネー、

  同じように世界でその先のお金を求めて動き出している。

   お金が動くところに人が集まる。

   そんな動きをもうここ何回かに分けてここまで書いてきましたので

  ここ数日のここの欄をご覧いただいた上で、

 

   北海道新聞 「中華マネーを追う」連載は、

  12月6日に始まり、

   第一回が、 「森林買収」 緩い規制 つかめぬ実態

   第二回が、 「隣人付き合い」 政治が水差し疎遠に

   第三回が、 「企業買い」  虎の子技術 次々流出

   第四回が、 「ニセコの将来」 進む国際化 自立模索

   とここまできた。

    あと一回で完結するようですが、もうすこし膨らませて、

   この周辺取材も見てみたい気がする。

    例えば、第三回の 「企業買い」は、本州の家電店や、

   メーカーについて書かれていますが、ここも道内の動きとして

   企業というか、道内でもそうした動きはあるはずです。

     例えば、中国の人たちが、北海道へ来て漁船を買っていく、

   漁業の担い手が少なくなり、ただでさえ漁業そのものの将来性が

   見出せない日本のそのタイミングで、中国マネーはそれを

   まるごと買いましょう、と言ってくる。

     油代にもならない、日々の漁獲高と後継者問題、

     これは農業も同じだが、そんなときに、船を手放しませんか、

   とやってくる。

     船を買わないまでも、これまでのように量が必要としなくなった

   網をそのまま買うはなしもある。

     

    第4回、 進む国際化 自立模索

    に見られるような現象はもうすでに世界各国で顕著に見られる。

    例えば、オーストラリア

     先ずはオーストラリアの大学に子弟を留学で送り出し、

    永住権を取得、現地で就職あるいは国際結婚などで市民権を取得、

    家族をそのあと、呼び寄せて移民申請、が

    中国富裕層のトレンドになっている。

      なんだかんだこれに絡むお金でオーストラリア政府にそれなりの

    お金が落ちていることは分かる。

      どんどん、その割合が増えてくると、無視できないそれらの

    中華マネーが魅力となるのも想像に難くない。

      一方乗り込む方の中華マネーは勿論、自分達にとっての利が

   あるから乗り出し、更に自分達への利潤を求める、それに応えれる

   から、その流れは絶えることなくつながり、益々、その流れが太くなる、

   ふと気づいたとき、それを抜きにはその地域の経済がなりたたなく

   なる、そうなった時の対策は先にしておく必要がある。

     北海道だけの問題ではないことは、この数回で書いた。

   しかし、それぞれ地域が違えば、同じように見れる現象でも実は

   それぞれの事情があって、その表面は似ていても、似て非なるもので

   あることも書いてきた、

     もう少しこの問題、北海道に沿った、

     それぞれの具体的問題として取り上げ、

     今から、というかもうすでに準備していなくてはならないのだが、

     皆が先ずは現状を知りそれを踏まえて少なくとも将来を考え

     どうするかを持った上で、

     どういう結論に達するかを決めて行くことが急務だと思う。

     知らない間に現状が先行して気づいたらそうなっていて

     引き返せませんでは、困る。

      

      

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2010年12月10日 (金)

