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2010年11月30日 (火)

中国国際放送局日本語部・『かけはし』

Kakehasi  いつも、『かけはし』お送りいただき、ありがとうございます。

  この号も沢山お送りいただきましたので、

  中国語教室の皆さんにも配布いたしました。

  毎号カラー刷りのとても綺麗な紙面編集となっております。

  

  今号私の注目の記事は

   北京驚きの「ハンカチ」事情

   です。

   どうしてもこうした一般庶民の生活に関連したものが

  個人的に好みでして、この記事を注目して読ませていただきました。

   これまで、北京に限らず中国の方は、「ハンカチ」を

  お持ちの方はとても少なかったのですが、変わってきているようです。

   そういう意味で、数日前に書きました、

   『隗報』に私が書いた、「雨衣」の前段のところの

   雨の日に傘をさす人が多くはなかったということや、

   あと、「サイフ」ですね、以前は大概の人がこう現金をグワッと

  パケットに捻じ込んで、サイフをお持ちの方は少なかったのですが、

  ここのところ、女性もそうしたオシャレな「サイフ」を持つようになり

  ました。

    こうした、小物を持ち始めるようになった、中国の都市部の

  人たち、

   さて、これからは、どんなものを持ち始めるのでしょうか。

   『かけはし』 お入用の方は

   茶館「隗」にもおいてあります。どうぞご自由にお持ち下さい。

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2010年11月29日 (月)

広州・アジア大会閉幕

Yayunhui1_2 11月12日

 開幕の

 広州

 アジア大会

 は、昨日27日

  無事?閉幕。よかった、よかった。

   中国国内でのアジア大会は、北京で一度開催しているので

   今回が二度目。

    なにせ、ここのところ、オリンピックといい、上海万博といい、

  開催時期に何かしら邪魔?が入ってせっかくの一大イベントが

  にどうも水を差されることが続いていたので、ちょっと心配していた。

   先日の北朝鮮の騒ぎももう開催が終わる間際のところだったので

  まあ、そんなに影響はなかったと思う。

    この大会、ここのところよくエコが叫ばれ、例えばこのためだけの

   会場新設を見送るなどして、はぼ既存の施設を使うように工夫したり

   していた。

     その割には、開会式も、閉会式も合いも変わらずの派手な演出で

   今回は広州にある川を上手く利用して、上海の時もそうでしたが、

   水があるので、それに映す演出と、水がすぐそばにある安心感からか

   その花火の数その他がとてつもない数で、

     こちらは、エコとはいかなかったようです。

    メダルの数も、中国が金メダル199、あと一つで200という圧倒的

   成績でご満悦のようですが、こちらもどうもその競技種目がこれまでは

   なかった様々を入れ込んでの方式は今後の課題となるようだ。

     競技人口があまりにその国に偏っている、その競技が開催国に

   あるのだとしたなら、これはやはりちょっと見直さなくてはいけないだろう。

    何にしても、自国はもとより、

    こうした大きな催しを開催しているその最中に何かしら

    問題がおきるのは、それだけ世界の動きが活発だという

    証明だろうか。

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2010年11月27日 (土)

自転車用雨合羽 - 『隗報』第82号

   『隗報』82号、私の文章は「雨衣ユゥ・イー」です。

   「雨衣」は、の日の服、ということで、カッパです。

   日本語の「合羽」の漢字の使い方も面白いですが、

   そちらは今回は関係ないので、省略。

  カッパはカッパですが、それも、普通の雨合羽ではなくて、中国

  で見かける、自転車用雨合羽のことを書きました。

    先に、画像をご覧いただいたほうが早いので

Yuyi1 ← これがそうです。

 使用する時は、こうなって、打ってる時は

 右上の袋に入るような状態で売られていて

 普段保管する時も折りたたんでこのような

 専用袋にいれてしまっておきます。

    ↑この写真ですと、右→に進む自転車にこのままの状態で乗ります。

    右側端が、ハンドルを握る手の部分で、帽子があり、頭からすっぽり

    それをかぶり、後ろは背中から腰までを雨で濡れないように覆われる

    ようになっております。

      私の簡単な説明では、日本で売っている自転車をすっぽり覆う型の

    自転車カバーの真ん中に顔を出す穴と頭の部分を取り付けてような

    そんな肩から全体をすっぽり覆う型のカバーです。

    これを着たときの様子が

Yuyi2 こんな感じです。前の自転車カゴまですっぽりこのカッパの

中に入れて、自転車に乗ってますし、一度だけ、前に子供を

カンガルーのお腹のように、前に乗せて乗っているお母さん

を見かけたことがあります。

  何でも自転車のこの雨合羽日本にもあるようですが、

    私は中国でしか見たことがないので、てっきり中国専用と思ってました。

    「雨衣」はカッパの意味ですが、今回はこの自転車用カッパのお話です。

    基本、中国の人たちは以前は特に、雨が降ったからといって傘をささない

   人が多かった。また、私の記憶してる少々古い中国ですは、その頃は

   多分傘など持っていなかったのだろうと思います。

      加えて、南ではスコールのよな激しい雨は降るものの、やり過ごせば

   また陽が差してくるので、ちょっと雨宿りか、やり過ごせばそれでよくて、

   北は基本雨の日が極端に少なく、夜降って朝には上がる雨は問題

   ありませんし、たまの雨の一日などは外出を控えていたのではないで

   しょうか。ですので、街では、傘をささず濡れるに任せてずぶぬれの人を

   好く見ました。

     それで、通勤手段が自転車という人がまだまだ多いので、この雨の日

   の出勤風景としてこれを思い出します。

     日本じゃ見ないのは、雨の日にも自転車で歩こうなんてひとは少ないし、

   私の住む函館では、高校生ぐらいかな。

     高校生がこれがこれを使うようになれば、普及するかも。

     『隗報』82号をどうぞご覧ください。

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2010年11月26日 (金)

「中国の名医」-『隗報』第82号より、

Kaihou_82 中国情報機関誌

 フリーペーパー

 『隗報』をいつも

 ご愛読いただき

 ありがとうございます。

  最新刊号第82号

 のご案内をさせて

 いただいております。

 定期購読の皆さん、

  順次発送しておりますので、お手元に間もなく届くと

  思います。いま少しお待ちください。

   昨日は、木下さんのお寄せいただいた文について

  紹介させていただきました。

  今日はお二人目、石井さんの文に触れてすこし紹介を

   させていただきましょう。

   「中国の名医」という題で、中国にいらした時に偶然

  治療をお受けになった、大夫ダィ・フゥ(お医者さん)の

  エピソードですが、こうした話も実は結構よく耳に私自身は

  していて、どこそこにその方面?の名医がいるという話ですね、

    こうした名医は大概は、西洋医学の先生ではなくて

   多くは、漢方の先生のことが多いように思いますし、

   もっと、はなはだしいのは、気孔の先生だったりします、

   ただし、話が気孔までいくと、もう玉石混交どこまでが、

   どなのかは、恐らく誰も分からないのではないでしょうか。

    今回のお話、按摩といえるのか、カイロナントカというのか

   こちらも西洋医学とはまた違った治療法でその人の欠点を

   治す、というお話でした。

     結果は素晴らしいものがあって、

     それまで様々な治療で治らなかったその痛みから解放された

   喜びと驚きが伝わってくる文です。

     信じるかどうかはまた、別の問題ですが、

   本当にいるんです、こうしたお医者さんが、

   それは、長年の経験と、なにかでやってるようですが、

   科学的データとはまた違った立場をとっているようです。

     興味がおありの方は是非ご覧ください。

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2010年11月25日 (木)

