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2010年6月30日 (水)

跪き祈る、日本チーム - 中国での報道

  世界杯 ワールドカップ)、日本 VS 巴拉圭(パラグアイ) 戦  、

  日本国中はもとより、中国でだって、大変な関心を呼んでおりました。

  韓国チームが早くも敗退、残されたアジアの唯一のチーム、

  また、昨日は日本でも無理をすれば夜遅くまで見ていても何とかなる

  そんな時間帯の放映でしたが、中国は更に時差が1時間ありますので、

  ちょうど10時スタートの放映となりました。

   何せ、世界中で一番見ている人の数が多い国ですので、各試合とも

  必ず見ているファンは勿論のこと、もともとサッカー熱が盛んですので

  それなのに自分たちの国が出ていない不甲斐なさを訴える記事も多く

  目にしましたが、事此処に到っては、何処の国を応援するというのではなく、

  世界の技術を楽しむというところに 関心が移っているようです。

    さて、昨日の激戦、中国の人の目にはどう映ったかというと、

31_2 一番の話題は何といってもこれです。

 点球 (ディェン・チュゥ  PK線)の際の

 跪き、祈る、その日本チームの様子が

 話題となっておりました。

   話題の一つは、中国の人の習慣の一つとして、跪くの意味が日本と

  違いまして、これは大概は悪いことをしたときの謝る、或いはお願いする

  それも普通のレベルではなくてよっぽどの時の、請い・願う、その様が

  それもピッチ(緑菌場上)上の皆がするのは、確かに奇異に写ったかも

  知れません。中国ではありえない光景で、ありえない画なのです。

    もう一つは、この様子を見てこんなにも真摯にサッカーを愛し、

  祈る気持ちに打たれる、というものでした。跪いたからといって、勝てる

  わけでもなければ、勝負はもう 0-0 の戦平(引き分けですので)

  勝負を超えたその領域での自分たちが遣ってきたことへの本能的

  情緒の発露の方法がこの「跪く」という行為となって現れた、とした上で。

    前の試合のような見事な 任意球(レン・イー・チュゥ  フリーキック)

  は見られなかったし、双方に 進球(ヂン・チュゥ  ゴール)はなかったが、

  数枚の 黄牌(ファン・パィ  イエローカード)があったものの全体には

  反則行為も少ないし、 加時賽(ジァ・シー・サィ  延長戦)を見事に

  戦い抜き、 日本隊(リーベン・ドゥィ 日本チーム)の 射門(スゥ・メェン

  シュート)で 門柱(メェン・ズゥ ゴールポスト)を揺すったものもあり、

   見所は十分にあった。

    との分析の上で、私の見た文は、

  こうした日本チームの活躍、そのサッカーにかける一途さ、団結力、

  真摯な態度に、中国は学ぶものが沢山ある、と結んでいます。

   ともすれば、文句ばかりを並べるような傾向にある現状を変えなくては

  中国チームは、ワールドカップのピッチには立てないだろう、

  と結んでまして、

    こうした書き方や観点などから見ても、

   中国の日本に対する評価が少し変わってきています。

   日本サッカーチームはスポーツを通じて、そうした日本の良さを

   十分に発揮できたと思います。

    (上の文中、色つき  の部分は中国語サッカー用語です、

     ついでに、中国語のお勉強にどうぞ。)

Ss20101800542496161 

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コメント

いい記事ですね!
アジアが一丸となって向上できればいいですね。
中国人の選手も、もっと日本のJリーグでプレーすればいいと思います!韓国人は多いですけど〜

投稿: KID | 2010年7月 1日 (木) 10時18分

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