溢れだしたチャイナマネーの行く先

  中国の新聞が伝えたところに拠ると、

   中国で100万ドル以上の資産を有する家庭が、最近の調査で

   67万世帯に達し、この数字は米国・日本についで富豪の多い

   国の序列で第3位となったとの記事がある。

    この調査は中国ではなく毎年調査を続けている、アメリカの

   調査会社の報告に基づいている、という。

    それによると、100万ドル以上の資産を有する世帯数の一番は、

   多いのは何といってもアメリカ。09年調べで471万5千世帯、

   続いて第2位が日本、 123万世帯。

    その次に中国、 67万世帯と、なっているという。

    更に、北米の富裕層世帯では、その資産の保有方法が

    株券が43%、債権が21%という割合だったのに対し、

    中国の富裕世帯の財産は、銀行の預ける傾向にあり、

    資産の72%は現金と銀行預金が占め、株券は18%、

    債権は11%程度にとどまる、という。

   中国の67万世帯というその富裕層の数は、中国の全体から

   いうならば、何度も申し上げておりますように分母(人口13億)が

   大きいので、全体の割合からすなら0・2%とまだまだ少ない。

   でも、逆に言えばたった0・2%の人がそうなっただけで世界の

   第3位に入ってしまうという、驚きもある。

     ということで、このことを押さえて、

   この67万世帯はともかく、ここまでの金持ちではなくともその下にも

   中くらいの金持ちもいれば、小金持ちもいるわけですね。

     それで、一昨日からの話ですが、この人たちは殆ど現金で財産を

   もつわけですね、そうなると、この財産を守る為の方法として、財産の

   分割保管、を考えなくてはならない。

     ある一箇所に一つの方法だけでこれを管理するのは余りに危険が

   多い。そなんことは誰にでも分かる。そうなった時、その一部を国外の

   持つというが一つの手となる。

    それも国外で、それなりの財産の保全を図りながら尚且つ、出来るなら

   資産を増やすなんてことができるならそれに越したことはない。

     と、ここまで考えて、思い当たるのが国外の不動産だ。

    不動産を買うのは易しい。何せ金はあるのだ。それもあまり気味にある。

    しかし、この買った不動産を管理しなくてはならない、更には、時にその

    機を見て、増やしたい。となれば人がいなくてはならない。

      そこで目が行ったのが自分の信頼が置けるもの。身内だ。それも

    子弟が一番よい。管理の役目も兼ね、自分の子供を外へ出し、其処に

    住まわせるなら、不動産の管理にもなる、子供たちの学習(外国語取得)

    の場にもなる、上手く行けば自分の子弟がそこで永住権をとれれば、更に

    国外への足場にもなり、いつか将来は自分も、そこへ移り永住権がとり

    易くなる。

      ということで、一挙何得もあって、

      この後の、移民ブームとなる。

    中国語のサイトで「移民」を検索すると、

    出るは出るは、加掌大 ジャ・ナァ・ダァ (カナダ)

            澳大利亜 アォ、ダァ・リィ・ヤァ(オーストラリア)

            新西蘭  シン・シィ・ラン (ニュージーランド)

            新加坡  シン・ジァ・ポォ (シンガポール)などなど

     数え切れないだけのサイトがあって、移民コンサルタント会社の

     あの手この手をうたったホームページが多い。

     そのうち例えばカナダの移民を手がけるコンサルタント会社の宣伝は、

   額はともかく、(何せこうした金持ちには、数十万ドルの預金など痛くもない)

   カナダでは、銀行にある一定額を預ける、もしくはカナダの銀行の貸し付ける

   どちらも額が数十万ドル(3~4千万円)などの投資をし、移民申請をし

    多少の面接なんかもあるようですが、これは本当に型どおりのものらしく、

   ほぼ二年間ぐらいの期間で移民申請が許可されると、同時に永住権を

    取得できる資格が取れ、選挙権こそすぐにはないが、教育、医療、福祉

   その他の面でカナダ国民と全く同様の処遇を受けることができるようなるし、

   永住権を取れば、様々なまた経済活動が自由になる。

     永住権をとって、自分のパスポート(カナダ発行)があれば世界中今度は

    何処へでも行ける。

     永住権を取って、その後に家族を呼ぶのはもっと簡単。

    まあまあそれはともかく、

     そんなことをしているうちに気づいたのは、例えばカナダバンクーバー

   に注がれた中国マネーは、高級コンドミニアムを買い取られ、急な

   資金の流れに、インフレ状態が続き、地元の人が住まいを買えない、

   或いは希望の地域では手に入りづらくなり、これまで住んでいた人も

   急に固定資産税が上がりだした。

     

     というように、中国の金持ちたち、中国マネーはいま

    海外に溢れ出している。

     それで、問題は先日から同じことを言ってますが、

    そうした中国マネーをただ単に大歓迎!といって喜んで受け入れて

    いられるのかどうかの論議は必要なのでは、

    と言っている。

      受け入れるにせよ、規制するにせよ、実態をまずきちんと知らせて

     論議して、対処する必要がある時期に来ていると思う。

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2010年12月 9日 (木)