中国・水を汲む「提水」ティ・スゥィー『隗報』第82号

  お待たせいたしました、『隗報』の今年最終号、第82号発行いたしました。

   いつもご愛読ありがとうございます。

Kaihou_82  どうぞ、この号も楽しい中国話題でお楽しみください。

   書き手は3人です。

   お一人目が今回初めて書いてくださった、

   木下 正明 さんの

   「提水 ティ・スゥィ」の話題、

            お二人は、石井 塔子 さんが書いてくださった

             「中国の名医」の話、

            そして、最後は定番ですが私が書いてます

             わたしのみた中国

            今回は「雨衣 ユゥ・イー」 の雨合羽の話の

               三点です。

             どれも中国で実際に生活したりすると分かる

    逆に言うと余り、一般の形では知られていない中国事情を伝えて

    おりますので、参考になると思います。

     木下 さんの「提水ティ・スゥィ」は、中国集団生活では

   欠かせない毎日のお仕事の一つです。

     むか~しむか~し、日本でもどの家庭にも水道が普及する前

   どんだけ前なんだ!という話ですが、

     実は日本でも、水汲みの仕事が各家庭ではあったんですね、

   それが、少しして今度は、近所に共同の水汲み場というのが出現、

   これがまた、今の消火栓のようなもので、ある地域に一定程度あって、

   其処までいくと水が自由に汲めるのです。

     消火栓の上のほうにライオンの口のようなデザインがあってそこから

   水がどんどん出てくる仕組みでした。色は勿論消火栓のように黄色では

   なくて、鉄色そのものでしたが、

     まぁ話題はともかく、それで中国では

     ここで書かれているのは大学の構内のお話ですが、ここで暮らす人たち

   学生は勿論のこと、大学の職員、それも相当の数になります、

   職員がそれ位いると、その職員への福利厚生の施設が必要となり

   其処で働く人たちがまたいるわけで、その家族もおるわけですから、

   数はどんどん増えて大変が数の人たちが一つの共同体としてそこで

   生活することになります。

     この感覚がなかなか日本ではお判りいただけないので、

    私はこれももう古いのですが、以前の「国鉄」時代のあの

   「国鉄」の職員の官舎がずら~とあって、

   「国鉄」職員のための「鉄道病院」があり、「鉄道学校」があり、

   「鉄道購買部」があり、それぞれにその職員がいて、企業体としては

   「国鉄一家」だったころのやり方と言ってますが、

     すでにその「国鉄」もなくなって久しいのでこの感覚も分かり辛く

   なってますが、

      そんな大家族企業体で暮らす中での

    水汲みのお話です、どうぞ

     ご覧ください。

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2010年11月24日 (水)

中国・トレンディテレビドラマを見て、-中国時髦電視劇

   Dayan_21_2  

  テレビドラマがその国のその時代を写し、その時々の話題

  にある方向性を与えることは、どの国にもある現象だと思います。

    とりわけ、現代劇といいますか、今いまの時代を取り上げ

  今の問題を題材にした、その手の番組はその点で、色濃く時代を

  反映することになるはこれまたどの国も同じです。

    トレンディドラマ(時髦電視劇 シィ・マォ・ディェン・シ・ジュゥ)は、

  中国でもここのところ数多く作られております。

    日本と多少違うのは、日本のようにこうした時代を捉えた問題

  が、その時の人気のある俳優によって、その役者さんの人気に

  寄りかかって成り立つものの割合が少なく、大概そのストーリーの

   展開と問題の切り口によって強く、主張している点にあるかも

   知れません。

    昨日ご紹介した、中国テレビドラマ『大女当嫁』ダァ・ニュゥ・ダン・ジャァ

   の続きを少しお話させていただきましょう。

    このドラマ、監督の孫晧の取り上げた問題は、現代中国若者の

   婚姻問題です。

    こうした言ってみれば個人的な問題が社会問題となるには、

   それなりに、この問題に普遍性がなければなりません。

    更に、ドラマとして完成させる為には、その普遍性を兼ね備えて

    ある具体的事例として、そのドラマの主人公を設定し、周囲に人を

    配し、物語を展開させていくわけです。

       あまり個人の問題に特化していきますと、問題が見え辛く、

    かといって極々当たり障りのない普遍化した問題をそれだけで

    取り上げても何のインパクトもありません。

      難しいのは、この辺の処理だと思います。

Jiangdayan1 さて、  主人公、姜大雁 ジャン・ダァ・ヤン(宋佳)

  は、ドラマでは34歳?だったかな、の大学教師、

  教師としてももうすっかり仕事にもなれ、職場も

    安定しているので、その点での問題は何もない。

       妹も弟もすでに結婚していて、残されたのはあと一人。

    家族は誰もがあとは彼女の結婚を願っている。

       それなりに、知り合う男性はいるものの、どれも今ひとつ

    上手く行かない。自分でもそろそろとは思っているが何せ相手の

    あることだ。ご多分に漏れず、彼女にはそうした同じ年頃の仲間?

    もいる。家族が気をもむ、そうすればそうするほど、本人にはその事

    が負担となり、探し当てたと思った二人の関係がどこかギクシャク

    する。そんな周りを含めての様子を、深刻な問題なのですが、

    時にコメディの要素を取り入れて、時に社会問題として、監督は

    上手く構成していたし、

      この主人公を演じた、宋佳という役者さん前には、私が見て

    覚えているのは、確かやはりドラマで有名骨董収集家のお嬢さん

    という役どころで主役ではなく出ていたのを思い出す、その時も

    上手かったが、こちらの教師役がもっと嵌り役でした。

      いったい、ヒトはどうやって一生の伴侶となるべき人を見つけ、

    家庭を持つに到るのだろうか、

      では、なぜ現代若者は結婚を急がなくなったのか、

    素敵な異性がいないのか、結婚という制度が何か色あせてきた

    とするならその要因は何処にあるのか、

      は、別に中国でなくとも語られるべき問題で、

      このドラマのような作品が、韓国作品が最近レンタルビデオ屋

    さんで豊富に見られるように、

      中国ドラマもこのくらいのところまで、レンタルで見れるように

    なると良いのですが、

      現状見れませんので、とても残念です。

      ネットで中国サイトに入れますと、見れます。

     また、お近くの方でしたなら、ビデオ録画したものが手元にございます。

     ご覧になりたい方は、連絡をください。

        中国テレビドラマ『大女当嫁』を見ての感想です。

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2010年11月23日 (火)

中国テレビドラマ 『大女当嫁』 を見終わって

   中国のテレビドラマを昨日、ようやくまた一つ見終わった。

  何せ見なくてはと思っている映画も多いし、テレビドラマも数点

  あって、順に片付けてはいるのですが、ドラマは回数も多くて、

  数日を要する。

    まだ、見なくてはいけないDVD映画たまっているし、

  中国の書籍もあるが、年内には見切れそうもない。

   映画よりテレビドラマは長い分、現代中国社会を写し取って

  知らせてくれる面が多いので、それなりに言葉の上でも、新しい

  現代社会の習慣や、今いま中国が抱えている問題点なども浮き

  彫りにしてくれてますので、努めて見るようにしております。

    私の場合、衛星放送で中国テレビを受信し、そこで放送される

  ドラマを全てはどうやっても見切れませんので、適当にその中から

  選択して、これは、と思うものを録画し、纏めて一気に見るやり方で

  して、今回もそのやり方でこのドラマをようやく見終わりました。

     これは確か全25回の放送物で、ドラマとしては長い方では

   ないので、助かりました。

    そもそも、このドラマその題名からして内容が想像できる、

   そんな類のドラマですので、先が読めるといいますか、その問題は

   現在中国で社会問題化していることは、他のところからも聞こえて

   おりましたので、そう驚くほどのテーマではありません。

     現代の新しい問題を、どう表現して、訴えるかが関心のまと

   としてありました。

    『大女当嫁』はちょっと訳しにくいのですが、失礼でないような訳し方

   とするなら、結婚したがらない女性たち、とでも訳しておきましょうか、

   大体の意味は漢字から読み取っていただけるとは思いますが、

   そのよく言われる適齢期となっても嫁にいかない娘の、結婚までの

   お話です。ラストシーンはそこまでは届かず、そんな相手がやっと

   見つかって、やれやれのところで終わりますが。

Dayan1 ちょっと紹介も兼ねて皆さんに興味は

無いかも知れませんが、

 写真一人で上にめがねをかけて

 映っている女性が、主人公の

 ドラマの中の、姜大雁 ジャン・ダァ・ヤン

 宋佳 が演じています。

 下は、彼女と関係してくるそれぞれ

 男性。

  これに更にこのドラマが上手いのは

    家族構成のところに、上手い俳優を配していて、家族とその嫁に

    いつまでもいかない「大雁」の問題が組み込まれていきます。

      とりわけ私が好きなのは、彼女のお父さん役、馬書良演じる

    元大学校長を退職して家にいる彼の役どころ、

      おばあちゃん奶奶(中国語・ナァィ・ナァィ)の役どころも色を

    添え非常に上手くドラマが進んで行きます。

      この手の問題で中国語の流行語ともなった

    「剰女剰男」 セン・ニュゥ・セン・ナン、(売れ)残った女・男の

    言い方がありますが、

     ご存知のように、中国一人っ子問題もあって、今中国では

    この問題が大問題となっています。

     その下地があってのこのドラマで、

    姜大雁 の問題はもう彼女一人の問題ではなくなり、

    家族全員の問題となり、そのことがまた彼女に様々な影響を

    与え、ドラマが進行していくやり方です。

      確か25回の連続ドラマ、

      毎日頑張って3回分を見ても、一週間以上もかかりますので

    このドラマ放送が終わったのは確か夏前だった思いますが、

    冬になる前にようやく見終わったというところです。

     ドラマの中に入る前にすでにこんなに長くなってしまいましたので、

   明日、もう少しこのドラマの内容を紹介させていただきます。

     もう少しこの話題に付き合ってください。

     では、

     明天見!!

