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2010年8月17日 (火)

中国もカード社会へ突入。

501  様々な、中国の銀行カード。

  中国も今やカード社会。誰もが何らかのカードを持っているといわれている。

  カードの種類も多く、上のこうした銀行のカードから、交通機関の利便を売る

  カード、お店の優待客カード、などなど、カードと言っても様々。

   カードを表す、カーの字が、中国の漢字では「卡」となり、この読みは

  「カー」という。上下の字を上下に合わせた字。

    あまり、話を広げると収拾がつかなくなるので、今日は中国社会での

  カードの発達とその隘路の問題を、銀行が管理するカードに限ってお話を

  進めていきましょう。

   最近になって中国で、銀行管理の情報が漏れた、という事故がありました。

  また、さまざまな手を使って他人の暗証番号を手に入れ、なりすまして引き出し

  をするという事件が多くなってきています。

    ネット社会を迎え、コンピューターを使っての犯罪も増えています。

   カードは確かに便利ですが、安全かどうかは結局はお使いになっている

   個々の皆さんの管理意識にかかっています。

    

    カードに限らないですが、新しいこうした便利なものが社会は入ってくる時、

   ほとんどは、人間“性善説”にのっとって、制度が設計されております。

    確かに、殆どの人はそうした犯罪とは無縁のところにおりますので、

    全体的には、“性善説”をとっても間違いでもないのですが、

    犯罪を防ぐというのはその極一部の危険悪をどうするか、というのが

    本来の問題でして、一部だから無視してよいことにはなりません。

    では、なぜ“性善説”を採用?と言われれば、それはコストの問題です。

    人間を“性悪説”又は、悪いほうの予測で制度を作ろうとすると

    物凄いコストが掛かります。ありとあらゆる予測される犯罪の可能性まで

    をも考えて、カードを創るには、技術的にそう無理ではないでしょうが、

    こうした安全性を重視するればするほど、利便性が失われ、

    それにかかるコストが上がり、いったいこの費用を誰が負担するのか、の

    問題が大きく立ちふさがり、「それ位なら要らない」となりますので、

    カードは普及しません。普及しなければあらゆるサービスが提供できず、

    ますますカードの魅力は薄れます。ですので、カード=便利のイメージを

    与える為にも、多少のそうした危険性はこっちへおいて置いて、各国

    カード社会へと突き進んでいるのが現代社会です。

      結果、そのカードの不備による犠牲者が現れます。

      中国でも同じです。

    幾つかその例を見てみると、

    ある日、銀行員と名乗る者からの電話で、「貴女の銀行カードのニセモノが

   出回っています、犯人を捕まえました、犯人が言っていることの確認の為

   電話しております」確かに数日前に、カードを盗まれた。被害届けも出した。

   数日してのこの電話。犯人が盗んだと言っている場所も・時間もおおよそ

   合ってる。(何せ犯人本人が電話してきているのだから)。

     ついては、貴女のカード番号・暗証番号は?と訊かれ、教えてしまった。

     ある日郵便局からというメールが届いた。あなたに小包が届いています、

   しかし、当方の調査では中に怪しいと思われる薬品とクレジットカードが

   あります、あなたご自身のカードはいまお持ちですか?これから職員が

   お宅にこの小包を持って伺いますので、貴方がいまお持ちのカードを用意し

   待っていて下さい、というメール。ほどなく郵便局職員を名乗る二人組みが。

     そして、慌てている当人に次々に要求を・・・

     電話で、自動車管理所の者と名乗る男の電話。突然、自分の車の

   ナンバー、車種、何時買ったか、などこちらが言う先から相手がどんどん

   言ってきてすべてそれが合っていた。(自動車の記録がネットからごっそり

   盗んまれていたことを後に知った)すっかり信用してしまった。何せ相手は

   私が言わないうちに記録をどんどん言ってくるもので、その後の質問も

   確認だけの作業なのだろうと思い、質問に次々答えてしまった。結果・・

    ATM自動支払い機械に、巧妙に小さな機械が仕掛けられ、薄型の

   その機械の液晶部分に、「どうぞ暗証番号を押してください」との表示が。

   それを押しても、機械が作動しないので、よく見ると、もう一箇所、暗証

    番号を押す個所があった、何故2箇所もあるのかよく考えもせず、

    押していた。(この小さな機械こそが犯人が仕掛けたもので、この押した

    番号を無線で飛ばし、近くにいる犯人が受けていた)。

    最悪なのは、銀行そのものから、記録が漏れる、という日本ではちょっと

   考えられない事件もあった。

    こちらは、幾ら何でも銀行のセキュリティーの問題のなので、我々には

   防ぎようがないが、

    銀行はこうした事例も含めて、もっと積極的に情報を公開して、

   どんな事故があって、どう対処すれば防げるかを、せめて啓蒙していかないと

   カードの信頼そのもの、銀行の信用度にも影響してくるでしょう。

    それにしても、経済発展に伴い、

   人々や街のつくりや、暮らし方も似てくるのですが、

   犯罪もまた同じようなのがどんどん出てくるわけです。

    

  

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