世界へ溢れ出す、チャイナ・マネー

   中国人による不動産投資の動きを規制する動きについて

  書いております。

    昨日は、北海道の規制の動きについて書きました。

   では、世界の動きとして、こうした規制の動きは初めてのものかというと、

  日本が別に初めてではありません。

    土地の購入取得の問題では、昨日もちょっと触れてますが、いわゆる

  世界の先進国といわれる、そうした国に規制がなく、逆に後進国といわれる

  国にそうした規制が見られます。では、それは何故か。

   先進国は先の世界経済の先行き不安から、どの国も経済の刺激を求め

  来て投資するなら歓迎しようじゃないか、との動き。

   後進国が警戒しているのは、そうした投資を受け入れることによって自国

  の不動産市場の混乱を警戒している点にあると、

    乱暴に言ってしまえばそういうことでしょう。

    南米各国・ブラジル・南アフリカなどの国などはかなり慎重になっています。

  それは、自国の不動産価格に対する外からの要因で、それが自分達の抑制

  のきかないほどのところへ行く恐れ、更にはそのことで自国の庶民が購入

  出来ないほどの高騰が予測される点などからだろうと、私は推測してます。

    つまり、不動産価格の上昇は、意外にさまざまな方面への影響が、

  懸念されるという点にあると思いますし、実際あるでしょうね。

     お金、というやつはどうやら集まることにはますます集まり、

   ないところからはどんどん出てゆくという性質にあるようです。

   これは、みなさんお感じになれていると思います。

    経済というものはそいうものらしい。

     で、中国にお金持ちが出始めて、その人たちのお金は、外資もあり、

   中国国内の13億の市場が動き出したことによる、経済の活性化で、

   急に動き出したお金が、あるところに集まりはじめます。この勢いは、

   その私の言い方ですと大きな分母(13億)で動くものですから、それは

   それはもの凄いことになることは想像の難くありません。

     更に世界中の企業が中国へ。お金を運びます。

     世界の工場と言われ、数年そうした経済活動を続けてみたら、お金

   は、集まるところへどんどん集まりだした。

     それが現在の中国です。

     その集まった中国のお金が、世界へ今度は溢れ出しています。

   何故世界へ溢れ出すかが、いろいろ要因がありますが、簡単に言って

   しまえば、お金持ちは集まったお金を更に増やしたい、できることならば、

   最低このお金は維持し、減らないないような工夫はする。それは、別に

   中国人でなくとも、人間どこの国のお金持ちとて同じ、でしょう?

     で、中国の場合は国内に抱える様々な問題もあって、外にその

   一部を置いておく、更にはそのことで富が得られるならば一挙両得です。

     だからこそ、外へ、外へ。

     ある、テレビを見ていたら、一時期、あのバブル期の日本と同じ、と

   断定している評論家の意見は、一面ではあってますが、一面では違って

   います。

     ある現象が全くおなじということはとても珍しいので、同じに見えて

   同じではないという、全てのことは、一般には全く同じはないものです。

    それで、日本があのバブル期に、アメリカの何とかビル買ったとか、

   某有名海外をオークションで数億円で日本人が落としたとかの話と、

   今回の中国の人たちの世界を買いあさる様子が同じと、言えるかどうか

   ですが、私はちょっと違う、と思ってます。

     日本企業がそのバブル期の溢れるお金をもって、アメリカ目抜き通り

   のビルや広告塔を占拠した動きは、今後、日本でも中国企業がそうした

   動きをするので、それは我々は間もなく目にすることになるでしょうし、

   実は一部その萌芽がもう目にしているのですが、気づかないか気づかない

   ようにされているだけです。

     企業も個人と同じで、お金を守るか増やそうと常にしていますし、

   更に企業の場合は、自社の宣伝効果という面もあります。

    世界の絵画を買いあさって、どんな高値をつけようが、それがオークション

   の宿命というか、それこそがオークションですので、これまた、お金を沢山

   出す方が勝つ、という原則に則って、今後中国マネーで買われる様々な

   ものを目の当たりにすることでしょう。

     これらの表面上、私達が目にし、分かる部分では、中国が今そうした

   日本のバブル期というか、中国の場合は、中国がバブルというより、

   中国都市部の一部バブルといっていいような状態で、国そのものがバブル

   という日本のありようとはちょっと違うんだ、という話は前にも書いてますので

   省略しますが、バブル?のあり様も違うし、

    今回の不動産購入は、日本のバブル期に、見られた日本マネーの

   溢れた先の、そのあり様とは、いかにも違う、というのが私の見方です。

    この先、ではでは、いったい何がどう違うのよ、

   というお話を書きたいのですが、

    長くなりましたしこの先も少し長いので、

    また、明日へ分割で書かせていただきます。

    

   

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2010年12月 8日 (水)