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2010年11月22日 (月)

函館日中・中国語教室お知らせ

2006nen6_004  賞玩一様東西中、

  最緊要的是心境。

  11月も末となりました。

  今年もあと一月。

  先週は、函館市市役所で

  開催いたしました、

  『チベットの子供たちの絵画展』に足を運んでいただき、

  ありがとうございました。

    函館日中・中国語教室、

  今日22日、の授業はお休みです。どうぞ、ご注意ください。

  今月は、あと来週29日の一度、

  来月、12月の予定をお知らせいたします。

   12月は、6日・13日・20日の三回の授業となります。

   27日は、年末のお休みとなります。

   どうぞよろしくお願いいたします。

   来年1月はまだ未定ですが、こちらの計画としては

   1月の3日はお休み、翌10日の月曜から授業を始めたい

   と考えておりますが、未定です。決定し次第お知らせ致します。

     ということで、

    教室のご案内は、

    先ずは今日22日の授業がお休み、

    来月12月は最終月曜27日がお休み、となります。

    どうぞよろしくお願いいたします。

     今年残すところが少なくなってまいりましたが、

   このあとの予定としましては、

    今週中に 『隗報』82号の発行を予定しております。

    来月初旬に協会機関誌『はこだて日中だより』発行を

    予定しております。

    

     以上当面する、函館日中の活動の予定をお知らせ

     致します。

   

      感謝大家的合作、支持!!

                       函館日中友好協会

  

  

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2010年11月20日 (土)

『北京師範大学弓道部・訪日交流活動記念誌』ー感謝内藤老師!

  内藤敬先生率いる、北京師範大学珠海分校の弓道部のみなさんが

  函館へいらしたのは、9月初旬のこと。

    早いものであっと言う間にもう2ヶ月以上が過ぎてしまいましたが、

  彼らのことはとてもよく覚えてます。

    印象が深く、行儀の好い人たちで、流石、武道をたしなむ人たちは

  かくあるべき、と思わせるものがありました。

    短い時間の交流ではありましたが、楽しい思い出を、

  お送りいただいた『北京師範大学弓道部訪日交流活動記念冊』を手に

  改めて思い返しております。 内藤先生、ありがとうございました。

Gongdao_2  とても、立派な

 活動の記録誌

 でして、写真が

 多用されていて

 活動の様子が

 とてもよく分かる

 構成も良く考え

 られている、そんな

 冊子です。

   とりわけ、

   私が感心したのは、上の写真は実はこの冊子の

  裏表紙でして、函館山に一緒の登ったその時の様子を

  今でも思い出します。

Gongdao_naitou  こちらが、本当の

 表紙です。中を詳しく

 ご紹介できないのが

 残念ですが、日本へ

 いらしてからの各地

 での活動を、それぞれ

 中国語・日本語の

 対訳つきで紹介されて

 おります。

  これって、これだけの

   ものを創るのって、その作業だけでも大変な仕事量と

   なろうかと思います。

     それに加えて

    きちんと、活動がページ毎に整理されていて、

    デザインまで計算されている、見本とすべき、活動記録です。

     多分、日本への交流活動の度に発行されているのでしょうが、

    どれも、そうした創りになっていて、感心します。

Gongdao_2_2

 この、裏表紙につづられている文言がまた素晴らしい。

 紹介しましょう。

   当夢見那一年朝天空高挙的双手時、

   我突然醒来、沿途的風光流転着、

             而我イ門、仍在這一程路上・・・・

            

             どうです、上手いでしょう!!

    こうした交流に参加できたことを改めてお礼申し上げますと共に

    お送りいただいた『活動記念冊』、ありがとうございました。

     内藤先生、ありがとうございました。

                         館日中友好協会

 

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2010年11月19日 (金)

『チベットの子供たちの絵画展』-最終日、お急ぎください!

   今日、11月19日午後5時、で

    『チベットの子供たちの絵画展』は終了いたします。

   すでに足を運ばれてご覧いただいたみなさん、

    ありがとうございました。

2010912_014 今日、行って見ようとご予定

 の方、お急ぎください。

 今日の5時までです。

 残念ながら、今日5時をもって

2010912_002  終了させていただきます。

 全体で58枚の画を、函館市

 でご用意していただいた、パネル

 に数が多いので一枚のパネルに

2010912_003  4枚を無理やり貼ってます。

  ですので、横長の絵だけでなく、

  縦長の絵もあり、全体では

 10枚以上のパネルの壁となって

2010912_006  おります。

  とりたてて、受付も無ければ、

 ご記帳をいただ用意もしておりません

 し、係りの者をおいてもおりませんので、

2010912_012  こんな感じで、5時まででしたら、何時でも

 行って、勝手にお好きなようにご覧いただけます。

  チベットに限らず、外国の子供たちの絵

 をある程度まとまった数を一度に見れる

2010912_013 機会そのものが多くはないので、この機会に

 どうぞ、ご覧ください。

  チベットの子供たちの

  独特の色使い、独特の構図で描かれた

2010912_016  絵が皆さんのお越しをお待ちしております。

   この展示会にご協力いただいた

 函館市に心よりお礼を申し上げます。

                 函館日中友好協会

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2010年11月18日 (木)

夕暮れの草原鮮やかにー『チベット子供達の絵画展』

   函館日中友好協会・主催

   函館市 後援

   『チベット子供達の絵画展』

   ご案内。

  今日、11月18日付け、北海道新聞第22面

   函館版でこの催しを取り上げていただきました。

   地方版ですので、ここに全文を転載しご紹介させていただきます。

  以下、18日付け朝刊の記事となります。

  :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

    夕暮れの草原  鮮やかに

       函館 チベットの子供の絵画展

   チベットの子供が描いた作品を紹介する絵画展が17日、

   函館市役所の1階市民ホールで始まった。

    子供の目線を通してチベットの風景や文化を知ってもらおう

  と函館日中友好協会が企画、58点が並んでいる。

    このうち「南チベットのこども」は、優しげな表情で弦楽器を

   弾く子供を巧みに描いた力作。

    「夕暮れの草原生活」は鮮やかな色づかいが光る。

   同協会は「四川大地震の募金活動で多くの支援をいただいた。

    そのお礼も込めて開催した。」と話す。

     19日まで。

     問い合わせは同協会まで。

   :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

     取り上げてくださった、北海道新聞社さんありがとうございました。

     明日19日までの開催です。どうぞ、お急ぎください。

2010912_009

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2010年11月17日 (水)

『チベットの子供達の絵画展』開催・ご案内

   今日、11月17日(水曜日)から19日(金曜日)まで、

  函館市・市庁舎・一階ロビー にて、

   『チベットの子供達の絵画展』  が始まりました。

   三日間だけの開催となりますが、函館市市庁舎が

   開いている時間9:00~5:00まで、ご自由にご覧

   いただけます。

    市役所に正面から入ってすぐ、エレベーターの右側

   後ろの位置になります。

 

