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2010年5月31日 (月)

中国各地で相次ぐ労働争議

F20100528165113013721  今年に入って、中国各地で労働者がストライキ

 などに訴え、工場が一時停止・封鎖などに追いこまれる

 ケースが起きている。

  

  ごく乱暴に言ってしまえば、ここのところの急激な

  中国国内での物価上昇と、給与形態が見合わない、あるいはこれまで

  以上の福利厚生を求めても、当然の時代に入った、その事が原因と

  言っていいと思います。

    各地で起きている争議のそれぞれの争点はそれなりに皆それぞれの

  ケースで違います。当たり前ですが、みなそれぞれの問題を抱えています。

   日本で報道されているのこれらのニュースは限りがありますが、国内では

  この数倍の大大小小の問題が持ち上がっています。

    とりわけ深刻なのは、中国広東省深圳市の富士康集団の自殺者が

  相次いでいる問題ですが、流石にこの問題は地元政府も乗り出しましたし、

  経営者も映像でも出てきて話もしてるようですので、解決に向かうでしょう。

   一番最初に、中国雅虎ヤフーでこの「富士康」という会社の名前を目にした

  とき、これは、日本の会社かな・・とちょっと心配しました。

   因みにこの会社あのアイポッドの部品を製造している会社で今めちゃくちゃ

   忙しいので、従業員を顧みる暇もないのでしょう。

    日本企業では、矢張り広東省仏山市にある本田技研の関連会社で

  「本田汽車零部件(部品の意味)製造有限公司」でもストライキが起き、

  一時操業停止になってるようです。

    例えば上の工場とこの工場をご覧になってください、両方とも広東省

  という、香港にごく近い経済圏にあって、この辺りの工場で今あらゆる部品

  が、製造されています。

     それで、他の地域よりは多少給料などはいいのですが、それを当てに

   中国各地から労働者が押し寄せています。  

   一番の要求はおそらく賃上げだと思います。次が労働条件の緩和でしょう。

   これらの問題は普遍的な問題で必ず起きますし、中国の今の状況で起きない

   方が不思議なくらいですから、このことに私はなんの感想もありません。

    ただ、

   これらのニュースを、ここ数日注意して見ていますが、

   これまでと違った点に注目しています。

   一つは、こうした争議の当事者、とりわけ労働者側の代表の者が、

   これは多分ですが、明らかに他の地域のこうした争議と呼吸を合わせ

   又は他と連絡を取り合いながらやっているのではないかと思います。

   携帯電話があれば可能ですし、最低情報として他の地域との比較の為にも

   電脳(コンピューター)や手機(携帯電話)が使われ、これまでと違って

   経営側の条件提示などにも今後はこうした情報機器が影響を与えるでしょう。

   もう一つは、

    中国のこの地域などでは、これまで工場のこうした労働者の定着率が

   非常に悪かった。つまり、不満があれば、或いは、ちょっとでも条件が良い

   ところがあればすぐに勝手に辞めて居なくなっちゃうというのが、経営側

   の悩みでもありました。つまり熟練工が育たない。辞めないように色々

   工夫もし施策も取り入れてたようです。結果、今度は辞めないが全体で

   条件提示をし迫られている、というのが現状だと思います。

    この二つの点がこれまではちょっと違ってきているな、というのが

  私の感想です。

    何でも、

    大雑把に言って、今この上のホンダの関連会社を例に取ると

    某標準的従業員の給与は、 1500元+αだそうです。

    こらから引かれるものがあって、手取り?が1300元程度としましょう、

    手取りから、住宅・食費・電話・日用品・などなどもろもろを引いて

    一ヶ月に自由に使えるお金が500元、と言っています。

    もちろん、これを知らされたからと言って皆さんは中国の物価その他が

   お分かりにならないので、多分ピントこないでしょうが、

     これを2500元くらいに引き上げろ、というのが要求だそうで

     いきなりの1000元アップというのが、可能のかどうかはこの工場の

   実績などもありましょうから私には判断できませんが、

     どうもここでも、その不満の根幹はこの額にはあるのでしょうが、

   工場内の違った面、労働者間の給与格差とか、待遇の違いなどにも

   相当その要因があるようでして、

    当たり前ですが、私には分かりません。分かるわけがないのです、

   日本のこの手の争議にしたところで分からないのですから。

     私が言いたいのは、中国での労働争議が多発しているのは、

   そういう時代だ、ということ、

     現代のこうした争議は、昔のそれとはちょっと違う、

   ということの二つです。

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2010年5月29日 (土)

中国人・誕生日の過ごし方、「過生日」-『隗報』79号

  中国の人の誕生日の話なのに、昨日はバースディケーキの話で中国の

  ケーキ事情になってしまい、失礼しました。甘いもの好きなので、この手の

  話題は始まると長くなりがちです。

   今日は何としても、本題の「祝Ni生日快楽!!」お誕生日おめでとう!!の

  その日のすごし方について、です。

    『隗報』にも書きましたが、

    中国の方のなんと言ってもこの「過生日グォ・ション・リィ」の特徴は、

  その誕生日を迎えた本人が、今日は自分の誕生日だ、ということで仲のいい

  人たちと過ごしたり、恋人と過ごすとき、この誕生日を迎えた人が一席設け、

  おごるということですね。ですので、お金を出すのは、誕生日の人です。

   周りはご馳走にあずかります。

   まぁ、呼ばなきゃこないので、自分だけで過ごすならお金もかかりません。

  呼ばないと、呼ばれることもないので、それはそれでいいのでしょう。

  呼ばれると、今度自分のときに呼ばないと悪いので、今度は相手を招待します。

   これは,先にお話したことがある、「割り勘」制度がない中国、と加味されて

  中国独特の文化を形成していると思います。

   