北海道、中国人による不動産投資を規制へ

  11月29日、北海道 高橋はるみ知事が 道議会で、

   外国資本による森林や沼地の土地取引に事前届け出を求める

  独自の条例を制定する考えを表明した。

   そのことが、中国の一部マスコミでも取り上げられている。

   この条例、北海道の土地や水資源をこれ以上外国資本に売られて

  いくことを実際は防ぐ目的のもの。

   そして、この外国資本はほぼ中国資本を指す。

    今のところ、中国側の反応は冷静。残念ぐらいの感覚。

  では、日本側の反応は、というと、

    これが、まぁ中国側だってこの問題だれもが関心あるわけでもなく、

  誰もが知っている程の問題となっていないのと同様、

    日本側も、ほとんどの人がこの問題知らされていない。

  知らされていなければ、分からないのは当然で判断のしようだってない。

   例えば、

   韓国の済州島、

   韓国でも数年前の世界的な経済破綻から立ち直るのに苦労し、

   経済が低迷していた。

    そんな時、済州島政府は、今年2月、海外からの観光誘致は

   国を挙げての事情として取り組み、

    不動産についても海外からの投資を積極的に呼びかけ、

   不動産を取得した外国人には、居住資格を与える優遇措置を

   打ち出し、更に、高額の不動産を購入するなら、済州島への

   居住資格がすぐに手に入るほか、そこへ5年間住み続ければ

   永住権だって与えちゃう政策を打ち出した。

     こうした、韓国のお国事情(日本だって同じだしどの国も

   似たり寄ったりですが)で歓迎し始めた、外国人への不動産売買、

   ちょうどその頃、昨日も書きました中国の「限購令」とまだ止みそうも

   ない中国国内の不動産への投機目的の投資、

     中国国内の余った金は行き場を失い、国外へ。

    驚くほどの勢いに、恐れをなした済州島政府も此処へ来て

   こんどはちょっとこの歓迎一色ムードから、

   規制ムードへ。

     それくらい、中国マネーに勢いがあったという証明です。

    結局、どうも中国マネーの流れを甘く見積もっていた、証明です。

   そして、他の買い物と違って、

    他の品物は再生産が可能ですが、

    土地はどんどん変われると、気づいてみたら、

    圧倒的に自分の土地が少なくなり、 

    何より土地は再生産が出来ない。

    そして、慌てたわけです。

    

    今こそ知らせるべき実態は知らせ、

    皆で考えてこの問題対処すべき時に来ていると思います。

    

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2010年12月 7日 (火)

中国人による不動産投資を規制

  一昨日でしたか、北海道新聞に

  「土地取引の監視強化」

  道知事議会発言に中国メディア関心

   との表題の記事が載っていました。

  昨日から同じく、北海道新聞が連載、

    それぞれの 中華マネーを追う

  第一回 緩い規制 つかめぬ実態

  をスタートさせた。こちらは全5回の連載となるようです。

   どちらも、注目しております。

    「中華マネーを追う」の連載の方がこのあと数日

  ありますので、その連載の終了を待って感想を述べさせて

  いただきますが、この企画とても重要で皆さんどうぞじっくりと

  お読み下さい。

   ここに書かれている内容は、現状がどうなっているかの

  記録としてあるだけでなく、すでに我々のすぐ近くでこうした

  変化が始まっており、また、そのことが今後、このままだと

  どうなるのか、そしてこのままでいいのか、様々な問題を

  含んでいるます。

    先の、高橋はるみ道知事が11月29日、

   道内の土地取引の監視強化に向けた条例を制定する方針を

   示したことに、

    中国メディア(新聞)ですが、すぐに反応、

    日本の動きを紹介しています。

   

    この問題、実はここのところの中国が、

   これまでは「 Made in China 」だったのが、

   ここに来て「 Bought by Chaina 」買う側、購買する中国へ

   と、大きく変わりつつあるんだということを

    世界中が気づき、言い始めている。

    というくらい、日本だけでなく、世界中で中国人が出て行って

   その国の物を買い始めている、その現象を捉えている。

     で、その“物”が、家電だったりの一般的な商品だと、

   メイドイン・ジャパンあるいは、ブランド品を買いあさる中国の人の

   姿を捉え、驚くべき購買力が、つい先日まではそのことが話題となり、

    経済界ではそうした購買力を持つ、中国富裕層をどう取り込み、

   どうそこへ働きかけ、どう売り込むかが、話題としてあった。

     そうした話題はここでも何度か取り上げた。

  

