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2010年8月 4日 (水)

中国人個人観光ビザ発給、急増

 昨日の、「中国人向け個人観光ビザ緩和」の話題の続きです。

 昨日お話しましたように、7月にこの緩和措置が取られてから、一ヶ月

 その効果や如何に?ということで、アレコレ取り上げられておりますが、

 政府発表でも、大体6倍になってるという数字ですが、そもそもこの数字、

 前年比ですからすぐに6倍でも10倍でもなりますよ、そりぁ。

  基準の数字があまりに低いので基準とはなってません。

  数で6000件くらいですが、これだと、私の感じでは香港の人のみの

  数でこれくらいは行くだろうと、思いますので、大陸全土でこれはちょっと

  あまりに少なすぎます。

    昨日書いたように、数が増えるのはもう確実ですからそんな心配はもう

  いらなくて、増えた先の方を心配、増え続けるにはどうするかをお考えに

  なった方がよろしいかと。ですので先を急ぐと、

    今日の提起することは二つです。

   一つは、まだ皆さんこの「個人ビザ」というところの意味がお分かりになって

  ないのか、単にビザはどんなんでも来る人は来るんだと思ってらっしゃるのか、

  これまでとは違うという認識がない。大体、これまでは団体で来ていたのです。

    ということはですね、大勢で同じコースを歩くわけで、宿泊も事前に決まり、

  ルートも、乗り物の手配も事前すんでいて、更にガイドさんが日本語が話せ、

  何度も日本に来たこともあり、それに乗っかって動いてました。

    それが、個人ビザでのお客さんは少人数です、言葉がカタコトの英語が

  できるか、筆談で何とか済ますか、日本国内に知り合いがいるか、といった

   ような人たちがバラバラとやってきます。

    日本の観光産業、観光業界はいまだこうした形態の外国人観光客を

   こうした形で受け入れた経験がありません。そのノウハウもなければ、

   今のところそれに向けた特別な準備もありません。

     大丈夫か?という心配が一つ。

    二つ目は、どの地方都市も観光都市を謳っている町はどこも、わが町へ

  どうぞ!!と言っている。言ってはいますが、大概はそれは国内に向けて。

   また、近年北海道の各市町村でもトップセールスということでその長が、

   中国へ出かけて、わが町の宣伝活動をしています。つい先日も、

  西胆振6市長と白老町が訪問団を検討中とのニュースが。

    ところが、これとても、あの広い中国の何処かの都市をめがけて行って、

  その町の関係者と会い、旅行社と会い、関係団体を会い、宣伝活動をする。

    いいですが、これって、それこそ「海の中の針」のようなものでして、

   中国個人旅行者にまでは届きません。

    例えば中国の個人旅行者が、日本旅行の為に、旅行社を訪れ、ビザの

   手配、チケット、宿、旅行情報を取りに来たとしても、いきなり中国の旅行社が

   貴方の町の宣伝をいきなりしてくれるとは考えづらいです。

    ですので、各地自治体がそれぞれ中国へ向けて自分のところの素晴らしさ

   を発信しなくてはいけません。これもこれまで、やったことがありません。

    多分、今、一番手っ取り早いのが、ネットでの発信でしょうが、

   ネット意外にも映像発信で、その一つとして偶々ですが当たった、あの道東

   を舞台にした映画のヒットなどがその成功の一つです。勿論柳の下の二匹目

   の泥鰌を狙う手がないわけではありませんが、そうそう柳の下に泥鰌は

   おらんでしょう。

    何にしても、発信する手段と、不断に発信することをしなくてはいけません。

    例えば中国の人がビザを取得して、日本へやってきました。

    最初降り立つ都市はもう決まってるのです、定期便を持つ国際空港のある

    東京・大阪・・・・・・札幌の各都市です。

    では、此処から例えば私の住む町、函館に来てもらおうと思えば、

   この間の日本国内の移動を、面倒がらず、それでも函館行きたいと思わせる

   何かを、持ち合わせているか、ということ。更には来て貰って裏切らないだけの

   歓待をその町はできるのか、という問題。

    降り立つその大きな町にしたところで、降り立ってそのまま一泊・二泊して

   貰えるのかが問題。大都市は何でもあります。情報も豊富です。ですが、

   この個人旅行者たちは私の感じでは意外に、中国都市部のお金持ちが多い

   せいか都市部より、大自然に関心を持っていたりする人が多い。

     何処へ行けば何があり、そこへ行くにはどうすればいいのか、

     引き付けるだけの魅力を持っている町が北海道にも多い事は分かり

     ますが、発信しなければ、知りようがありません中国の人には。

     個人旅行者の関心は、意外に町の我々には慣れ親しんだ何でもない

   景色や風景にあったりするのは、私が中国のそうした物に惹かれるのと

   同じだと思います。

     そろそろ、その個人ビザで日本を訪れ、帰ってから日本の旅行記を

   ご自分のブログに書いてる人のブログを目にするようになって来ました。

    矢張り、日本人では誰も目に止めない、例えば先日の参院選での選挙

   ポスターを沢山撮って帰って面白がっているブログなどを見るとこれこそが、

   個人旅行の醍醐味と思いますし。

     こういう人が増えて、中国でもそうしたブログを皆が見て、

   日本の極普通の暮らしや、日本人の本当の姿を撮って帰って貰いたい

   と思ってます。

W0200602172813177974351 何処にもある何ということもない、桜の並木が

これだけで、中国にはないので十分に観光資源

にはなりますが、それには、

  先ずは発信し、

  これをどうやったら見れ、体験できるかを

 案内しなくてはなりません。

   この写真も、中国のブログ上で、感動した道として掲載されたもので、

   是非この路にこの桜の時期に立ちたい、と書いてました。

   そう思って貰えるなら、大成功です。

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