函館中華会館創立100周年記念行事ー一日目
一昨日、昨日と2日間に渡って開催されました、
「函館中華会館創立100周年記念行事」を拝見しました。
関係者、協力者のみなさん2日間本当にご苦労様でした。
もとより、こうした催し事を開くには、始まるまでの準備がそれはそれは
大変で、この2日間もお忙しかったでしょうが、一般の方を対象にこうした
大きな催し事は準備に相当時間と労力が取られますので、そのご苦労が
よく分かりますし、終わっても尚きっとまだいろいろ残務に終われることで
しょうから、ご苦労様と、その労に先ずはお礼を申し上げます。
さて、函館日中友好協会では、今回後援団体の一つに加えて戴きました。
事前の準備には余りお手伝いできませんでしたので、広報活動とこの
2日間は参加させていただこうと思っておりましたし、楽しみにもしておりました。
ゆかりの地の散策会、というメニューです。
中華会館の中心は何と言ってもこの「関帝壇」です。
普段は只見るだけでしょうが、この日は、任華僑総会
部屋についてもそれぞれ、掛けてあるもや、調度品の
解説つきですので、これはもう滅多にない事で、
これだけで100周年の値有る、貴重な一日となりました。
どうやら、あちこち興味あるところを撮るのに一生懸命
で、どうやら参観者の賑わいを撮るのを忘れてました。
きっと他の方がお撮りになっておられるでしょうから、
そちらをご覧下さい。
束石やら、ランタンにあったのですが、それはまぁ
こちらの個人的な好みの問題ですからどうでも良い事
なんですが、なんでもこの日の入場者が80数人だった
30万人の人口比で考えると、私にはとても少ないよう
に思えますね、まあまあ皆が中華会館に興味があるなど
ということは無いでしょうが、それにしても、80人は、
少ないように私には思えます。
入場料が600円。五稜郭公園・奉行所が500円。
の入場料。あちらは最近創ったレプリカで、こちらは、
100年に年月を経た本物ですし、収蔵品も相当あり
且つこの日のように解説付きで拝見できるなら高くはないと
の拝観料が600円設定はちょっと高いかも知れません。
拝観料なるものがどうやって決まるのか分かりませんが、
旅行先でよく、旧家などを見に入ってそれなりに維持が大変
沢山の方に入っていただく方向は。高くして関心ない者は
入って貰わなくてもいい、というのも一つの考えなのでしょう
が、旅行者として日本に限らずかなりあちこち歩いてますが
個人的な感じとしては、一見さん相手の高かろう、商法は
ちょっと気になります。
ということで、この日は80人ちょっとの入館者、「(この時間だけで、入場料
収入が)5万円か・・毎日この位入ればな」(某氏の呟き)
というぼやきを小耳に挟みました。
これこそが、華僑的発想??これが聞けただけでもこの日の収穫。
雨がパラつく中、ここでも、滅多に聞けない解説付きで、大変
興味あるお話が聞けました。更にそこからは歩いて、歩いて
外国人居留地跡などを訪ねながらの散策は、最後は元居た
「中華会館」の坂を丁度その浜へ降りきったもとの大町まで
というありがたい、散歩となりました。
どうなんでしょう、これでしたら、全く逆にコースをとって、
下から歩いて、「中華山荘」へ向かい、最後が「山荘」で
そこで解散、という逆コースも良かったかも・・・。
個人的には、全く歩くことも苦になりませんし、
何度も申し上げておりますように、普段聞けないお話を伺いながら、
こうして、何度か自分では拝見している物や場所を改めて見ることが
できて、大変意義ある一日でした。
実は、この後、関係者だけの夜の懇親会というのにも参加させて
いただいたのですが、ここでも、普段聞けない大変面白いお話を伺う
ことが出来、また、この集まりに遠く、横浜や東京からわざわざお見え
になっているお客様がいらっしゃることも知り、
尚のこと、先に申し上げました、
こうした催しで、地元参加者が少ないのは、
その町の自分の町に対する感心の度合い
自らの町に対する係わりの低さが気になります、
ちょっと残念ですね。
実はこの事は翌日の、つまり昨日のシンポジュウムの
集まりで更に実感させられる結果となるのですが、
それは、明日また書きます。
2010年9月13日(月)
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