    この展覧会は、函館市のご協力・ご後援をいただき、

   実現することができました。心よりお礼申し上げます。

    もともとは、前日中友好協会会長・平山郁夫が、

   チベット自治区ザナン県に、「平山郁夫希望小学校」を彼の

   寄付で開設されたことが契機となって、

     日中全国女性委員会が、同曲水県チャバラン郷に、女性

   会員の募金活動を展開し、「希望小学校」を開設しました。

     その後、北海道日中友好協会相談役の画家・佐藤洋一氏が

   チベットを訪問、前記両校に加え、ラサ少年宮の三校にクレヨンと

   画用紙を寄贈したことが機縁でチベットの子供達との交流が始まり

   子供達の描いた絵が送られてくるようになりました。

     函館日中友好協会では、その画を北海道日中友好協会から

   お借りすることができ、函館地域の方にも広くご覧いただきたく

   今回の展覧会の運びとなります。

     また、この会を催すことで、二年前の四川大地震の際に

   函館日中友好協会でも募金活動をしましたが、沢山の義捐金を

   お寄せいただきました、そのお礼にも代えてこの展覧かを

   開催いたしました。

     どうぞ、短い期間ですが、

     短時間(一時間まで)函館市市庁舎駐車場が無料でご使用

    いただけます。

      お近くにお出かけの際、市役所の御用がありまいたら、

    ぜひご覧ください。

                           函館日中友好協会

    

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2010年11月16日 (火)

中国一般家庭の食事ーFMいるか「ハッシーののんびり坂スタジオ」

  昨日が先週土曜の、二日遅れの、ユネスコの集まりの報告で、

  今日は翌・日曜日のお話。日がずれて報告することになります。

   14日(日曜日)午後、FMいるか、ハッシーののんびり坂スタジオ

  におじゃましてきました。

   この日は、いるかさん下の駐車場が満杯。何事かと思ったら、

  ロープウェイさんのイベントでこの日、ロープウェイ搭乗が無料や、

  山頂レストランでも様々サービスがあるらしく、大変な車でした。

    毎回、事前に打ち合わせなどありませんので、行ったらその場で

   ハッシーが何か話題を振ってくれますので、それに乗ってお話をさせて

   いただいております。これが毎回楽しいのです。

    この日は、「食べる」  話。

   この話、話題が尽きず、いくらでも広がりもありますが、

   この日、ハッシーが知りたかったのは、どうやら、普段一般家庭では

   中国の人が何を食べてるの?のお話のようでしたので、

     中国の人の「主食」について、お話をさせていただきました。

     意外に知られていないのは、中国の人もお米を食べているから、

    日本と同じような食卓のありようと思われているようですが、

     乱暴に言って、分けてしまえば、「米食」の南と、「小麦食」の北とに、

   二つに分かれてまして、全体では「小麦食」の家庭が多いし、三食全て

   「米食」という家庭は、そう多くないと思います。

     と、いったお話。「主食」が違えば、当然おかずが変わる。

     そして、その毎日食べているものが、放送では、人の身体に及ぼす

   影響が大きく、端的には背が高かったり低かったりが分かりいいですが、

   毎日食べるもので中国の南と北でも、そうした点に差ができる。

      放送では触れませんでした、日本も近代、食べ物、食生活の変化が

   見られ、そのことにより、私はいまの日本の若者の体型が変わってきている

   のだと思っています。

     更に、こちらは、もう少し掘り下げますと、身体と同時に精神にも大きく

   関わり、昨今の様々なこれまでにない日本人の行動様式にも相当影響を

   与えているのではないかと睨んでいます。そういう研究も必要だろうとも、

   思っております。

  「小麦食」代表の餃子のはなしを少しして、ハッシーは、中国人にも晩酌

   はあるか、との興味ですが、お酒の好きな人はどの国にもおりますが、

   日本のような晩酌のありようが、中国にないのは、やはりお酒の種類が

   違います。チビチビやる、というお酒ではないのと、ワインのように、食事

   を広げるお酒でもないので、お酒そのものに起因する理由で晩酌が

   なりたち難い、ということがあります。

     と、日本の晩酌の妙は、あれはホラ、もともとお米ですから、それに

   肴をそえて、食事をしているかのような一面があるので、特殊です。

     また、日本のお米のお話も少しさせていただきましたが、

    これまた、中国のお米とはまるで違いますので、

    あのお米があっての、おにぎり、であり、お寿司なわけでして、

    あのお米なくして、お刺身の美味しさも、微妙な日本食の味も

    生きないわけです。

    ということで、主食の話だけでもう、盛り上がってしまって、

    食べる、料理のお話まで届きませんでした。

    更に、そんな話をしているうちに、すっかり

    放送で、今週水曜日から市役所一階ロビーで開催の

    「チベットの子供達の絵画展」の宣伝を忘れてしまいました。

 Fm1    そんな話を終えて、放送が終わったのになお、

食べ物の話で盛り上がっている二人です。

 毎回、スタッフの方が、写真を撮ってくださいますが、

    何の華もない、老人二人の写真は、FMいるかさんホームページ

    にも掲載して下さってます。

      ありがとうございました。

      また、来月お願いします。

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2010年11月15日 (月)

ユネスコ・留学生との交歓の集いへ、13日

  先週土曜日は、函館ユネスコ協会、国際ソロプチミスト函館の

 お招きを受けて、市内ホテルで開催されました、

  「第113回ユネスコの集い」留学生との交歓の集い、

  に参加させていただきました。

  こちらの集いも毎年行われておりまして、毎回ご案内をいただき

 その都度参加しておりますが、私自身は二・三年間があって、昨年も

 一昨年も、函館日中からは、女性の会員の方に参加していただいて

 おりましたが、都合で今年は数年ぶりに参加させていただきました。

2010912_001 関口会長のご挨拶で始まりました今年の会、

函館に来ている留学生のうち、19名の方が

この日は会場にいらしておりました。

 もうこうした留学生との交歓の集いも

2010912_007 20数回に及んでいるということですし、

何より、「113回」の集いという数に圧倒

されます。

 留学生のうち、この日中国からの留学生は

2010912_002 4名でした。他には東南アジア、ラオス、マレーシア

カンボジア、タイ、インドネシアからの留学生、

モンゴルからの留学生や、キルギス、タンザニアから

の方もおられて、それぞれひと言とご挨拶をされて

2010912_003 ました。みなさん、日本語が上手いです。

 キルギスの方もおっしゃってましたが、どんなご縁が

あって、函館へいらっしゃることになったのかとても

興味がありますが、函館の人はキルギスと言っても

2010912_004 分からない人が多いと言ってましたが、いやいや、

キルギスの人も日本を余りご存じないと思いますし、

ましてや「函館」は誰もご存じないのでは。

 函館の暮らしも皆さん、気候の違うところから

2010912_005 いらっしゃってますので、その順応に少しかかるようです。

 時間と共にそれも解決し、日本人の習慣が分かるまでは

矢張り少し時間が必要なようですが、それも過ぎると、

そのあとこの方達はカラオケで、日本の歌を歌いその

2010912_006 日本語の上手さもさることながら、皆さんの選曲がみな

新しい歌で私などは知らない、若者の歌だったのは

当然といえば当然ですが、よく知っているようで、皆さん

お上手なので驚きました。

2010912_008 お隣の席にベトナム協会の佐藤会長が居れて、

 ベトナムでもカラオケは流行っていて、それにしても、

 “カラオケ”は世界中で通じる言葉で、世界中どこでも

 “カラオケ”が流行ってるお話をしておりました.