    それが、こんどは“家”になり、“土地”へと動き始めた。

   確か前にもここでもちょっと触れたと思うが、

    富士山周辺のホテルのその殆ど半数以上が今や中国資本

   だということを紹介したように思う。

    更に中国では、

    いわゆる不動産バブルを回避する為の一手段として

    中国の国内不動産取得に規制をかけはじめた。

    「限購令 シェン・グゥォ・リン」というやつだ。

     これがまた国外でのこうした土地・建物への不動産投資に

   拍車をかけている。

     ということで、北海道の場合は、

   その森林が買われている実態もある。

     ではでは、果たしてこのままでいいのか、

    が今問われている。

    いずれにしても、問題を論議する上で

   まずは、現状・実態とその分析は欠かせない、

   こうした問題、あまり一般には目に見えない知らされない

   部分での売買が多く、

    道民にその実態を知ってもら上で今回のこの

   新聞連載のような記事・企画は必要だと思う。 

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2010年12月 6日 (月)

東北新幹線青森駅開業で、函館にも・・・

 4日の、東北新幹線が青森まで。

 次は海を渡って、函館へ、とそんな記事や報道を目にして、

 オメデトウムード、と、歓迎ムードは分かりますが、

 個人的にはどうも・・・。

Dai_monn_2   こんな感じで、函館駅前商店街は「大門だいもん」と

呼ばれてまして、そこのアーケードには

こんな垂れ幕がかかりますよ、の紹介です。

 そしてその幕には、

  下に、中国語・英語も併記され、

日本人観光客だけではなく海外からのお客様

   をもお迎えする準備が・・・、

   という話題です。

    いつも思うことですが、この新幹線関連ニュースですが、

  もう、新幹線もそれ自体は珍しくもありませんし、ただその路線が

  伸びているだけですし、時間が短縮といってもそろそろそんな時間も

  折込済みというか、そう感動するほどの驚きもなく、経済効果を期待

  されるのは結構ですが、期待値が余りにお起きするぎるように思えます。

   大体、こうしたスピードを求める人たちは速ければ速いほどいいので

  しょうから、そうした人たちにその町をゆっくり見ていただくというのは

  望めませんし、新幹線が届いたことによって、急に人の流動量が多く

  なるようなことはなく、これまで飛行機だった人が、新幹線へ、これまで

  在来線のお客が新幹線への移行の問題であって、

    これを機に観光に出てみようかなどというひとは一体どれくらいに

  なるのかは分かりませんが、絶対数がどれくらい増えて、更にその人たち

  の旅の形態も“新幹線”並に忙しいのだとしたら、どうでしょう、

  旅はゆっくりの提供するほうが好いんではないでしょうか。

    さて、このままでは中国話題と関係ありませんので、

  ここで無理やり中国の方の新幹線話題に持っていきますが、

  中国でも矢張り新幹線による経済効果などは勿論期待しているようですが、

  明らかに日本と違うのはその、土地の問題ですね。土地が全て国のもの

  ですので、新幹線による、駅前や沿線での土地問題というのが直接には

  派生しません。

     更に、中国での新幹線利用者は、その切符の高さなどから、

  明らかに在来線利用者とは別の人たちに利用となりますので、

  一般に及ぼす経済効果の違いはあります。

     新幹線発着の為の駅が、在来線とは違う、中央駅ではなく、

   市の外れの方の駅から出ることが多いので、それなりに不便です。

    ですが、日本より広い国土を走る鉄道は、新幹線は日本よりもっと

  切実に欲しい問題でもあり、実際必要とされております。

    で、すでにここの所相次いで新幹線路線が出来上がり、試験走行

  実施となって、走っております。Xinganxian_hexie

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2010年12月 4日 (土)

