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2010年8月31日 (火)

個人旅行に優しい町

 旅を続けていて時折思うが、

  個人旅行に優しい町と、そうでない町があります。

  それが何に起因しているのかを考えていますが、

  こうした感覚は個人のものであって、必ずしも全体の

  ものと言えるかという問題はあるのですが、

  何せ、個人旅行そのものの性質がもう個的なものです

  ので、“個”をもって、お話しするより、先へ進めません。

   個的なものではありますが、それでも時折、そうした

  個人旅行者が先に下記残したものや、何かの折にそうした

  話題で同じように、その町を訪れた感想を知りえたとき、

  存外その感想が同じようなことが多いので、あながち、この

  “個”の感覚でも共通の何かがあるのかも知れません。

    観光名所と言われる町でも、あまり観光を謳っていない町

  にも、それでも観光客はやってきますし、人の移動はあります。

    名高い観光地はそれだけで、その受け入れの件数が圧倒的

  に多いですから、その分整備されているものは誰もが感じるところ

  です。すでにあるレールが敷かれておりますので、ほぼそのレール

  に乗かって、見るべきところを見、食べるべきものを食べ、買うに

  値するものを買い、どれだけの効率でそこを回ったかを競うそんな

  感じにさせられます。

    これらのレールは大体が団体旅行の人たちが轢いてくれたレール

   なものですから、実は個人旅行者にとっては、ほんの少し合って

   おりません。

     軌道の幅が少し違うというか、そんな感じをいつも持っております。

   軌道の幅は違いますが、どうにかその幅に合わせて、乗かって、動く

   ことは可能なので、多少無理して、それに合わせてはおりますが、

   いつもどこか合っていない感じは持っています。

     その合わない感じをそのまま、この町はどうも合わない、自分たち

  (個人旅行者)に優しくないと感じさせるか、

     その感じを、抱かせずに町を歩かせてくれるかは、

   どうやら、私の経験では、

    その町に住む普通の人たちなのではないかと思っております。

    普通の人というのは、観光に携わる人たちが、観光地であればあるほど

   当たり前ですが多くなります。

    ですが、個人で歩いておりますと、勢い、その町の普通の生活の

   部分に触れることが多くなります。

    食事にしても、観光地の大勢でいかれる大きな有名なお店も行きますが、

   街角の普通の、その町の人が利用するそんな観光とは関係ないような

   そんなところへお邪魔したり、歩いていると、ポツポツとした歩きなもの

   ですから、町の普通の交通機関を(バスやその町の公共交通)その町

   の住民と一緒に利用することが多いので、

     早い話が、旅行者とは思われず、その町の住民として見られ、

   自分たちもほんの一時ではありますが、その町の住民と同じに歩き、

   その歩く先がたまたま観光名所であるという、形態が多くなります。

     ですから、観光客であって、観光客に見えない個人旅行者が

   接する部分は、観光産業に従事される方の周辺よりは案外その町の

   普通の方と接し、普通のところを見て歩くことが多いので、

   多分、個人旅行観光者に優しい町は、

    その町の人たちそのものが、優しい、そんな町なんだろうと思います。

    となれば、世界中共通でしょうが、

   大都会の人は忙しいです、他人を構っている余裕などありませんし、

   余り他者と深く関わらないことで、大都会は成り立っております。

    ですので、結局私が目指す観光地は、地方の少し小さな観光地が

   多くなります。

     ここでの問題は結局そこへ行くまでの利便性の問題に尽きます。

   ですが、面白いもので個人旅行者は、この利便性を無視しても

   効率の悪い旅であったとしても、こうした町を目指します。

     それもまた、その町の優しさが支えてくれます。

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