2010912_004_2  確かに中国でも上下をあわせた漢字が「カ」で、

 それに「拉ラ」、オケは「OK」とアルファベットを

 使ってます。もうあちこちにカラオケ店があります。

 それもそうとう立派なお店が流行ってます。

2010912_009  ユネスコの会の方のご配慮でしょうか、右隣の席は

教育大にいらしている中国・四川省からの留学生黄さん

でしたので、会の間ずっと楽しくお話ができ、色々

交流ができました。

    楽しい時間を過ごすことができました。

    函館ユネスコ協会のみなさん、

    お付き合いいただいた黄さん、

     ありがとうございました。

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2010年11月13日 (土)

“怪我”ケガ?私のせい??-「怪我」グァィ・ウォ

    昨日の話の続きのようになってしまいますが、

  その、日中双方同じ熟語の表記で全く意味が離れてしまった、

  そんなコトバをもう一つ紹介します。

    これもまた、日本の人にとっては、

  “怪我” ケガ ですが、 これが、中国語では全くその意味とはならず

  「怪我」グァィ・ウォ は、「私のせいで・・・」と言ってます。

    私が悪かったと、認めてます。

    これは、普段は否定形で「私のせいではなくて・・・」の使い方の

   方が主流ですので、「不要ブ・ヤォ怪我・・・」と使います。

   「別ビェ怪我」でも、同じです。

    こちらは、「我」ウォ(わたし)をとってますが、アンタのせいだ、の

  意味で「Ni」 ニィ( 皆さんご存知、ニィ・ハォのれいのニィ、あの字。

     文字表記ができないので、アルファベットになってます)

    をとれば「怪Ni」となって、これで「アンタのせい」となります。

    他にも例えば、「我」の複数「我イ門」ウォ・メンをとって

    「私たちのせいで・・・」の表現ができます。

  101113jq1   こちらが、そんな文の例です。「不要只怪我イ門・・・」

「私たちだけのせいにしないで・・・」

 と言ってます。

    ということで、

   「怪」グァィの意味が、日本語と同じ「怪しい」の意味もありますが、

   この後ろに人をとって、その人を責める、とがめるで

   使われることが多いので、

     ということで、「怪我」を、紹介しておきましょう。

    昨日・今日とそんな日中双方意味のはなれたコトバを挙げていると

   そんなのがとても沢山ありそうですが、

   実はそれが話題になるくらい、それくらいの少数派でして、

   基本やはり熟語の殆どは日中同じ意味で使っています。

   そうでなくては、漢字は字に意味がありますので、ややこしくて

   しょうがありません。でしょ。

     ということで、昨日・今日あげたくらいのが特殊例でして、

   これらが意外に中国語を習う時のテキストでは取り上げられないので

   紹介しました。

     

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2010年11月12日 (金)

“自信がある、ない?”ー「有没有把握?」ヨゥ・メェィ・ヨゥ・バァ・ウォ

  ひと言中国語、五日目

  “自信”の中国語もそのまま「自信」ズゥ・シン、で大丈夫なんです。

  そうも使ってますが、何故かこちらの方をお使いの方が多いので

  紹介しておきましょう。

   それが 「把握」バァ・ウォ です。

   これがややこしいのは皆さんすぐにお分かりのように、この

  「把握」が日本語の中にもあって、日本では“自信”まではたどり着けない、

  その、日中双方の熟語の意味のずれがあります。

    更にこの日中のずれも、大きく離れて全くその意味を変えてしまって

  同じ漢字でありながら全く意味が異なるものと、

    この「把握」のように確かにずれてはいるが、物事をしっかり「把握」

  するなら、また手中に収めるというところから、“自信”に繫がらないこと

  もない、ずれのものと、

    ずれがほんの僅かでひょっとする気付かずに使えるが、微妙に異なる

   ものまで、そのずれに幅があることもまた、知っておきましょう。

    日中双方同じ熟語でありながら、その意味が大きくずれたものの

   有名なものは、

     愛人 → (中国語では、夫婦が互いに連れ合いを「愛人」と言える。)

     顔色 → (これで、日本語の顔色ではなく、一般的なカラーの意味。)

     告訴 → (単にあることがらを、告げる、知らせるの意味で軽い意味。)

     工作 → (仕事の意味。)

     勉強 → (強要する、無理強いをする、の意味。)

    などなど大きく意味がずれてしまったものや、

     研究 → (その意味でも使うが、多くは検討するの意味で使用。)

     など、字だけ見て判断すると、意味はそう齟齬なく通じていくが

    実際は意味がずれているもの、などがる。

      実は大きく離れてしまったのもは、間違いとして後で気付いて

    笑い話などにもなるが、意外にこのちょっとしてずれの方が危険で

    ずっとそのまま勘違いということだってある。

      話を戻します。

     そのずれがあって、日本人には少しだけ違和感もあるようですが、

    この「把握」は、とりわけ、有る・無い(没有メィ・ヨゥ)と組み合わさると

    日本語の“自信”の使い方になります。

       ということで、

     「我有把握。」は、中国の人に多いですが、こう断言する逞しい

    人がいます。

    “自信”があるかないかの、疑問形は

    一番使われている文末の“~か?”の「~口馬?マ(これで一字です)」

    を使えば、

     「有把握口馬?」と訊くことができます。

     「有没有把握?」の尋ね方は、肯定形すぐ後ろにその否定形を

     とって、ある・ない?の尋ね方ですが、こちらもどの国でもやってます

     からこれでも尋ねることができます。

       自信がある皆さんは相手を安心させる為に

     「我有把握!」と言えば、自身の程を示すことができます。

     

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2010年11月11日 (木)

“うっかり者”“あわて者”-「馬大哈」マァ・ダァ・ハァ

  ひと言中国語 四日目

  あまり、教科書なんかには載らない、中国語授業では取り上げられる

 ことの少ない、そんな言い回しの言葉を選んで毎日ひとつづつ勉強して

 おります。

   教科書で教えない言葉の一番多いのは何かといいますと、

  お気づきの方も多いことと思いますが、それは、

  相手を罵ったりのときの取り分け汚い言葉ですね、

  これは、辞書にすら出ていないものが多く、実戦で学ぶよりありません。

   ですので、ここでもともすれば、そうした言葉に流れそうですが、

  残念ながら私はそうした言葉を「使わない、持たない、使わせない、」

  というまるで日本政府の非核三原則のように、守ってますので、そちら

  を期待なさっておられる方は残念ながら、違うところで学んでください。

    今日は、自分でも相手でもいいのですが、

   自分は、あの人は、「そっそっかしいのよ」とか、よく「うっかりするのよ」

   というそういう人、状態を現す中国語です。

     「馬大哈」マァ・ダァ・ハァ と言います。

     まるっきり他者を批難している言葉としてではなく、

    あの人はどこか憎めない、そんな意味も込められての「馬大哈」です。

    そして、自分のことを、自分の失敗を指して、

      自嘲を込めて、私って「馬大哈」なの、と使えます。

     余談ですが、

    お魚の鮭、あの必ず生まれた川に戻ってくるという、鮭。

     鮭の中国語は、「大馬哈魚」となって、「馬大哈」がひっくり返って

     まして、私はこれをそれこそ「馬大哈」で、

     鮭のことを「馬大哈魚」??と言っては、

     「大馬哈魚」でしょ!とすぐに訂正されては、またやっちゃったか!

     と、自分も「馬大哈」だなと、自覚させられるわけです。

      かなり込み入ってますが、分かりますかねこの「馬大哈」

     使い方。

      蛇足:鮭を「馬大哈」と、言うのはきっと中国の人の感覚では

          あの魚結構、うっかりもので、わざわざ?捕まる為に

          元の川を遡ってきてまで捕まっちゃう、捕まっても

          捕まっても頑張って川を遡上するそれを指して

          「馬大哈」、「大馬哈」とワザと引っ繰り返しているのでは

          なかろうかと・・・は、私の想像です。

     更に更に余談。

     教科書に出てくる、「いいかげん」の意味で習う

     「馬馬虎虎」マァ・マァ・フゥ・フゥ は、 音もとり安いのか、一度で

    大概覚えていただけますが、

       騎馬民族でもあるはずの、中国漢民族にとっての

     「」の位置が何故にかくもさげすませているかは、ちょっと

     研究の余地があります。

      「馬大哈」を覚えました。

     人間誰にだって「馬大哈」な部分は兼ね備えて持っているものですし、

     周囲を見渡せば必ず「馬大哈」な人はいるものです。

       ということで、今日の単語は、「馬大哈」でした。

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2010年11月10日 (水)

