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2010年5月10日 (月)

中国(巨象)の撫で方ー昨日のFMいるか

  昨日は毎月の第二日曜でしたので、いつもどおり、FMいるか さん

 「ハッシーののんびり坂スタジオ」 のんびりカレッジ にお邪魔してきました。

  毎回、パーソナリティのハッシーと中国のあれこれを話してきました。

  このコーナー先にテーマを決めるでもなく、打ち合わせなし、事前に

  話題を指示されることこもなし、のブッツケ本番です。

   ですので、始まってしまえば後はその日その時の進み具合でどっちへどう

  転んでいくか二人にも分かってません。

   そんなやり方ですので、放送が終わってから、あ~ぁ、あの事を話せば

  良かったとか、こんな例が有ったよ、とか後になって思い浮かぶことが多くあり

  ますが、それはそれでまたそういうものでしょうから、その日その時思い浮かんだ

  ことを話させて貰ってます。毎回楽しんでます。

   昨日の話も上海万博に始まって、中国の人の考え方の根本に到るという

  広範なおはなしでした。

   うち、ハッシーが言ったコトバで、「毎回我々はこうして中国の話を続けて

  いますが、何せ中国はデカイ国ですから、何処をどう切り取って話しても、

  なかなかその全体を見ることが難しく、巨象を撫でているようなもので・・・」

   が、とてもよく二人の話を表していると思います。

   この話、「巨象を撫でる」は、よくその「尻尾を撫でて、それを鼻だと勘違い」

  していたとか、他の部分を撫でていて全く違うところと勘違いしている例えに

  使われます。

    この寓話が教えてくれるのは、

    確かに巨象のようなそんな大きなものは撫でる場所だけで判断すれば、

   その全体が分かりませんよ、ということなのですが、

    同時にもっと大切なことは、

    撫でる側に予断があるからそうなるのでして、撫でることが無意味では

    ない、ということですね。

    撫でた方がいいのです、何処でもいいからまずは撫でてみて、どんな

   感じなのかをご自分で、撫でた感じを覚えておくことが必要です。

     撫でた感じを伝え合うことも大切です。

    一回撫でたからといってその全体が見える分かるなどとは考えない方が

    いいのでして、もう何回も撫で続けるんですね。それで初めて分かることが

    出てくるんです。撫でる、何処でもいいから。

    あちこち撫でて、こんな場所もある、あんな場所もある、とその撫でた感じ

    を積み重ねて、自分なりに覚えておく、そのことこそが大切なんですね。

    だからこそ、私の書くものは総て前に「私の見た・・・」という、断り書きが

    最初にしてあります。私の見た中国であり、私の見た中国の人たち、

     それらは私が撫で触れたことのある情景であり、状況です。

   これって、こと中国に限らずそうなんだと思うんです。

    たまたま私の場合は中国を撫で回してることが多いですが・・。

  

    ハッシーとの中国話もこれで相当続いてますが、

   まあ二人で撫でて撫で回して、これからも様々なところを触ったり、摩ったり

   して、中国を楽しめればいいと思ってます。

  

    ということで、中国を知る、中国を撫でる方法は人それぞれですが、

     中国へ直接行く、中国のものを見る、これも一つの方法、

     中国の言葉を習う、なんていうのもかなり有効な手段です、

  

   先週お休みだった、協会の中国語教室も今日からまた連休も終わり普通

  の授業に戻ります。あと暫くお休みはありませんので、

   どうぞ、教室のみなさん、毎週中国のどこかを撫でにいらしてください。

  

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