上海万博閉幕ー上海世博落幕
上海万博が終わり、昨日閉幕式が開催されました。
上海世博円満落幕、昨天挙行落幕式了。
昨日の特別番組を見ていて、あの開幕式にかけたような
熱気はなく、全体的に中国としてはおとなしめの開幕式となりました。
派手さがない、というだけで、相変わらず、これはどこの国もそう
なのでしょうが、スターが出てきて、民族を意識した踊り子が踊りを披露し、
民族楽器で音楽を奏で、後ろは大きな映像幕がコンピューターを
駆使した画像を映し、ワイヤーで吊り上げられた人たちが空を舞う、
そんな演出でした。
演説と言うか、挨拶も少し長くなってましたが、
全体に受けた感じは、派手さが少し抑えられて
いて、私にはこれで十分と言うか、これでも少し
もっと、抑えてもいいかな、と思えるくらいです。
← 劉徳華の歌。
スターだって、この一曲の為に呼ばれて、それも
持ち歌とは違う歌を歌わされて、終わったらはい
さようならでは、ちょっと可愛そうでしょう。
まぁまぁ、受ける感じはそれぞれでしょうから、それはそれで
構わないのですが、
精彩さが少しない、ここのところの中国の余裕の無さが
垣間見える、というのは言いすぎでしょうか、そんな開幕式でした。
大阪の橋本知事の話題が日本のニュースで取り上げられてました、
ニュースによっては、その話題にいきなり入るのでとても唐突な感じを
お持ちの方もおられたでしょうが、
あれは、開催地、上海とー大阪が、姉妹都市、との関係で、彼
橋本大阪知事が招待されたわけですが、中国側の中央にまでは彼
橋本の個人的な情報が届いてなかったらしく、ちょっと怒らせた、という
前振りがあっての話題でした。
さて、この万博そして、08年の北京オリンピック、
二つの超ビックイベントを中国で開催し、その事を通して中国が学んだ
というか、学ぶべき事は、
先ずは、こうしたビックイベントを開催する時、
開催地が決まりそれだけで、浮き立つ準備期間があり大変ですが、
そうした準備の段階こそ、大切にしなくてはいけないということですね。
オリンピック前のチベットの問題での、聖火リレー
万博の前の、万博テーマソングの例を、言っています。
もう一つは、世界からお客様をお招きするこうしビックイベント開催中は
世界と喧嘩できない、というか、何処かの国と揉めること事も避けなくては
いけませんし、国内の問題も余り大きくすると大変だ、
ということを、多分いやいやですが学んだ?とは思います。
それを学んだ上でさて、今後どうするかは、
中国の問題ですので、私には分かりませんが、
是非学んだ事は生かしていただいて、好い方向へ進まれることを
願っております。
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