    もう一つ書いたのは、

   「抓周歳(ズゥァ・ズォ・スィ)」のことです。

   こちらは、日本にもどこかの地方にこうした習慣があるのかどうか私には

   分かりませんが、子供が一歳のその誕生日を迎え、親としてははじめての

   誕生祝ですから力が入ります。そして、その日、イベント的に行われるのが

   この「抓周歳」と呼ばれるもので、最初の字は、手で掴むの意味です、

   真ん中は周はまわりの周、歳はそのまま、ですので、一歳を迎え何を掴むか、

   というお遊びみたいなものなのですが、

     一歳を迎えたその子の周りにですね、こう色んなものを並べます。

   筆とか、そろばんとか、時代が違えば並んでるものも変わってきてるらしい

   のですが、その子がどれに興味を示し、どの品物を一番最初に手にしたか

   によって、例えば筆をつかめば、役人とか文筆の方へ進むとか、

   そろばんをつかめば、商売人になる、などのその子の将来を占うお遊び

   です。これは、実は私も実際にその場に居合わせたことはないのですが、

   知り合いが皆さんがやったやった、というので、そこそこ普遍的な催しらしく

   ず~と見てみたいなとは思ってますがまだその機会に恵まれておりません。

    しかし、便利な世の中で電脳(コンピューター)社会では、ネット上に色んな

   記録があって、中にはご丁寧に写真を沢山載せてくださってるページも

   ありますので、そんなのを見ていたら、

     見つけました。

 20070612_czy1   これがそうです。 他にも何枚かありましたが、これって、

まず、この子のお尻が見えているのが例のまた割り

ズボンの下着です。ズボンもこうなってます。

  この子が張っていく先には色んなものが並んでます。

  こんなにいっぱい並べるのかどうかは分かりませんが、そこはその家の

  好みの問題でしょうから、ざっと見ても、10個以上のものが並んでますが、

  上の理屈のようにそれぞれの物にそれぞれの職業や将来が代表されて

  いるんでしょうねきっと。

   『隗報』には、写真を載せてませんので、

    上の絵を参考に『隗報』をお読みいただければ、更に理解が速いかと

   思います。

    さて、これ以外では「過生日」は、どの国もそう変わらなくて、

   きっと、家でひっそり祝うタイプと、外で派手に祝うタイプに

   大きく分かれて、どうしても外で祝うのを私は旅行者として外国人として

   目にする機会が多くなりますので、

    派手な方ばかりが目に付き、そんな派手な中国の誕生祝会に

    出くわしては驚いています。

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2010年5月28日 (金)

「祝Ni生日快楽!」中国人の誕生日の迎え方ー「隗報」79号

  『隗報』最新号、79号が発行となりました。

  今回は、書き手が二人。昨日、

    槙本 さんの「中国での鉄人賽参加」のお話を書きました。

  もう一編は私が書いてます「祝Ni生日快楽、ズゥ・ニィ・ション・リー・クァイ・ルー」

  です。「生日快楽」で、「ハッピバスデー」の意味なのは漢字で読み取れるのでは

  ないでしょうか。

   そうだ、ついでに?これをお読みの方で今日、あるいは近く誕生日の方

     私から、   「祝Ni生日快楽!!」  

   それで、お誕生日といえば、ケーキです。ケーキも漢字表記で、

Dangao1  スタンダードなのはこんな感じです。

 赤い字の「生日快楽」が見て取れますか。

 それで、中国でもあらゆる記念日の過ごし方が

 日本と同じように急激に西洋化しています。

   これはきっと世界的兆候なのでしょう。

   バースディケーキの話をまず少ししておきましょう。

  誕生日のケーキに限らずですね、この洋風のケーキは数年前までは、

  見よう見真似で作ったそのケーキが一目見ただけで、おいおい大丈夫かコレ?

  ってな具合に不安を掻き立てられ、とても買う気など起きなかったのですが、

  ここ数年で外資との合弁や、様々な技術導入が図られてのでしょう、一気に、

  いいんじゃぁないコレ、という程度までになりました。速い。

Dangao21_2

  それで、その以前の「おいおい大丈夫かコレ?」

  ケーキですが、この話をすると、

  大概友人の中国の人は何時の話だよ!

  と嫌がりますが、そんな前じゃないですよ、私にとっては

   上のは最近のでして、多分私は買わないでしょうが、まだいいのです。

    先ずですね、そのデザインが、丸いのは同じなんですが、その色使い

  が凄かった。かつ、その色が明らかに人口着色料でつけられているので、

  この世のものとは思えない毒々しい色使いで、白がお好きでないのか、全体

  ピンクとか、地が紫なんても見ました。早い話が私には全く美味しそうには

  見えないどころか、買おうにもちょっと腰が引けてしまう色使い。

    その頃は、日本も出始めはそうでしたが、そのクリームが生クリームでは

  ありませんでした。ですので、その盛り上げ方が異常にこう面白いデザイン

  だったり、日持ちも多少いいのは分かりますが、どんだけ置いておくの?

  というくらいお店に鎮座ましましておりました。

    一度など私はそれはてっきりサンプルかと思い、数ヶ月まえから見続けて

  いた、多少マシと思われる、そのケーキを友人贈ろうと、店員さんにそれの

  上に書く字をお願いしたところ、そのケーキケースのそれを出そうとするでは

  ありませんか。「あの~、コレってサンプルで、これから作るのでは??」

  と言ったら、「持って帰るんだろう」と言われ、「イヤ、アノ~・・」とシドロモドロ

  になりながら、理由をつけて買わずに帰ってきてしまいました。

Dangaodian31  そんな感じだったのが、中国の名誉のため?