“キモーイ!” の 中国語ー「真悪心」ヂェン・ウゥ・シン

  ひと言中国語 三日目

   昨日に続き若者言葉を、どう中国語に移すかの話ですが、

  “キモーイ”も最近のものです。それも、これは省略されたかたちで

  定着しているのと、その言い方・抑揚に独特のものがあって、この

  言葉は生きます。

   ですので、言葉そのものよりも、それを使うタイミングとその時の

  感情の乗せ方と、イントネーションにこそ価値があって、言葉そのもの

  は余り重要でないというか、

    言葉の意味そのものより、使い方にこそ問題がある、

  という点を先ずは指摘しておきましょう。

    それで、これにあたる中国語を探すと幾つか候補があるのですが、

   “キモーイ!”に漢字がありませんので、文字からも離れ拘束されない

   なら、私の”キモーイ!”は、

   「真悪心」ヂェン・ウゥ・シン と置き換えておきましょう。

    真ん中の「悪」の字が例によって中国は省略した字を使ってまして

   上半分が、並のうえの羽根二つを取って無くした形の下に、心を

   付けた字、と言ってお分かりいただけるでしょうか。

    これまた文字化けの問題があってこちらでは表示できません。

    「真」は本当に、の意味で、

    「悪心」は、直接的には吐き気、心理的にはぞっとするの意味です。

    それで二つあわせて、「真悪心!」と言えば

    “キモーイ!”に対応できると思います。

     但しこの言葉、使う時はかなり気をつけないと、

    まぁだいたいは会話の中で、そんな話題になり、相手が言ったことに

   対して、あいづちを打つように

     「真悪心!」と使うわけですが、そのタイミング、使う場所、

    使ってよい範囲などを判断するのは相当難易度が高く無理ですので

    使うかどうかより、

     そんな言葉あるということをお知らせは致しますが、、

     お使いになる事はお勧めできません。

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2010年11月 9日 (火)

“やばい”若者言葉についてー「不錯」ブ・ツゥオ

   一言中国語・二日目

   別に若者限ったことではないのでしょうが、私にはまだこの“やばい!”

  が使えない。

   何時の頃からか、“やばい”は私の考えるそれとは反対の意味を持ち、

  そちらの方でこそ、使われているのを知るようになった。

   とりわけ若者がそれを使っているようだ。

   私の年代は、これまでは、“やばい”は、危ない・しくじった、時に使われ

  少なくとも、褒める時はこれを使う事はなかったので、

    これまではずっと、悪い方での使い方しか持たずにいた。

    それがここへきて突然、全く反対の、好ましい状態での賛辞として

   “やばい”が多用されるようになって、

     そうした使われ方があるのは知ったが、

     だからといって、すぐに応用がきかないので、いまだに私の中の

   “やばい”は宜しくないところにいる。

     こうしたこれまでの使われ方と全く反対の意味で使われるやり方は

   別に今に始まったことではないし、今でも否定形から言うその言い回しは

   ある。

     例えば「悪くない」の言い方だが、はなから「いいね」と言えば好いのに

   わざわざ反対から言ってくる。

     これと似た中国の言い方に、「不錯」ブ・ツゥオがある。

    この「不錯」日本の方にはどうもこの字づらから、余り心象が芳しく

    ないらしいのだが、

      どうしてどうして、相手から「不錯!」と言われたなら、喜んでいい。

     普通に中国で褒めるには、「好」ハォと、言ってるし、序にちょいと

     「很」ヘン(とても)を付けて、「很好」ヘン・ハォで、大体を済ませて

     いる。

       「不錯」は少なくともこの「很好」を凌駕している。

    日本の方にはどうもこの「錯」の字があまりよろしくない感じをお持ちの

    ようで、その字から受ける影響で、余り褒められた感じがしないらしいが、

      ここはその“やばい”使いと同じで、

      かなり良い意味で使われます。

      また、使うのは若者だけではなく、一般的に中国の方は誰でも

    使います。

      ですので、皆さんが相手を褒める時も、これを使うといいですよ。

   

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2010年11月 8日 (月)

“無料”について考えるー“免費”ミェン・フェイ

    函館は、暖かい「立冬」(昨日11月7日)を迎えました。

  例年にない暑い夏が終わったと思ったら、急に秋を飛び越して一時

  一気に寒くなったものですから、これはどうなることやら、と思っていたら、

  また少し戻りまして、今が秋といったところでしょうか。よかったよかった。

    これもいつまで続くのかは分かりませんが、穏やかな「立冬」でした。

   さて、今日から少し続くと思いますが、

   先日また、新しい中国語の講座が始まり、講師を担当させていただいて

   おります。

   そちらへお越しの方や、普段協会の中国語教室に来られている受講生の

   皆さんからの中国語への素朴な疑問に、新しい発見があったり、考えさせ

   られたり、毎回楽しんでお話を伺っております。そんな中で、

   気付いた中国語の面白話題を少し紹介して、中国語お勉強中の方や、

   興味のある方に、参考にしていただきましょう。

    今回は、「無料」について考えます。

   日中双方で漢字を使っております。ですので、かなり筆談で意思の疎通が

   出来ます。漢字のそのものの意味は、およそそう違わず、日中で音が

   はずれている、とお考えいただいて基本間違いはないのですが、

     時にその漢字の使い方、意味が違い、通じないことがあります。

   その一つ「無料」は残念ながら、中国の人は全く近づくことが出来ません。

     問題は二つありまして、先ず漢字の問題です。中国の漢字がご存知の

   ように簡略化された漢字を使っておりますので、この「無」の字がどうなる

   かというと、この画面では文字化け、という現象が現れ表記できないので

   近い字で説明しますと「天」の字のようになります。「天」の右のはらいを

   少し縦に持ってくるのですが、日本人が見た限りでは「天」の字と似てます。

       この漢字自体の表記の問題が一つ。この「天」に似た字を、「無」

   だと覚えておいて下さい。これかなり役立ちますので。

    更に、この字は中国では、ウーと読みます。意味は、やはり「無い」の意味を

    もちますが、それよりも「~する無かれ」や書き言葉として使われることが多い

    字です。「無い」の中国語は有名な「没有」メェィ・ヨゥとなります。

    「料」この字は中国でもこのままですが、全く「料金」の意味が持てません。

    中国で「料金」を言いたいなら「費用」を使います。

    「料」リァオは、推測したり、「材料」のような熟語に使われます。

    

      さて、この二つが合わさっての「無料」中国語音、ウー・リァオは、

    日本語の「ただ」に来れないばかりか、これを読んだ時の、ウー・リァオ

    と同じ音で、「無聊」という単語があります。こちらは日本語でも

    「無聊をかこつ」というのがあり、閑をもてあましてる、の意ですので、

    こちらはほぼ同じ意味です。その音が近くて、

      突然の「無料」は、「無聊」の字を書き間違えたのかと思われ、

    なんで急に退屈だと言ってきてるのかが不思議な感じを中国の人は

    もたれるのではないでしょうか。

      そこで、中国の方にこれは「無料」ですからどうぞお持ち下さい、

    といったようなことを伝えたい時は、

     「免費」ミェン・フェイとなります。

     「(一切の)費用」を「免じる」ですから、分かりいいです。

      ということで、どうぞご自由にお持ち下さい、

    という意味の時は、「免費」となります。

     中国は日本ほど「免費」のものは多くはないのですが、

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←こちら、中国ネット上で 

「免費照片」(無料写真ページから

取り込んだ写真です。

「免費」を覚えましょう。

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2010年11月 6日 (土)

