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2010年11月 3日 (水)

フェイ・ウォン 王菲 コンサート 2010年10月

Wangfei1

  フェイ・ウォン 王 菲 2010年 10月30日  北京

   知人から突然の電話が来て、何事かと思ったら、

   北京の「王菲コンサート」を見てきたたった今戻った、という。

    そのコンサートに出かける話も聞いてなかったし、

   「王菲」が好きだ、という話は以前にちょっと聞いたことが

   あったような気はしてるが、そんな熱狂的?なファン

   だととは知らなかった。

     何より、そのコンサートが素晴らしかったそうだが、

    そのことをわざわざ私にそれも唐突に知らせる意味が

    分からないままに、突然の電話に暫く付き合わされた。

     フェイ・オンのアルバムも2枚ほどは持っているが、2枚も

   と言えるほどでもないし、たった2枚とも言えないので、特別な

   ファンとはとても言えない私に、何故にこんなに切羽詰ったように

   そのコンサートが如何に素晴らしかったかを、訴えかけるのかが

   分からず、電話で相槌を打つ間中もずっと私はそのことのほうが

   聞にかかり、悪いが、多分の途中上の空で聞いていた。

     何年ぶりかのコンサートで、北京と上海で開催とのニュースは

   何処かで目にしていたし、そのコンサートの為のポスターを見て、

   ちょっと奇抜で独特のそのデザインは、相変わらずだな、と

   私の目には映った。

      相変わらず、とは彼女「王菲」の個性を大切にしたそういうもので

    髪型から、着るものにまで、思いっきり個性を出そうと言うその姿勢

    を感じられた。

     映画『恋する惑星』重慶森林 で、夢中人を歌い、

     「容易受傷的女人ロン・イー・ショウ・シァン・ダ・ニュゥ・レン」

     中島みゆきのカヴァー曲を歌ってたころの彼女以来、最近では

     「天使」だったかな、そんな曲を聴いたが、

     その程度の予備知識しかない私が何故に、フェイ・オンファン

    代表のように、コンサート視聴報告を長々と聞かされている。私が

    選ばれた理由は結局分からず終いだったが、

     

      電話の主は、こうも言っていた、

    今月(11月)は、上海でもコンサートがあるの、でもチケットが・・

      意味は、上海のコンサートにもわざわざ日本から出かけて見に

    行きたいらしいことと、かなり真剣に検討されていて、チケットの

    入手が困難らしく、それさえ解決すれば今すぐにでも準備に入る

    ような勢いだった。

 

     それに対しても私の答えは、日本人を代表するような、

    行けると好いですね、という全く当たり障りのない気のない返事だった

    のを反省している。

     電話を終えた後の私の感想は、

    そうい時代になったんだ、というある感慨が残った。

    これが大陸で最近は日本の歌手がコンサートを開いても同じような

    現象があり、日本から大挙してファンが押しかけてるのだそうだ。

      この点で二国間の距離は近い。

      だとするなら、近い将来、

     日本のコンサートに大陸からその歌手のファンが訪れ、

    或いは、大陸で人気の歌手が日本でコンサートを開いても、それを

    目掛けて、ファンがドットくる時代が来るのかも知れない。

      そういえば、何でも一部もうそうした兆しがあるようなことを、

     何処かで話題になっていたのを聞いた記憶がある。

     

     凄い時代になったものだ。

     さて、自分にそこまでして?見に行ったり聞きに行ったりするほどの

     偶像が居るかというと、ハテいない。

     そうした“人(スター)”を持てる人を少し羨ましくも思える。

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