 言っておきますが、もう急激に変わりました。

  ケーキ店は、大体が日本と同じ、面包(パン)屋さんで

 あることが多いのですが、その点で言いますと、

  パンが急に美味しくなりましたからね。以前は中国のパンはどこかマントウもどき

  というか、これ何か中国っぽいというのが多かったのが、私が足繁く通ってた、

  デンマークとの合弁パン屋さんなど、日本より美味しいパンが揃ってました。

    更に、最近になって気づいたのは、買わなかったですが、デザインも

  洗練されてきて、かなり美味しそうなのが見受けられるようになりました。

   お勧めは果物が安いからでしょうか、果物で上が埋め尽くされているような

  見た目も、色使いも綺麗なのが、日本でもしこんなに果物をふんだんに使った

  なら、どんだけ高いものになるの、というが普通の値段で並んでいるのを見て

  今度機会があったら、あんなのを買おうと決意?してます。

     このケーキの話題で、中国留学経験者から、中国ではお誕生日に出され

  たケーキを顔につけて遊んでますよね、

    と言われましたが、それってきっとその場のその学校のノリでそうなってる

  だけで普遍的なものではないと思いますよ。どうなんでしょう。

    最近の若い人は、必ずやってるのかな。教えてください。

    いつも申し上げておりますように、自分の見た中国が自分にとっては

  それが中国の全てでして、誰もがそう思ってるのでして、どれが正しいとか

  どれが間違っているということではないのであります。

     ケーキの話だけで長くなってしまいました。

   「過生日 グォ・ション・リィ」 誕生日をどう過ごすかは、

   また、明日。

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2010年5月27日 (木)

中国でトライアスロン(鉄人賽)に参加ー『隗報』79号

  なかなか寒さから抜け出せない、そんな5月です。

  函館は今日も、霧雨のような雨が時折降り、依然として寒いです。

Kaihou79  いつも『隗報かいほう』のご愛読

 ありがとうございます。

 (『隗報』は茶館・隗かい が

  発行している、隔月、無料の

  フリーペーパーです。

   話題は全て中国に関する

  ものに限られております、

  また、メディアでは伝え

  られない、身近なそれぞれ

   旅をされた方、留学された方、訪中された方の見た中国

   をそのまま、掲載しております。定期購読ご希望の方は

   送料をご負担いただいております、ご連絡いただければ、

   発行ごとにお手元に届くようにいたします。バックナンバー

   ご希望の場合もお知らせ下さい。

    発行元:040-0013 函館市千代台町14-8 隗・東出 まで

   ご連絡を。)

   

   79号は、中国でトライアスロンレースに参加した槙本 さんと、

       私の、 中国の誕生日の話題 の 2作となりました。

   「中国鉄人賽海南に参加して」 の 槙本さんの 文章は、

   量が多いため、あと数回の分散掲載となります。今回は海南島に

   たどり着いて、いよいよレース当日前の様子などが書かれています。

   中国のこうした話題が載るのは珍しいですし、これこそが『隗報』の

   めざしている、それぞれの方の見た中国を見たまま書いていただいて

   おりまして、読んでいて面白いですし、いろいろなことを知ることが

   できます。

    実に中国へはいろいろな方が、いろいろな目的で行かれているは

   知ってはおりますが、こうして文章にしていただけると、ありがたいですね。

    前段、まずこうした旅では持ち物が違います。ご存知のようにトライアスロン

   は、自転車競技がありますので、みなさん競技用自転車をお持ちになるわけ

   ですが、これを飛行機の託送便に入れるのだけで大変さが伝わってきます。

    中国・海南島は中国のハワイといわれる常夏を売りにしている島ですが、

   相当前に私が行ったころはまだまだ、ホテルもようやく三亜という島の反対

   方向まで足を伸ばしましたが、そのころはリゾートとはちょっと程遠い椰子の

   木と水牛が今でも印象にありますが、文章を拝見しますと、ホテルもリゾート

   風のがふえているようです。

    さらにこうしたレース参加を目的にいらした方は中国に限らないのでしょが、

    食べるもの飲み物にも相当気を使っています。

    中国でこれは大変だ。食べるものがなくなっちゃう。

    中華料理もレース前は危険だ。

    

    気候の面でも海南島は、常夏の島といわれさも穏やかな感じをその

    言葉から受けますが、どうして、寒かったり極端に暑かったり大変。

    それでなくとも、泳ぎ・自転車をこぎ・マラソンを走る、

    そんな過酷なレースに、中国へ行って参加する、

    

    どうぞ、楽しみにお読み下さい。

  

    各地購読者のみなさん、

    ただいま発送しております。まもなくお手元に届きます。

    いま少しお待ち下さい。

     ご愛読ありがとうございます。

    みなさまの体験された中国、見た中国の投稿もお待ちしております。

    

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2010年5月26日 (水)

類似化する犯罪傾向に不安 ー 中国

  毎日、寒い寒いと言ってますが、今日もまた函館は雨で寒いです。

  家庭菜園で野菜の苗をホームセンターなどでお買い求めになった方も

  多くいらっしゃるようですが、これでは苗が育たないどころか、寒さに加え

  毎日の雨で、苗が駄目になってしまいそうですが・・・大丈夫ですか?

20100513073121photo1_01 昨日の話題の続きです。

 中国でも、幼稚園や学校を狙った

 無差別の殺傷事件が相次ぎ、かなり

 ショックを受けています。

   というのも、前にも書いてますが、北京オリンピックを終え今年は上海万博と

   たった2年の間隔で、それくらいのスピードで中国という国が、どんどん近代化?

