中国のガイドブックに見る「日本観光」
いくらネット時代とは言え、旅に出るとなれば頼るはガイドブック。
若者はこの辺も変わりつつあって、ネット情報だけで大丈夫といいます。
だからこそ、日本の宿泊施設でのネット環境が問題になるのですが、
この点でも、私の住む函館の宿泊施設での観光整備はまだまだ。
今後は中国の人が持ち込んだコンピューターを自由に使える、ホテル等での
建物全体で使える無線ランの整備が必要です。
また、情報を得ようとしたときの日本のホームページの中文版も必要です。
こちらは、徐々に増えつつあります。今後もっと増えるでしょう。
というわけで、ここ数日、中国での「日本観光」が、どう紹介されているかを
見てきています。
今日は、中国で出版されている、「日本観光」のガイドブックについて。
中国語では 「導游書 ダォ・ヨゥ・スゥ」 といいます。
まず、台湾と大陸ではこの点で相当差がありますので、その点を抑えて
おいてください。昨日も書きました、台湾には 哈日族ハー・リ・ズゥ という
熱狂的日本大好きの人たちもいて、また、早くから日本文化への関心が
早く、日本の情報は溢れています。全く困りません。逆に日本人が知らない
情報を知ろうと思えば、何でも手に入ります。
出版点数も多く、中身も自分達で選びぬいたものから、日本の旅雑誌、
をそっくりそのまま写真もそのままに、文章だけ中国語文に変えて発行され
てます。また、雑誌も日本で出版されるとほどなく台湾でも中文で入手でき
ます。ですので、かなりマニアックな情報も手に入るという点、
また、台湾人が直接日本へ来て、自分達の感ずる自分達の視点で
かかれた、ガイドブックや旅ものエッセイもあり、充実しています。
一方、大陸での出版事情は、始まったばかりという事情もありしょうが
情報が少ない。選択の余地がまだそれほどありませんし、一番の問題は、今
日本で出版されているガイドブックの中文訳版がやっとすこし出始めたという
ところでして、これからです。
されていて、以前より紙質もよくなりましたし、自分で歩ける
ように地図などもふんだんに入ってます。
ただ、お店と場所の紹介に追われ、自分達の視点が入る
までは、まだ行ってません。この点がまだです。
これからです。「地球の歩き方」中国語版も出版されて
ますので、「地球の歩き方・日本」が今後個人旅行者の増加と共に、充実
してゆくでしょう。
更に余り注目されてませんが、今後は映像でのガイド、DVD等を使った
ものをもっと注視されるべきと思います。
どうでしょう、提案ですが、
それぞれの地域のガイドDVDがあると思いますが、
まず、それに中文・ハングルなどを取り入れて、お作りになって、
数ヶ国語に対応する、お住まいの地域のガイドDVDを、
中国メディアに売り込んだ方がいいです。
もし、今もうすでにそうしたDVDをお持ちなら、
多分来て頂いたお客様ようにご用意されているのだと思いますが、
それをただ持っていても惜しいので、
どんどん、それを中国各放送局へ売りこんでは、
テレビで取り上げてもらえると一番手っ取り早いのですが、
映像を見てもらう、機会をどうやって持つかが一つの鍵になると
思います。
ということで、実は私もこのあと、旅にでます。
旅先でのネット環境がどうなっているか分かりません。
できるだけ、旅先でも更新しようとは思っていますが、
さて、どうなりますか。
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