中国(製品)から自由になるか、『チァイナ フリー』

Chaina_free  サラ・ボンジョル二 著

 『 チャイナ フリー 』

  中国製品なしの

  一年間

  雨宮 寛

  今井 章子 訳

  2008年

                   東洋経済新報社 刊

   この本、前にも取り上げたことがりますが、必要があって今回再読。

   アメリカの、夫・子供二人と暮らす著者が、

   2005年1月1日から、その年の終わり、12月31日までの

   きっかり一年間を、中国製品を買わずに過ごしてみた、

   という挑戦の一年間の悪戦苦闘を描いています。

     彼女の取り決めは、

   これまでそれ以前にすでに家にある「中国製品」は除外。

   つまりこの年の始まりと共に、「中国製品」を買わずに過ごし

   家の中に持ち込まない、というもの。

     この本でよく分かるのは、アメリカ人は実によく、あれだこれだと

   記念日を作っては、プレゼントを贈っているのが分かる。

     その最大のイベントは、クリスマス。

     そこで、こうした外から持ち込まれる。つまり、自分達が自分で

   選んでは「中国製品」は買わない・持ち込まないが、誰かのプレゼント

   の中に「中国製品」が紛れ込んだとしていても、それは認める。

     これも、本の中では、彼女がそうした、「中国製品」ボイコットを

   しているのが知れ渡ると共に、親戚や近所の人たちもそれに巻き込まれ

   多少影響するし、逆に、子供達のおばあちゃん、つまり彼女の母親などは

   孫が可愛いばかりに、欲しい品物(玩具)が大概は「中国製品」だというのを

   知り、母親が買わないので、自分がプレゼントする、という逆の人も現れる。

     更に、子供達が欲しいもののその殆どが「中国製品」。母親として自分の

   取り決めは守りたい彼女は、困りに困って、子供が自分の小遣いを使い

   自分の為に買う分は、許そうかな、と考える。

     問題は次々に現れ、

    「中国製品」には、どこまでが入るのか。本体はアメリカ製でも中身は

    「中国製」だとするなら、どうするか。

    台湾産の品物を、「中国製」に入れるのか、

    とするなら香港製品は、マカオの製品はどうなるか・・・

     などなどなど。

     何を買うにも、一つ一つ生産国を確認し、時に安心し時に失望して

    の一年間の苦闘は、

     日本で自分は一体出来るだろうか?と考えさせられる。

    結局、完全排除は無理です。

     これは最初から分かっていたようなものです。

     我々の暮らしから、完全に「中国製品」を持ち込まないと思うなら

    それは、もう暮らしとしてかなり特殊な形態となるはずです、

    普通に暮らすサラリーマンが、家族と共にこれを実現しようとしたなら

    一ヶ月もたせるのもかなり大変でしょうね。

      全く物を買わない暮らしに近づくことでしょう。

    

     アメリカにして?こうですから、考えさせられる本でした。

    確か、函館市立図書館にもあったと思います。

     興味がおありの方にご一読をお勧め致します。

チャイナフリー:中国製品なしの1年間

買ったきっかけ:
そんなことが本当の可能なのかどうか?

感想:
やっぱり、無理。期間を区切ってもこんな状態。

おすすめポイント:
では、それを知った上でわれわれは、どうして行くのか?は、それぞれが、これから考えなくては。

チャイナフリー:中国製品なしの1年間

著者:サラ・ボンジョルニ

チャイナフリー:中国製品なしの1年間

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2010年11月 5日 (金)

中国 も バブルがはじけるわけ?

00021 中国がはたして今、

 バブルかどうか、も

 難しいのに、

  知人は「結局あれ、中国もバブルがはじけて日本と同じになるわけ?」

  と、訊いてくるが、

   昨日の私の話は、中国は都市部での泡沫経済(バブル)は見られるが、

  国全体が、そうとはとても言えない。だから、もしバブルだとするなら、

  それは中国各地に小さなアワが点在してるのは見て取れるが、全体が

  大きく膨らんだアワの中にいるとは思えない、という話をし、

   この状態をバブルと呼ぶか、呼ばないかは、若者風に言えば

  「微妙」といったところだ。

    そして、次の「中国もバブルがはじけるかどうか?」の問題は、

   もし、中国がバブルだと仮定するにしても、

    そのバブルを誰かが何処かでコントロールすることは不可能

   ですので、どうなるかは成り行き任せとなる。

    泡沫経済って結局はそういものでしょ。コントロールできるくらい

   なら誰も苦労なんかしやしない。

    更に他の国の経済がどうなるかなど、私の知るよしもないし、

   知ったところで、どうとなるものでもない。

    この手の「中国バブルは間もなく崩壊する!」の本や、記事を幾度か

   拝見はしましたが、いつも私の思う疑問は、

     こうした主張の経済学者の論調の

     「中国はすでに過大投資のしすぎ」は、

   よく数字を示して説明をされておられるのを目にします。

   こうした数字の列挙は、論理的、実証的でるかの印象を与えられますが、

   往々にして、これに使われている数字が、日本側発表数字と中国側の

   数字を都合の好い方をその都度お使いになっていたりする点、

    使われている、中国の発表数字をそのまま鵜呑みにしていいのか、

   という疑問、

    更には、実際そうであったにしても、何度もこの問題に突き当たりますが

   中国は余りに大きいので、それが全体では、日本と較べて突出していたに

   しても、中国としてはそう大きな数字でない、

     などの点を指摘しておきましょう。

     インフラ整備にかかる額は、あの国土ですので恐ろしい数字になります。

   よく例えに出される、住宅を購入する際の、その住宅価格が購入者世帯の

   年収の何倍に当るかでのバブルさ加減を見たりしてますが、

     住宅取得のシステムの違い、住宅価格の設定が大都市のそれも

   値上がり中の高めの住宅を取り、それを今度は全国平均の労働者の

   平均年収で割る、という無茶な比較は意味を持たないと思います。

     なぜなら、そんな高めの住宅を買う人が一般の人である訳はなく、

    意外に、そうした住宅を購入している人は、ローンも組まないで、

    或いは購入費の殆どを現金で支払っている事実なども同時に伝える

    必要があると思います。

     ということで、他の国のことですので分からないのですが、

   中国の人たちだって

     最初の画をご覧になってください。

     どうやって過ごしたらいいか、戸惑っている。

     よりよい日が来るはずだ、と願って生活しているわけでして、

     こちらだって、そうあって欲しいと願ってます。

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2010年11月 4日 (木)

中国はバブルなの?

  昨日の、北京に王菲ウォン・フェイのコンサートを見に行った知人が、

   コンサートの話がひとしきり終わったその後で、

   「中国っていま、バブルなの?」と、訊いてきた。

   なんだ!コンサートを聴きに遊びに行っている人が、他所の国の

  経済にまで感心があるなんて、何て凄い人なんだろう、と驚くと同時に

  私にそんな難しい話題を振って、どうせ大した答えは期待してないだろうが、

  「そうそう、バブルだよね!」の答えを期待してたのだろうが、

  

    結論から言えば、私の答えは

   「中国はバブルまでいかないが、中国の都市はバブルかも」というもの。

   バブルは、中国語では、泡沫 パォ・モゥ と言います。アワですね。

   泡沫経済、というのがバブルの訳になるでしょうか。

    それで、日本のバブルは確かにあの時期、日本が一つの泡となって

   膨らんでいた事は確か。取り分け、東京や大都市部でのそれが目立って

   はいたが、実態が伴っていない、という意味でバブルだった。

 

    多分私の知人が、数年ぶりの北京を訪れて感じた中国の泡沫さ加減

   は、以前の中国を知っているからこそ一層そう感じる点もあると思う。

    「中国は・・・」と何か言う時にいつも引っかかるのは、そう言えない

   もう一つの中国が必ずあるということ。「中国は・・・」とあの国を一言で

   片付けるのが難しい。大きいから、地域差がありすぎるから、だ。

     ということで、私の結論は、

    中国都市部では、実態と合わないと言う程度の泡沫バブルとは言えるが

    中国全体を捉えてバブルとはとても言えない。

     だから、あなたの見た中国が、バブルに見えたとしたなら、

    あなたは、中国のバブルの面を目にしたに過ぎない。

    それをもって、「中国がバブル・・・」とは言えないし、

    それがあるので「中国がバブルじゃない・・・」とも言えない。

     確かに、北京や上海の、それもコンサート会場のような

    生活に余裕のある人たちが大挙して訪れるそんな場所では

    「中国ってバブルかも」と思えて当然です。

     あたたの感想は正しいです。正しいですがそれが全てでは

    ありません。

      私の答えを聞いた知人の反応は、

    「そうね、そう言えば日本がバブルの時だって私は全然バブルとは

     関係なかったものね。」というものだったが、

      その比較とはまたちょっと違うのだが、

      そこを突くと更にややこしくなりそうなので、止した。

     日本の経済学者などはよく、中国がバブルの最中でこのあとその

     バブルが弾けるんだ、というお話をされ、日本の徹をまた中国が

     踏むだろうなどという予測を経ててらっしゃいますが、

      それにも少し違う考えがあります。

      その先は長くなったのでまた明日に廻しましょう。

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2010年11月 3日 (水)

フェイ・ウォン 王菲 コンサート 2010年10月

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  フェイ・ウォン 王 菲 2010年 10月30日  北京