   を進め、先進国の仲間入りをしようとしています。

    そこで、プラスの面もあれば当然、マイナスの面もありますから、

   今中国はバブルではないのか、バブルが弾けたら中国経済はどうなるか、

   公害の問題、交通渋滞の問題、物価の問題、

    我々も体験した様々な問題が一気に噴出しています。

    マイナスの顕著な例が、社会の歪みが極端に現れる犯罪の面でも、

   非常に良く似た、傾向が現れてきました。

    中国でも急激な変化に危惧はもっていまして、

  上の写真は「公安部教育部聯合召加強学校・幼ル園安全保衛工作緊急視頻会議」

  という長い名の会議ですが、視頻会議といいますから、コンピュータか何かの、

  映像を使っての全国向け会議を緊急に開いています。

    中身自体は、孟建柱公安部部長が意見発言をする形で進められ、

    取り立ててすぐ速攻せいのある対策は流石にないのですが、この問題を

    国としてもこれだけ重視している点、今後の学校その他幼稚園などで、

    パトロール、監視、安全検査を強化、教員の対応にも訓練を、

    など、日本とそう変わらない、金持ち学校ではガードマンを増やしたり

    するのでしょう、きっと。

     さらに厳格に安全措置を強化する、と言っています。

    この会議自体は開いたことに意義があるのでしょう。

    私が今、注視というか危惧して見ているのは

    このあと、日本がそうであったように、中国にも少年犯罪が増えないか、

    それも嘗ての少年犯罪とは異質な、特異な犯罪が増えるのかどうかです。

      中国の若者・子供も、ゲームに夢中なり、コンピューターにはまり、

    他人との意思疎通が巧くできない、そんな若者が増えてきています。

     中国政府では、思想政治の中国的制度と教育のありようは、

   こうした犯罪の歯止めに有効な手段となる、胸をはっていますが、

   確かに制度上の違いから、日本や各国とは違う面も確かにあるでしょうが、

   願うは、

     同じような傾向がどの国も時間差の違いは多少ありますが、

     多少形こそ違え、起こってきていますし、今後も起こるでしょう。

   そこで、

     同じような間違いをまた繰り返すのは避けてもらいたいものです。

  

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2010年5月25日 (火)

園児襲撃に、早すぎる?、死刑判決。

  函館には今日も寒いです。とても五月も末とは思えません。

  またまた、セーターを引っ張り出してきて、着ています。

   新華社電ですが、

   4月末にここのブログにも書きました。5月に入ってさらにまた同じような

   事件が中国で起きてそのときも書きました。

   中国でも日本でもあったような、学校や幼稚園での殺傷事件が何件か

   つづきまして、私はこうした事件は”社会”の病気(病んだ社会に起きる)と

   思ってましたので、アメリカや日本で起きる分には、何故かむべなるかな、

   と割と難なく受け入れていたのが、中国で起こってみると、簡単に言えば、

   「中国よ、まだ早いだろう!」と思っていたのでそれなりにショックでした。

     分かりますかね、こういう感じ。

     こうした事件が、例えばブータンで起きたら、それはもうもっとショックだ、

   という意味です。

     で、その4月末に刃物で園児を襲い、32人もの人に重軽傷を負わせた

   徐被告に、死刑判決が先先週でしたか出ました。

      裁判所の判決は死刑。半月位でこの判決は、これまた私の個人的

   感じですが、早すぎる、と思います。

     この「すぎる」感ですが、日本の場合は、事例にもよりましょうが一般的に

   私は、遅すぎる、と感じていますね。おなじように「すぎる」が付いて、両国で

   左右に大きく差が開いてます。

     じゃあ、「すぎない」感じの、「丁度」感はどの辺にあるのかというのが、

    難しいのですが、上の例のように、両極端の「すぎる」を見せ付けられると、

    その中くらいが好いのじゃないの、という「中庸」の感覚しかないのですが、

    死刑判決に、一ヶ月も要しないというのは、どんなに事実がそうであっても

   それをもっと検証し、今後に役立てるためにも、もう少し慎重であるべきと

   思いますし、毎日法廷が開かれるわけではないので、僅か数回の審議で

   そうなってるのだと思いますが、これはいくら再発防止の為に見せしめ的

   要因があるとは思えても、早すぎはしないか、と思えます。

      では、こんなスピード判決で中国では法廷審理が次々に進み、まるで

   法廷は支えることなくスムースかというと、そうでもないのでして、

   人口比から行っても犯罪の数もちがいますし、最近では、刑事事件よりも

   経済の犯罪や、民事の訴訟も多いので、そちらでやはり届こうっている

   ようです。

    終わりましたが、中国連続テレビで、以前は公安関係、警察関係刑事さん

   もののドラマが多かったのが、先日、「検事」さんが主人公というテレビドラマ

   が放映されてました。汚職とか、政治、賄賂からみの事件をドラマ仕立てて

   警察官ではなく、検事官が直接主人公になって事件解決に当たるというもの

   でしたが、こうしたドラマが作られるということは、それだけ、中国でもそうした

   事件が多くなり、社会の関心を呼んでいるという証明でしょう。

     この判決、中国江蘇省泰州市の人民法院での決定前に、

   5月12日、公安部教育部というのがあるらしいのですが、そこが召集した

    「幼ル園安全保衛工作緊急視頻会議」というのが開かれてます。

    ここでも、教育施設での安全性をもっと高めて確保しなさいとの、

    号令は出されてますが、ではそれに有効な手段は何かは、とりたてて

    出されていないのは、

    日本でもこの手の事件が起きて、せいぜい小学校などで、「みつまた」という

    例の江戸時代からあったような犯人を抑える器具を多量に導入したというのと、

    学校の先生たちがそれを使って、不審者進入の際の稽古をした、

    というくらいの対処でした。

      もっと根本的な視点をもって、この問題にあたる

    部署が必要だとは誰もが思っているのでしょが、

    その点では中国でも有効手段は見出せないようです。

   

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2010年5月24日 (月)

