« 中国ロック(揺滾ヤォ・グゥン)音楽の現状 | トップページ | ☆ 中国へサラブレットを輸出 ☆ »

2010年7月29日 (木)

中国ロック(揺滾ヤォ・グン)の未来

  昨日の続きです。

  中国ロック・揺滾に未来はあるか?という話なんですが、勿論、その

  答えは簡単。未来はあります。揚々たる未来があります。あらゆるものに

  未来があります。その未来に期待しています。

    昨日も書きましたが私が特別そちらの方面に詳しいわけではありません。

  また、それら音楽世界に一家言あるわけではありません。

   私が、期待しているのは、現状中国の様々な問題を、表現する手段として

  ひょっとして、ロックはいいかも知れない、と思っている。

    表現方法として、爆発するような若者の不満や苛立ちを表現して止まない、

  そんな名曲とそんな演奏者は現れないものだろうか、と期待している。

    何時までも、崔健(ツィ・ジェン)じゃないだろう。もう彼が現れて四半世紀

  も経っているのだし、次の世代を代表する表現者が現れないだろうか、と

  期待しているし、現れるべきだ。

    おかしなもので、一人傑出した表現者が現れると、その時代には次々に

  そうした表現者が現れる傾向にある。

Tangchao1 それは、崔健が現れるとすぐに、黒豹が現れ、唐朝が

 現れ三者がいい刺激となって活躍したように。

 そして、唐朝のベーシストが確かバイク事故で亡くなり、

その弔いに、その頃のバンドが移動に会したあの時が、

    一つのピークだとするなら、あれから既にもう20年。そろそろ、

    次のピークが来てもいい頃だろう。

  そこで問題になるのが、ロックバンドが活躍するには

   必要不可欠なものがある。それは、一つは、

   ロック本領はレコードで聴くのではなく、ライブにある。

   それには、ライブをする場所の確保が必要で、この手のライブを常設できる

   店も無きにしも非ずだが、足りてないし、大きなコンサートはもっと大変。

    その大変さの一つに、政府の許可が必要という点がある。

   “自由”を歌いたいロックに、その“自由”を保障するだけの度量が中国に

   あるかどうかと、それを認めさせるだけの衝撃的な力量をもった表現者と

   曲がいつ出てくるかにある。

    “自由”とは、ロックでいえば、どんな奇抜な格好をしていても現代中国では

  別に、自由だろうが、本当の“自由”とはその時の為政者にとって耳の痛いこと

  も何の制限も無く言え、訴え、声高に叫ぶことができるかどうか、ということだ。

    

    で、正に今中国はご存知のように、一部暴動でもおきそうな緊迫した

  地域と、問題を抱えての発展を遂げているのであって、何時それが爆発する

  かも知れない。そんな今。

    そのエネルギーを是非、暴力的な表現ではなく、

  書くことが得意なものはそれを、文字で表現し、世界に小説という表現方法で、

  楽器が出来る人はロックに限らず、世界に訴え世界中の人が共感できる名曲

  を作って欲しいし、あらゆる芸術に携わる表現者の皆さんに、是非、そうして

  それぞれの立場で中国の現状を世界に発信して貰いたい。

    長くなるので結論を急ぐと、

  一つは、中国ロックの問題は、

   私はあまり知らないので間違っていたら教えて欲しいが、中国ロック界は何故

  まだあのように男社会なのか?という疑問。

   女性の表現者が見た自分たちの現状を表現した曲が出てきてしかるべき、

   と思う。

   更に、現状しょうがない部分もあるが、中国ロックがその地理的政治的に

   集約されている北京で皆、表現しているし、表現者が北京に偏っているのは

   何故?少数民族の人たちのロック奏者は出てこないものだろうか。

Beijing1 これは先に述べたように、許可の問題と、観客動員の

問題から、まだ北京に偏っているが、そろそろ小さくて

いいから地方の、小さなライブが出来るようにならないもの

  かと期待している。

    ロックについてずっと書いた来たのは、同じ音楽でも、他のジャンルの音楽

   では、そんな時代を変えるパワーを持ち得ないだろう、と思うからで、

   もし、それが可能であるなら、別にジャンルはこだわらない。

    というのも、実は最近は中国でも、ストリートミュージシャン、というのですか

    路上で自分の作った歌を勝手に歌って、訴えるスタイルが出始めています。

Qiong11 ただ、こうした人たちの多くは、

 「個」を歌い、「情緒」を歌う傾向にありますので、

 社会を動かすだけの力量を持っているとは思えないし、

 大衆の不満や鬱積を晴らすまではいかなだろう、と私は

   勝手に思っている。

    その点で、矢張りロックを注目しましょう。

    一つの曲が世界を動かし、人々を元気付けるそんな曲があるのです。

    それは、問題を暴力で解決したり、破壊的な行動で訴えるよりは、

    ずっと効果的で、合理的だと思います。

|

« 中国ロック(揺滾ヤォ・グゥン)音楽の現状 | トップページ | ☆ 中国へサラブレットを輸出 ☆ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 中国ロック(揺滾ヤォ・グン)の未来:

« 中国ロック(揺滾ヤォ・グゥン)音楽の現状 | トップページ | ☆ 中国へサラブレットを輸出 ☆ »