中国・「物価抑制狙い緩和策転換」

   丁度昨日、ここのブログで中国の急激な物価高騰についての

  お話を書きました。

   そうしましたら、今朝新聞を見ていたら、一面に

  「中国金融引き締めへ

           物価抑制狙い緩和策転換」

    の文字が躍っておりました。

  恐らく、どの新聞をご覧になっておられても、ほぼ同じような

  内容でこのような内容の記事が掲載されていることと思います。

   まあまあ偶々でしょうが、昨日書いて今日その話題がまた

  一般紙で目にするとはおもってませんでしたので、タイミングの良さ

  にちょっと驚いていますが、

    ことほど左様に、中国の物価上昇は深刻だという証明です。

    新聞記事自体は、中国政治局会議を開きその問題が取り上げられ

   ている点や、金融政策の転換など、難しいことを書いてはおりますが

   庶民の目線ですと、

     昨日書きましたように何よりも、毎日の暮らしに直結している

   物価の問題が深刻なはずです。

     そして、また所謂不動産と言っていいのか、自分達の住まいを買う

   為の住宅バブルですね、この二つが今いま

     庶民の関心ごとです。

    

     それで中国政府としてもこれは流石にほっとくわけにも行かず、

   ちょっと手を出してみたのですが、

     どうでしょう、このコントロールは難しいですね、どの国でも難しい。

   とりわけ、この物価の部分を早くに抑えたい気持ちはあるでしょうが、

   政府としての金融緩和だの、銀行預金率だのその辺をいじっても

   庶民には伝わらないし、すぐの効果は望めませんので、

    ちょっと、この問題深刻です。

    

    日本はあと数週間で年末を迎え新年を迎えますが、

   中国ではご存知のように旧暦での新年を迎えますので、

   年が明けて、2011年になってですね、“春節”ツゥン・ジェが

   近づくそのあたりまでに何か効果的な手を打たないとちょっと大変です。

    もちろん何か打つでしょう。

    それが、何時どの地点で、の問題と、どれくらい実行力のある手段かが

   今後の注目のまととなりそうです。

Wujia11  何よりも、

  庶民がもっと楽になれる

  幸せを感じることができる

     そんな社会作りを是非、目指して欲しいものです。

     今のありようは余りにちょっと一部の人にとって、都合がよく、

     その一部の人が努力してそうなったのは理解できます、

     ではごくごく普通の人たちは努力しなかったのか?というと、

     いえいえ、それなりにみんな日々の暮らしの中で、幸せを求め

     昨日より今日の暮らしがそして、明日がもっと好いことを

     願って暮らしている、そんな普通の人たちにとって、

     住みよい国づくりを、目指してもらいたいものと願っております。

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2010年12月 3日 (金)

急激な物価高に音を上げる中国庶民

Wujia11

   ここのところ中国庶民の話題は、

   「いったいどうしたんだ?何もかにもこんなに値上がりして??」

   というのが話題になることが多いらしい。

    ここのところというのは、前からそうした傾向にはあったのですが、

   こんなにも急激な値上がりは予想していなかったし、実際にそう

   なってみたら、とてもじゃないがこれでは生活を直撃していて、

   毎日の買い物でそれが痛い程しらされる結果となった。

     とりわけ、これまでは割りと抑えられていた毎日の食品に

   かかわるような食品で顕著らしい。

     つまり、庶民の毎日の暮らしを直撃している、ということだ。

    肉や魚や野菜など毎日の食事作りに欠かせないすべの材料が

   急激な値上がりで、いったいどうなっているんだ!と

    その不満の声が聞こえてくる。

     給料はそんなに上がっていないのに物価は上がる。

   しかも、これまでの暮らしでは必要としなかった様々の物質は今

   中国市場では溢れている。勿論、お金さえあれば便利な暮らしに

   なり、あらゆるものが手に入るようになった。

    ただし、それらは皆、お金があればの話で、

    お金がなければそうした物が手に入らない他に

    これまで買っていた普通のものまでもがいつの間にかこれまでの

    値段では買えなくなってきている。

    ましてや、こまでは必要ともしていなかったまた市場そのものに

   余り出回ってもいなく、買わなくてもすんでいたものも、

   消費するようになってみたら、そのあと急に物が値上がりし始めた

   これはちょっと大変です。

     相当アチコチで不満が噴出していますが、

     大丈夫でしょうか、

     政府はこうした不満の種をそのままにしておいたのでは

     これがどんどん膨らんで大変なことに成るくらいは知ってる

     でしょうから、まぁ何か手は講じるのでしょうが、どうでしょう

     これでまた急激な物価上昇を抑える方法は、これまた

     なかなかどうして難しいものがありましょうから、

     このあと、この年末を控えての中国政府各関連機関の

     お手並み拝見といったところですが、

      まだ何もそうした効果は見えてません。

      

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2010年12月 2日 (木)