   知人から突然の電話が来て、何事かと思ったら、

   北京の「王菲コンサート」を見てきたたった今戻った、という。

    そのコンサートに出かける話も聞いてなかったし、

   「王菲」が好きだ、という話は以前にちょっと聞いたことが

   あったような気はしてるが、そんな熱狂的?なファン

   だととは知らなかった。

     何より、そのコンサートが素晴らしかったそうだが、

    そのことをわざわざ私にそれも唐突に知らせる意味が

    分からないままに、突然の電話に暫く付き合わされた。

     フェイ・オンのアルバムも2枚ほどは持っているが、2枚も

   と言えるほどでもないし、たった2枚とも言えないので、特別な

   ファンとはとても言えない私に、何故にこんなに切羽詰ったように

   そのコンサートが如何に素晴らしかったかを、訴えかけるのかが

   分からず、電話で相槌を打つ間中もずっと私はそのことのほうが

   聞にかかり、悪いが、多分の途中上の空で聞いていた。

     何年ぶりかのコンサートで、北京と上海で開催とのニュースは

   何処かで目にしていたし、そのコンサートの為のポスターを見て、

   ちょっと奇抜で独特のそのデザインは、相変わらずだな、と

   私の目には映った。

      相変わらず、とは彼女「王菲」の個性を大切にしたそういうもので

    髪型から、着るものにまで、思いっきり個性を出そうと言うその姿勢

    を感じられた。

     映画『恋する惑星』重慶森林 で、夢中人を歌い、

     「容易受傷的女人ロン・イー・ショウ・シァン・ダ・ニュゥ・レン」

     中島みゆきのカヴァー曲を歌ってたころの彼女以来、最近では

     「天使」だったかな、そんな曲を聴いたが、

     その程度の予備知識しかない私が何故に、フェイ・オンファン

    代表のように、コンサート視聴報告を長々と聞かされている。私が

    選ばれた理由は結局分からず終いだったが、

     

      電話の主は、こうも言っていた、

    今月(11月)は、上海でもコンサートがあるの、でもチケットが・・

      意味は、上海のコンサートにもわざわざ日本から出かけて見に

    行きたいらしいことと、かなり真剣に検討されていて、チケットの

    入手が困難らしく、それさえ解決すれば今すぐにでも準備に入る

    ような勢いだった。

 

     それに対しても私の答えは、日本人を代表するような、

    行けると好いですね、という全く当たり障りのない気のない返事だった

    のを反省している。

     電話を終えた後の私の感想は、

    そうい時代になったんだ、というある感慨が残った。

    これが大陸で最近は日本の歌手がコンサートを開いても同じような

    現象があり、日本から大挙してファンが押しかけてるのだそうだ。

      この点で二国間の距離は近い。

      だとするなら、近い将来、

     日本のコンサートに大陸からその歌手のファンが訪れ、

    或いは、大陸で人気の歌手が日本でコンサートを開いても、それを

    目掛けて、ファンがドットくる時代が来るのかも知れない。

      そういえば、何でも一部もうそうした兆しがあるようなことを、

     何処かで話題になっていたのを聞いた記憶がある。

     

     凄い時代になったものだ。

     さて、自分にそこまでして?見に行ったり聞きに行ったりするほどの

     偶像が居るかというと、ハテいない。

     そうした“人(スター)”を持てる人を少し羨ましくも思える。

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2010年11月 2日 (火)

次は、アジア大会へ(広州)

   昨日書きましたように、10月末で終えた「上海万博」の報道は

  以外にあっさり、次の日あたりに少しあったものの、あとはもうお終い。

    話題はすでに来週12日から始まる、「アジア大会」へ。

   ビックイベント目白押しの中国です。

   ですが、昨日書きましたように、結構これが大変なんですね。

   何せ、どの国もそうでしょうが、こうした世界に向けてのビックイベントは

   大体最初の段階で学びながら、進める部分が多いわけでして、

   相当周到な準備をされていても必ず何かしら不都合が生じるものです。

   そうした事は何もこのような大きな催しに携わらなくとも、例えば我々が

   手がける小さな催しでもその規模が違うだけで同じことですので、

   容易にお分かりいただけると思います。

      問題は、大なり小なりそうした不具合・不都合の生じた時の

   対処の仕方に、この場合はその国のやり方と言うのが色濃く出ますね。

     上海万博の時の最初のあの、観客が並ばない問題と、並ぶ時間が

   並外れて長い問題への、中国の対処などを見ても分かります。

    今後もお隣の国、中国はまだまだ世界的ビックイベントの開催地を

   狙ってるようです。

     多分、つぎつぎにそうした候補地として手を挙げ、ものにしていく

   ことでしょう。

     それで、そうした場へ当事者(競技参加者や参加団体として)として

    行く機会は私にはないでしょうし、一般の方にもそう多くはないでしょうが

    早い話が、当分は向こうがお勉強中の実験として、何か不都合にあって

    もガマンの時期が続きそうです。

      それはお客として行っても、きっとそれなりにそうした部分と言うのが

     免れないでしょう。

      ということで、さて、

      もう中国では話題は「アジア大会」に移りました。

     そして、この「アジア大会」を成功させようキャンペーンに沸いてます。

Zyb1102111  場所は、中国広州市

 ← こちらは、その広州市でアジア大会に向け

     交通機関(地下鉄)を無料にしてみたら、

     この混みようで、大混雑。大丈夫か?

      何にしても早めに勉強は済ませていただいて、

      世界中から参加する、見に行く方たちに、心地よい競技の場と

      観戦の場を提供してもらいたいものです。

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2010年11月 1日 (月)

上海万博閉幕ー上海世博落幕

   上海万博が終わり、昨日閉幕式が開催されました。

    上海世博円満落幕、昨天挙行落幕式了。

   昨日の特別番組を見ていて、あの開幕式にかけたような

  熱気はなく、全体的に中国としてはおとなしめの開幕式となりました。

    派手さがない、というだけで、相変わらず、これはどこの国もそう

  なのでしょうが、スターが出てきて、民族を意識した踊り子が踊りを披露し、

  民族楽器で音楽を奏で、後ろは大きな映像幕がコンピューターを

  駆使した画像を映し、ワイヤーで吊り上げられた人たちが空を舞う、

  そんな演出でした。

425681841  演説と言うか、挨拶も少し長くなってましたが、

  全体に受けた感じは、派手さが少し抑えられて

  いて、私にはこれで十分と言うか、これでも少し

             もっと、抑えてもいいかな、と思えるくらいです。

425696831  ← 劉徳華の歌。

  スターだって、この一曲の為に呼ばれて、それも

  持ち歌とは違う歌を歌わされて、終わったらはい

             さようならでは、ちょっと可愛そうでしょう。

    まぁまぁ、受ける感じはそれぞれでしょうから、それはそれで

   構わないのですが、

     精彩さが少しない、ここのところの中国の余裕の無さが

   垣間見える、というのは言いすぎでしょうか、そんな開幕式でした。

    大阪の橋本知事の話題が日本のニュースで取り上げられてました、

  ニュースによっては、その話題にいきなり入るのでとても唐突な感じを

  お持ちの方もおられたでしょうが、

    あれは、開催地、上海とー大阪が、姉妹都市、との関係で、彼

  橋本大阪知事が招待されたわけですが、中国側の中央にまでは彼

  橋本の個人的な情報が届いてなかったらしく、ちょっと怒らせた、という

  前振りがあっての話題でした。

     さて、この万博そして、08年の北京オリンピック、

   二つの超ビックイベントを中国で開催し、その事を通して中国が学んだ

   というか、学ぶべき事は、

     先ずは、こうしたビックイベントを開催する時、

     開催地が決まりそれだけで、浮き立つ準備期間があり大変ですが、

   そうした準備の段階こそ、大切にしなくてはいけないということですね。

     オリンピック前のチベットの問題での、聖火リレー

     万博の前の、万博テーマソングの例を、言っています。

    もう一つは、世界からお客様をお招きするこうしビックイベント開催中は

   世界と喧嘩できない、というか、何処かの国と揉めること事も避けなくては

   いけませんし、国内の問題も余り大きくすると大変だ、

   ということを、多分いやいやですが学んだ?とは思います。

     それを学んだ上でさて、今後どうするかは、

    中国の問題ですので、私には分かりませんが、

    是非学んだ事は生かしていただいて、好い方向へ進まれることを

    願っております。

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