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2010年6月21日 (月)

函館華僑の歴史を学ぶ、 郷土の歴史講座

  函館図書館・第1回郷土の歴史講座

 「日中交流の150年ー箱館開港から函館中華会館までー」

   講師、函館ラ・サール高等学校  小川正樹 教諭

 の講演を聴きに昨日は、図書館へ行って参りました。

   函館、昨日午後は雨模様で、そう大きくは振らなかったのですが、

 講演が始まる午後にはちょっと雨がぱらついておりました。

   小川先生のお話は、資料にあたり、非常に細かに説明をされる

  丁寧なお話でした。

   主に、函館開港以来の中国架橋の方たちの歴史に沿った、お話で

  その中で函館に残された、現在の「中華会館」と、更に戦中・戦後の

  混乱の時代に華僑の方のおかれた状況や、戦後になって再び

  この「中華会館」がどう保存されていったか、といったお話でした。

   お話をお聴きして、

    函館に限らず、華僑の方が日本の中で果たした役割が、実は現在も

  そう変わらないのですが、経済活動をベースとしてスタートするわけですが、

  日本が世界に窓を開いたときに、中国で必要で売れるものが北海道には

  あった、それが昆布でありアワビであり、海産物だったわけであります。

    これは今も変わらない。この時、”販路”を持っているのが中国の人

  だった訳で、その人たちがそれぞれ縁あって日本の各地に住み着くわけ

  ですが、勝手に自由に何処でも住めるわけではありませんので、

  日本の限られた地域に、限られた人たちが来て暮らしていた。

   日本と外国の、又は外国人との付き合いはこのときも今も基本的に

   同じですね、国際化といわれながら、いつもおっかなびっくりの及び腰

  のその付き合いの中で、経済交流が先行して、その中で時代が戦争に

  なったり、和解したりの流れの中で常に人々はそれに翻弄されるのですが、

  そんな中でも華僑の人たちの逞しさ、粘り強さを感じます。

   小川先生のお話は非常に客観的で、全て資料にあたる木目細かな

  お話でしたが、私の感じたのは、

    日本という国は何時の時代も、外との関係をつくるのが本当に下手で、

  多分、函館に残されたこの「中華会館」などを見ても、

  民間の間ではそうとう華僑の方たちとの交流や友好は上手く行っていた

  のでしょうが、歴史がなかなか上手く行きません、

   それでも函館にこうした交流の歴史・拠点が今なお残されていることは

  誇りに思うとともに、大切にしなくてはいけないとおもうのです。

   Huaqiao     この写真は、「中華会館」発行のパンフの中に収められている

    「中華会館」建築当時の、代表理事 張尊三 を囲む

    当時、海産物を扱っていた貿易商の華僑の方たちです。

     来月また「中華会館」が開かれ見学できることとなりました。

    機会を逃さず、函館に旅行でいらっしゃる皆さん、是非参観を、

    函館市内の方も時間を作って是非ご覧下さい。

     外の地味なレンガ造りとは違って、中は豪華、中国色満開の

    素晴らしい建築物です。機会を逃さず見てください。

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