北京モータショー閉幕、「吉利」の威力

  5月も末だというのに、寒いです。今日の函館、何度あるのでしょうか。

  外は風が少し強く吹いてますので、体感温度は、冬の感じです。

   今頃、「2010年・北京モーターショー」の話題かよ、とお思いでしょうが、

  どうもその、日本のメディアは、始まる日は大々的に伝え、面白おかしくも

  見せてくれるのですが、その結果がどうだ、とかいったのは得てではないらしく

  始まってしまえば、余程の事故でもない限り、何時終わったかも分からないし、

  どうだったか、などは伝えていただけないので、ちょっと此処に知る限りを

  書いておきましょう。

    但し、私はクルマのことは全く知らず、余り興味もありません。国内の車種

  すら、覚えているのは僅か、というくらいですので、もとよりモーターショーに

  行きたいなどゆめゆめ考えないので、行ってきての報告ではありません。

2629471  4月25日から、5月2日の1週間開催。

  ですので、皆さんが盛んにこのニュースをご覧になったのは

  丁度一ヶ月前くらいの時期になります。

  北京・中国国際エキビジョンセンターというところが会場。

    結果、入場者総数が過去最高、78万人。

    5月1日の一日間だけの入場者総数が14万5900人とこれも記録。

    東京モーターショーはこれより長い13日開催しても61万というから

    凄いです。来年は上海でモーターショーをやり、翌々年また北京でという

    方式になっているようです。

      他にも、展示面積・出展メーカー・出展車両数がいずれも過去最高。

    出展には16ヶ国地域から2100メーカーが参加、出展車両数は990台、

    うち世界初公開車が89台。

     ・・・と、これくらいまではやる前から分かってるような数字ですが、まぁ

    一応の結果報告ということで、こんな数字が並んでます。

  2629511   それで、行った人の話ですが、一つは会場の警備の問題ですが、

 これが相当厳しいチェックで難渋したとのことですが、これもどうでしょう

 多少ここ昨今、致し方のない面もあります。加えて、私が思うには

   どうもこの警備という面では、これを担当する側の警備の演習という面も

   あって、こうした国際イベントの場を活用して、警備の演習をしているという

   面もあると思います。上海万博に向けての練習でもあったのでしょう。

    中国には実は、中国国内100を超える自動車メーカーがありまして、

   外資のメーカーが中国で車を生産する場合は合弁が基本となります。

     どんな車が中国では売れて受け入れられているかというと、

   上海VWは、上海汽車(汽車は中国語では、チー・チュは、自動車の意味)

   とフォルクスワーゲンの合弁ですが、これが一番よく目にするように思います。

   上海GMは、ゼネラルモーター社との合弁。

     日本のメーカーでは、日産が、東風日産として、

     広州にはホンダがあって、広州ホンダ、トヨタは一汽トヨタ、として

     それぞれ人気があります。

     車の車種が余り詳しくないのですみません、間違ってるかも知れませんが、

    トヨタ・カローラのデザインにとっても良く似ている中国国産車が売れてる

    ようですが、多分大衆車としてそのデザインが、居住性・コストも含めて

    よくできているのでしょう。

     そして、今回のモータショーの注目度ナンバーワンはなんと言っても

   「吉利ジー・リィ」という会社です。

    この会社中国国内のメーカーですが、このモータショーが始まる少し前に

   フォード傘下のボルボを買収したことで、一躍世界中にその存在が知れる

   ようになった会社ですが、

     多分このモーターショーにはとてもボルボの技術を取り入れた車種など

   は間に合ってないでしょうから、単にこの会社の国内向け新車の展示だった

   ようですが、一番関心度が高く、一番引きが多かったのがこのブース、

   今後の注目度も含めて、凄い活気だったようです。

     ある街(どこだったかも古い記事で読んだ記憶で忘れた)

   で、先に書いた、日本メーカーのセダンタイプの乗用車が、この販売店には

   日本のように出かけてセールスをする体制になってないのに、つまり

   客が自分で販売店まで来て、車を見て、商談をして、その店だけで

   月にこの某日本メーカー車を200台も売っちゃったという話がある。

     ところがそれが、それが飛びぬけたある月の異変ではなく、ある台数

   (100台以上)は軽く売るという販売店が中国中のあちこちにあるというのだから

   怖い。そして、「吉利」はそうしてメーカーの上位に躍り出ようとしている

   らしい。

     というのが、私が見た限りの

    今年の北京モーターショーの印象と、結末でした。

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2010年5月22日 (土)

世界の富豪が中国人に塗り換わるー「お客様は中国人です。」

2006nen6_009  20日寄港した、上海からの豪華客船にもきっと、

  乗ってらしたのでしょが、イメージの問題ではありますが、

  豪華客船での旅 = お金持ちですね。

  私の中でも、それもあり同時に、船での旅は、時間に余裕がありませんとできません

  ので、贅沢というイメージは持っています。

    中国へ旅して、船で移動したこともありますが、中国沿岸部、青島から上海とか

  大連→上海なんてな船に多少豪華なやつがあって、乗ったことはありますが、今回

  の船は海外を結んでいますし、その間の居住性でまるで格が違います。

2006nen6_002  この人たちの中にもそんなお金持ちがいたんでしょうね。

  

