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2010年7月10日 (土)

中国の自動車産業の伸びは、自動車だけに留まらない

Tyuugoku_jidousya  この本が出版されたのが奥付を見ますと、

 2004年、

  この表題も、もうそんなに衝撃的ではなくなりました。

 この後は、「日本の自動車産業が中国に買われる日」

 と、いった本でも出版されるのではないでしょうか。

  或いは、「中国自動車産業が世界を飲み込む日」

 とでもしないと、現実に追いつかなくなります。

  昨日も申し上げました。09年中国の自動車販売台数が1300万台にのり、

  世界全体の販売台数の22%だそうです。エネルギー消費量も世界全体の

  22%を占めているそうで、石油消費量が急激な伸びを示しています。

   それでも、中国の自動車メーカーの生産は苛烈さを増して今後も増え続けて

 いくことでしょう。

   思えば、1982年ですから30年前ですね、北京自動車製造廠とアメリカの

  AMCが共同で北京吉普(ジープ)自動車有限公司を創って、1985年10月

  切諾基(チェロキー)の生産がその中国自動産業と外国自動車メーカーとの

  合弁のスタートだった。

    この辺のことはまた、『北京ジープ』という有名な本があるので興味がおあり

  の方はそちらをご覧下さい。

    とにかくこのスタート時は全てにおいて大変だったのは想像に難くない。

    それが30年して、

   ドイツのフォルクスワーゲン、クライスラー、ベンツ、

   フランスのプジョー、シトロエン、

   アメリカのジェネラル・モーターズ、フォード

   韓国の 現代(ヒュンダイ)

   日本の トヨタ、ホンダ、ニッサン、マツダ、スズキ、が

    それぞれ中国の自動車生産企業と合弁で沿岸地区を中心にそれぞれ

   生産拠点をもっている。

Feng_tian

 こちらは、

 2004年9月、トヨタと中国第一次自動車集団の

 ハイブリットカー生産の合弁に取り付けた、

 両者の喜びの様子。

   ご存知のように、中国はすでに生産拠点としての位置から、国内での

  消費に支えられた販売拠点としての位置に移行し始めています。

   オリンピックを前にした06年だったと思います。雅紳特(ヤー・セン・トゥ、

   アセント)とう韓国現代自動車が売り込んで合弁で造った車はなんと、

   日本では余り評判にならないものの、一気に50万台くらいのオファーが

   あって、これは北京のタクシーに主に使われたらしいですが、他の地域や

   用途もあって最初から数十万台が売れることが分かっていて造る、という

   なんとも自動車会社にとっては垂涎の発注があったり、

     トヨタがショールームのサービスをちょっと良くして、セールスを始めたら、

   その日のうちにポンポンとその営業所だけで数十台一気に売れたとか、

   売れる話題に事欠かない、中国では、日本国内の冷え込みと対照的に

   今後も熱をおびそうです。

     自動車産業の従事されている方にはもっと日々細かな情報も入っている

  と思います。

     それで、私が指摘しておきたいのは、

   自動車産業というのは日本ですと中小企業のそうした周辺の部品であるとか

   ネジ一本から実に様々な業種を巻き込んでいるというお話を伺ったことが

   ありますが、

     同じように、いま、中国では自動車を買った人が、その後の自動車関連の

   カー用品に目が向いています。こちらはこれからですね。

     内装にこまごましたグッズにこだわる人や、カー・オーディオに 凝ったり、

   中国の人は多分、家を買うときも前にここに書きましたように、コンクリート

   打ち抜きを買って後は自分で内装を仕上げる、というのが習慣になっている

   せいもあるでしょう、自分なりの室内というのにこだわる人が多いようです。

     私なんかが考えるに、内装を後から注文できる、といったサービスを

   打ち出せば中国ではもっと車が売れると思います。ですから完成品を売る

   のではなく、逆に未完成のまま市場に出してあとはご自分で、・・・

   という変な車が売れるかもしれませんね。

     面白かったのは、北海道にいらっしゃるとよく観光地で目にするのですが

  「熊が出たぞ!!」と書いてある黄色いステッカーがお土産用にあるのですが、

   どれくらい、その知っている人がいるかも分からないですが、

   少なくともそれを貼っている知人は、皆からそのステッカーで人気を得て

   いるようでして、

    北京の町を走る彼の車のトランクに貼ってある「熊が出たぞ!!」

   ステッカーはとても目立っていました。

    というように、可笑しなものが売れる時代が来そうです。

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