海外から届いた高校生の素顔ー「国際文化フォーラム通信88号」寄贈ありがとうございます。

Kokusai_bunnka88 「国際文化フォーラム通信」

 88号をお贈りいただき、

 ありがとうございます。

  毎号楽しく拝見させて

 いただいております。

  この号の特集は

 「海外から届いた

  高校生の素顔」

 写真は見る人に多くの気づきを

 もたらします。

   TJFは、そのような写真の力に着目し、日本の小学生や高校生の

   姿を海外に写真で発信してきました。

    その一環として、高校生の素顔を国内外の同世代に紹介するため、

   高校生が身近な高校生を主人公として、その姿を写真とエッセイーで

   表現する「高校生フォトメッセージコンテスト」を実施しました。

     エッセイからは、作品を制作する過程で主人公と撮影者が相互の

   関係を深め、自己を振り返り、他者を理解してゆく様子、悩みや不安

   と向き合う姿などが生き生きと伝わってきました。

     2008年度、同コンテストを継承するかたちで、よみうり写真大賞

   高校生部門に「フォト&エッセーの部」が開設されました。

     さらに2009年からは海外の高校生も参加できるようになりました。

    今号は、海外から届いた作品と、その作品を見た日本の高校生の

   感想を紹介します。

     と、表紙面には書かれていまして、

    各国の高校生の写真が紹介されております。

     中国からは

   「私達の誇り、モン族の文化を伝えたい」があり、

     それに対する日本の高校生のコメントが記されております。

    また、他の国の方の写真もそれぞれにユニークで大変楽しくかつ

   いろいろ感じさせるものがありました。

     ありがとうございました。

                           函館日中友好協会

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2010年12月 1日 (水)

函館商工会議所主催・中国語講座 まもなく終了

D6aec21df98c5544c31  

 「夜深知雪重、

   時聞折竹声。」

    :白 居易

 

   一昨日の雪が、昨日・今日で融け始めて、また寒さが少し

  和らいできたようです。一昨日は物凄い寒さでした。

   12月となりました。何とはなし、慌しさを感じます。

   11月に始まりました

   函館商工会議所主催「接遇・応対のための中国語講座」

   前10回も残すところあと、1回となりました。

     この間の受講生のみなさんのご協力と、主催団体

    商工会議所のみなさんにお礼を申し上げたいと思います。

     毎回、こうした学校以外の社会人の方を対象とした

   様々な講座に参加させていただいて、いつも感じるのは、

   私は学校でも同じように中国語の講座をもっておりますが、

   中国語に多分限らないでしょう、こうした学校をもうお出になってからの

   学習の機会に参加される皆さんの熱心さに感心するとともに、

   こちらも学ぶものが多く、毎回楽しく過ごさせていただいております。

    学校というところが、学ぶ場として用意され、それなりに環境も

   整備され、その点では申し分ないのですが、何せその頃の習うもの

   と言ったら自分の関心の外にあるものも多いですし、どうしても

   受動的になります。更に、年代もありますし、個々人の関心の対象

   が違う点もあり、学校で学べるものにはどうしても限りがあります。

     近年では、学校をお出になってから、こうした様々な機会で

   ご自分の興味のある実にさまざまなものが学べる機会がますます

   多くなり、そうした場も増えました。

     今回もこのように、函館商工会議所さんが、そうした場を

   準備して下さり、一緒にさまざまな職業・年齢の方と10回の

   中国語講座を楽しめることとなりました。

     あっと言う間の10回でした。この講座は、週に2回づつ講義が

   ありますので、10回といっても5週で終わります。ほぼ一ヶ月と

   少しの期間でした。

     先にも申し上げましたが、会場が遠い方も沢山おられたでしょうに

   毎回毎回足を運んで熱心に耳を傾けていただいた、みなさんに

   心よりお礼申し上げます。

     どうぞ、今後も何らかの形で、そうした機会がございましたら、

   中国または中国語に関心を寄せていただいて、

     できましたら、中国語のお勉強をお続け下さい。

    函館商工会議所のみんさんには、

    先ずはこうした機会を与えてくださったことへ、

    更には毎回、係りの方がわざわざ会場まで足を運んでくださり

    何かとお世話いただいたことに、

    ここに心よりお礼申し上げます。

    ありがとうございました。

      生活中処処有第二機会

   ---如有Ni能発現它イ門并勇敢去実践的話。

        函館日中友好協会

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