アメリカのフォーブスという雑誌が、毎年世界の富豪

     ランキングを発表してますが、

   ビルゲィツが2位になったというのも驚きなら、国別でいうと、アメリカに次いで

   中国語第2位になったとうのも驚きですね。

   雑誌フォーブスの富豪の規定は、10億ドル以上の資産があることだそうです。

   ビルゲィツを破ったのは、メキシコの通信王テルメックの社長、

   マイクロソフト、ビルゲィツが2位、アメリカ投資家ウォーレン・バフェットが

   3位で、この3人は飛びぬけています。

    先の規定を満たす富豪はほぼ1000人位世界にはいるそうで、

    うち、アメリカ人が400人強で40パーセントを占め、

    中国が追いかけてますが、まだ64人。でも、ここ数年でのことですから

    このあとはちょっと恐ろしいですが。

    去年まで2位だった、ロシアを中国語追い越して2位へ。

    中国大陸のトップは 娃哈哈(ワハハ)集団の社長。

   単に子供向け清涼飲料水の会社だと思っていたらいつも間にかその

   傘下にいろいろな企業を取り込んで一大グループとなっていたのです。

    順位としては百数十番ですが、このあたりにぞろぞれ中国の

    希望集団とか、蘇寧集団とか、ぞくぞく不動産を含めて大きなグループ

   として、会社が大きくなった社長たちの名があがってました。

    これとは別に香港の富豪は以前からフォーブスに名を連ねてまして、

    海運業李嘉誠が14位、李兆基(不動産)が22位など。

    これで驚きなのは、ここでもまた中国のそのスピードです。

   いつの間にそんな大金持ちが・・と驚かされます。

    それで、肝心なのはこちらは、世界レベルの金持ちですが、そんな

   とてつもない人はともかく。

    そのず~と下でもいいのですが、

    中国のある市の富豪トップ3とか、ある省(日本の県にあたる)の金持ち

   なんてな人でも、世界に飛び出すような人に比べればレベルは小さくなっても

   それだって、相当なものだということです。

    私は経済のほうにはくわしくありませんし、その世界には居ませんので、

    あまり興味もないのですが、

    お金持ちがやってきてどれほどの買い物をし、どれほどのお金を落として

    お帰りになるかは、直接は関係ないものの、

    日本全体が、ひいては地域の経済が疲弊して長い様子を見ていると、

    私の住む、ハコダテを観光で売り込むのなら、

    さらに、中国大陸の人に向けて売り込むのなら、

    実は、この始まったばかりの最初のところがとても大切でして、

    ここで、売り込みもさることながら、いらしていただいた、初めての中国の

    旅行者に好印象を持って貰えるかどうかが、この後をほぼ左右している

    と言っても過言でないと思います。

     ですので、何度も申し上げておりますのでは、

    今が大切ですよ、今準備して、今行動を起こさないと・・・・

    との思いで、お話させていただいておりますし、

    お手伝いすることがあればさせて頂いております。

     そうとう、中国の人のそうした経済効果?といいますか、そんな点に

   注目がされるようになり、話題にもなって参りました。

    ですが、それらは対外傍観者としての話題であり、見ているだけの

   ように思えます。それは、単に、持っている情報量の違いからくるもの

   なのでしょうか。

      昔、「 お客様は 神様です。」というフレーズがありましたが、

    それが、「 お客様は、中国人です。」 となりそうです。

       加油!北海道! 加油!函館!!

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2010年5月21日 (金)

中国語ボランティア・サポート、ご協力ありがとうございました。

   函館は今日は昨日と打って変わってとてもよい天気で、

   昨日の豪華客船の方たちが今日おいでになれば、

   快適なたびと、ハコダテの街の印象も相当違ったものに

   なったと思いますが、とてもその点は残念です。

     今頃は、小樽に寄港しているでしょう、あの人たちは。

2006nen6_013 昨日函館に寄港した船はとても大きな大きな

船でして、その全容を写真に捕らえようとすると

かなり後ろに下がっても下がってもまだ、なかなか全体を

2006nen6_012  撮るのが難しい、そんな大きさの豪華客船

 でして、上の写真がが辛うじて船尾から船首までが

 写っています。下は中から船首部分です。

2006nen6_001  雨の中、下船タラップ付近にはテントが

 張られ、下船して観光に向かう方たちの

 手続きや案内をしております。

2006nen6_002  団体で行動される方はもうバスの手配や

 ガイドさんがついてますので、朝早くから移動。

そのあと、こうして三々五々降りていらしたお客様

    たちに、確かにアジア系のかたがとても沢山にらっしゃいました。

    殆どの方は市が用意したシャトルバスで、市内へまずは移動。

  でも、生憎の雨で、街を自由にぶらぶらと歩く状態には程遠く、皆さん

   どこへ向かおうか迷っておられました。

   

   昨日は、市内各中国語教室で中国語をお勉強されているみなさんに

  呼びかけ、市内数箇所の地点に、お時間が都合がつく方たちに詰めて

  いただきました。ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

    何度も何度もお願いをして、都合をつけて頂いた割には、

   殆どそうしたお客様が来なかった、という地点もあれば、

   来ましたよ、というところもございました。

   何せ雨で歩きづらい状況で、また、待つほうも雨に影響されて

   外を案内、あるいは外で待つことができませんでした。

   本当に天候が良かったら、もっと違う形で交流いただけたものと思います。

    この豪華客船、函館に初めての寄港でして、

   こんなにアジア系の、中国語圏の人たちが乗り込んだ船も始めての

   受け入れ、ということで、すべてが始めてづくしでしたので、

    今後もしこのような船が入港し、またお願いすることがあるかも

   しれません。また、流れから言ってもそういうことが多くなりそうです。 

    どうぞ、今回に懲りずに、また、今回は時間的都合がつかなった方も

   次回、機会がございましたら、お願いいたします。

    お疲れ様でした。

    本当にありがとうございました。

    ご協力に感謝いたします。

    皆さんの熱意が、函館にお寄りになったあの方たちにも

    きっと伝わったことと思います。

     人生之所以要旅行、不是為了扺達目的地、

     而是為了享受旅途中的種種楽趣。

     

      函館日中友好協会

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2010年5月20日 (木)

豪華客船・皇家加勒比郵輪号、函館進港

  函館は朝からあいにくの雨です。

  その雨脚も時に激しい勢いです。今日、観光にいらしたみなさんには、

  本当にお気の毒です。

   先ほど、朝早くに、

  函館ふ頭へお出迎えに行ってまいりました。

  大きな船です。朝早くに着いて早速、もう、バスを手配してのツアーに

  つぎつぎにバスが出て行きます。

             自由行動を個人、友人と楽しむお客様で、

Ditu  船から降りてこられる方には

 このようなガイドマップが渡されて

 います。但し英語版です。

  ふ頭から、シャトルバスが次々と

 函館駅前、元町・まちづくりセンターへ

 運んでいます。

   その為、多く受けた質問は、

   どのバスに乗ればいいのか、

   バスは何分おきに出ているか、

   駅までの所要時間と、変える際の最後のバスは何時発か

   を尋ねられることが多く、

    具体的に、五稜郭公園へはどう行くの?という方も

  いらっしゃいましたが、函館は殆どの方が始めてのご様子です。

 Ranman_hakodate インフォメーションボックスでは、このような

 刷り上ったばかりのハコダテガイドブックを

 差し上げ、ご覧いただいてました。

  中国語でのガイドサポートの為に、

 中国語教室の皆さんのご協力をいただいて、

  市内数箇所の要所についていただいております。

   

   このシャトルバスで市内に散った、観光のみなさんの

  少しでもお助けになればと願っております。

    私も指定された所定の位置がありますので、そちれへ、

  

    函館へいらしたみなさん、生憎の雨ですが、楽しんで

  いただければいいな、と願っております。

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2010年5月19日 (水)

明日、5月20日、茶館「隗」臨時休業!

