「10・15北京・人民大会堂 大集会」
日中友好
しんぶん
10月25日
第2074号
より、
ー転載
写真は、
全国各地から
1300人が
参加した協会創立60周年記念式典。
北京・人民大会堂ホールの様子。
(社)日中友好協会創立60周年を祝う「10・15集会」が
10月15日、錦秋の北京・人民大会堂で盛大に挙行された。
全国各地から集まった会員ら約1300人が日中関係をさらに
発展させ、アジアと世界の平和に貢献していくことを誓い合った。
中日友好協会(宋健会長)は、民間交流などで長く活動を続けて
きた各都道府県協会の会長ら60人に「中日友好貢献賞」を授与し、
表彰式が同時に行われた。
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という一面の記事ですが、
記事に精彩がないのは、この頃の両国の関係がそうなかったのが
見えてましたので、せっかくのこの60周年を祝う会もどうしても、
諸手を挙げて喜べない、そんな雰囲気の中での集会となったことは
誠に残念です。
本来ならばもっと、双方の協会がこの60年の運動を振り返って
打ち解けた、華やかな会となるはずでしたのに、
この60年の期間積み上げてきた、両国の民間の交流の運動を
置き去りに、
この日、(10月15日)中国がしていたのは、ノーベル賞をめぐり、
ノルウェイの国との間で激しいやり取りをしておりましたし、
この翌日、16日に中国各地での反日デモが。
18日第17期中央委員会第5回総会が(5中総会)が終わり、
23・24日に再び反日のデモ、
27日上海万博への日本青年訪問団が改めて受け入れを、
この後は、ASEANの会議の機会を利用しての両国の
ハイレベルでの会談がどうなるかが注目されるでしょう。
この先どうなるかは誰のも分かりませんが、
いずれにしても、日中友好を心から願う人たちと、
それとは別に、そうした活動を踏みにじっても別の利益を得よう
とする考えの人がいて、
これまでだって、協会の活動は山あり谷ありで、
進んできたのですから、先人のそうした努力を無駄にしない為にも
確実な活動を続けて行くよりないでしょう。
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