2006nen6_003  明日、

  5月20日(木曜日)

  茶館『隗かい』

  は、

  臨時休業と

  させていただきます。

  どうぞ、よろしく

    お願いいたします。

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明日(20日)のボランティア、中国語サポートのみなさん!!

  明日、上海からの豪華客船函館入港にともなう、中国語ボランティアサポートを

 して下さる皆さん、ありがとうございます。

   実は市内各中国語教室を通してお願いをしておりますので、私自身もまだ一度も

 お会いしたことがない方にも、今回お引き受けいただき、

   この場を借りて、こころよりお礼を申し上げます。

   皆さんのご協力を得まして、函館市側から要望のありました、市内各所への

 対応に何とかお答えできそうです。

   直接お願いすることができず、また、直接お礼を申し上げることができず、

 申し訳ございません。改めて機会があればまたその時にお礼を申し上げます。

   さて、そのような状況ですので、明日お手伝い下さる方がみなさんこのブログ

 を見ていて下さると助かるのですが、もし、ご覧になっておれる方で明日参加の

 お仲間の方、お知り合いの方がございましたら、どうぞ伝えていただけますよう

 お願いいたします。

   明日の活動の連絡事項を、時間的にかなり迫っておりますので、直接

  こちらに書かせていただきます。

   明日、各配置の箇所と人員はそれぞれ、行かれる方へは担当の箇所を

  すでにお願いして御座いますので、以下はご自分の担当の部分をどうぞ

  ご覧の上、よろしくお願いいたします。

   ①丸井今井デパート 集合時間:12時 対応時間12時~3時半

       1階昇りエスカレーター前カウンター

       営業統括営業促進担当長 対応

   ②国際ホテル    時間指定なし、

        国際ホテル総支配対応

   ③ロワジールホテル 集合時間11時半 対応時間11時半~2時

       1階ホテルフロント 2階レストラン

         ホテルマネージャー対応

   ④棒二森屋デパート 集合時間:12時 対応時間12時~3時半

        アネックスと本館のあいだを入った本館口通用口

         副店長対応

   ⑤サッポロドラックストアー日の出店 集合12時 対応12時~4時

   ⑥まちづくりセンター インフォメーションディスク対応

             物販・アイヌ文様の切りえ、体験コーナー設置、

              時間指定なし

    私の知りえている情報は以上です。それぞれ担当者のお名前が個人名で

  知らせていただいておりますが、個人名は伏せました。

   それぞれお願いをしました中間の方には資料が渡っております。

   慣れないもので、いろいろ不手際があり、ご迷惑をおかけしております。

   明日、一日というかほぼ数時間のものですが、

   皆様のお力をお借りして、来ていただいたお客様に、

   函館の良い印象をお持ちになってお帰りいただけるよう、

   ご協力ほど、どうぞよろしくお願いいたします。

     ご協力ありがとうございます。

                      函館日中友好協会 

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2010年5月18日 (火)

函館市内・中国語教室のみなさん、ご協力ありがとうございます。

2006nen6_004  函館は、桜の花が散り、路に散った花びらがとても綺麗です。

  花びらが落ちる様を見て、綺麗と感じるのは日本人的

  感覚でしょうか。

   先日来お願いしております、5月20日寄港の豪華客船で

  函館へ上陸、観光される中国人観光客へのサポート通訳へご協力いただく、

  函館市内の各中国語教室のみなさん、また、ブログをご覧になって

  お電話をいただいたみなさん、ご協力ありがとうございます。

   どうにか、函館市から要請されました、市内各所への人員配置に

  目途がたちそうです。充分とは言えませんが、どうにかギリギリの人員ですが、

  漏れなくそれぞれの個所をカバーできるようになりました。

   みなさんのご協力のお陰です。

   函館市、人口30万を割り込んでいるようですが、中国語を習っている人が

   その割りに多く、そして、地域・自分の住む街の為にこうしてボランティアで

  協力いただける方がこのようにいらっしゃると言うことを知り、大変嬉しく

  思います。

   今回の豪華客船では、大よそですが、中国大陸のお客様が400名、

  香港からのお客様がほぼ同数400名、日本のお客様250名、

  あとはカナダ・アメリカ・欧米のかたが350名程度とお聞きしております。

   およそですが800名の中国からのお客様が一度に函館を訪れることは

  これまでなく、函館市としてもその経済効果を含め期待されているようです。

   

   単純に、この800名の方がお買物をされるかどうかは分かりませんが、

  ただ単にこれらの方が函館へ降り立ち、それなりに観光や街を歩いて、

  食べていただくだけでも、函館としてはいらしていただけるだけでも活気が

  でますし、必ずや経済効果はあると思います。

   豪華客船ということで、それなりの富裕層の方が乗船されておられるようです。

  また、先ごろ中国の招商銀行が発表しました、中国富裕層の出国頻度が急増し、

  国外で富裕層向けのカードの所有者も増えてますし、その使った金額が50億元

  といいますから、凄いです。また、この銀行の分析によると、海外旅行をする際

  こうした富裕層は貴重な時間をお決まりの観光コースに費やすのではなく、

  文化と魂がぶつかり合う個性的な、深みのある旅を求めている、と書いてる。

    私どもには、直接こうした経済効果は関係ありませんし、その為にではなく、

  函館に暮らすものにとって、他所から、それも遠い国外からいらっしゃる

  お客様に少しでも函館の街に好印象をもっていただけるよう、自分で出来る

  範囲で、自分の力の及ぶなら、それをお手伝いしようと、今回お願いもし、

  私自身もこの日はまるまる一日ボランティアで、走り回ります。

    お店もこの日はお休みとさせていただきます。

    一年のうち一日ぐらいそんな日があってもいいでしょう。

   これを機会に、函館を訪れた人たちに、函館の好印象を持って帰って

  いただいて、また、函館へいらしていただくお客様が一人でも多くなり、

  地域の活性化に役立てることを願っております。

    20日、この活動にご協力いただく、教室のみなさん、

  まずは、お礼申し上げます。本当にありがとうございます。

   あと、2日あります。まだまだ多ければお願いしたい個所もございます。

   引き続き、お申し出をおまちしております。

                      函館日中友好協会

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2010年5月17日 (月)

緊急!ボランティア中国語案内募集中!!-皇家加勒比郵輪豪華客船来函

  今週木曜日、20日朝に、

  豪華客船、レジェンド・オブ・ザ・シーズが函館港寄港のお話を

  先週来いたしております。

   この船は中国上海を出港後、日本へ入り、横浜に寄港したのち、

  日本では二番目の寄港先が函館となっているようです。

   このあと、小樽へより、ロシアウラジオストックへ抜けていくことになります。

   中国の観光客がどれ位の数乗船されておられるのかわかりませんが、

  数百の単位であることは確かです。あとは各国の方がお乗りになって全体では

  1000名を越える観光の方が函館に上陸されます。

    朝に着きまして、乗船手続き、歓迎セレモニーを終えた後、それぞれ

  思い思いに函館市内の観光に向かわれると思います。

   そこで、函館市では観光の要所地点に、案内カウンターを設け、そこに、

  英語・中国語の案内係を配置し、ご案内したいと考えております。

   その為の、ボランティアで案内を対応していただける方を探しております。

   とりわけ、英語はそれなりに数の確保が難しくないようですが、

   中国語は、ボランティアの方の数の確保に苦労しております。

   いま現在市内の中国語教室に通っておられるみなさんには、

   それぞれ友人・知人を通じまた、主催の方にお願いをしてこの話を

   伝えていただいております。

   あとは、市内お住まいのこれまで中国語を習ったことがある、あるいは、

   個人指導を受けている、独学でやっている、そうした方がいらっしゃいましたら

   是非ご協力下さい。

    問題は平日の、ほぼ日中一日ですので、

    お仕事をおもちで、私ども教室のように夜、仕事の合間にいらして

    勉強を続けていらっしゃる方にとっては、時間が取りづらいという点、

    ご自分の中国語の能力を心配されて、尻込みされている点、

    があり、人数の確保が難しく、先週来お願いをしておりますが、

    まだ充分とはいえません。どうぞお気軽にお問合せ下さい。

    言葉の面でしたら、難しい問題は、携帯電話で私が直接対応致しますので、

    ご心配要りません。お時間は動かしようがありませんので、この日

    お時間の都合がつきましたら、友人・知人を誘ってどうぞお気軽に

    函館の観光に一役買って下さい。

 

    いらしたお客様に少しでも、良い印象の函館であることを願っております。

    そして、このお客様がお帰りになって、また函館にいらしていただけることを、

    或は、お帰りになって函館の印象を他の方に話していただけることを

    願って、一日だけのボランティアをお願い致します。

2006nen6_005  お願いしたい、ご案内についていただく場所などございます

 ので、どうぞ事前に協会へご連絡下さい。

  函館日中友好協会 (0138)51-0041

                    ご連絡おまちしております。

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2010年5月15日 (土)

20号、皇家加勒比郵輪・抵達函館ーレジェンド・オブ・ザ・シーズ号来函

Chuan   ようやく、天候も回復。

  でも、まだ例年より少し寒いです。2日間の雨で満開だった桜も散り始めました。

    来週くる豪華客船は上の写真。69、130トンといってもピンときませんが、

    乗客定員が1,800人。乗組員の数だけでも720人。客室数900室、

    というような大きな船です。

    それで、5月20日(木曜日)7時に函館・港町ふ頭A岸壁に入港。

    9時半から函館市の歓迎セレモニーなどが予定されております。

    先日来、こちらで呼びかけておりますが、

    函館市内近郊にお住まいの方で、この日時間の都合がつきましたら、

   どうぞ、この船でそれぞれ欧米の方、アジアの方いろいろいらっしゃる

   ようですが、上海からのクルーズですので、中国の方も少なくないようです

   英語でのサポートの外に、できれば中国語でのサポートも加えてしたい

   との函館市からの要請で、ボランティアのこの日限りの通訳というか、

   簡単な案内の方を募っております。

     函館市は勿論のこと、函館日中友好協会としてましても、是非これを

   機会にいらしていただいて方の、ハコダテの印象が少しでも良いところと

   感じていただけるよう、みんなの少しの力で、

    温かくお迎えしょう、ということで、只今準備中です。

 

    具体的には、市内の何箇所かに拠点を設け、

    そこへ、サポートをする人に詰めていただき、

    英語は市内の市立高校の生徒さんたちが、ボランティアで入るらしいので

    そこへ同じように中国の人も入ってもらいたいというのがお願いです。

    まるまる一日でなくとも構いません。ご都合のつく時間を、

    ご自分でいけそうなその市内の拠点へ行って、コトバの面で少しだけ

    サポートしていただければ、ハコダテの印象は相当変るものと思います。

    函館市では、それぞれ市内観光の英語・韓国語・中国語のパンフレットや

    市内の簡単な歩き方、中国銀聯カードが使えるお店の紹介など、

    役立つ便利な印刷物をいらして下さったお客様全員に、配布する予定の

    ようですので、それをご覧になって、中国の方でもカタコトの日本語がお出来

    になられる方もお出ででしょうし、英語がおできになられる方もおありでしょう

    が、何といっても多言語の時代ですのでそれに出来る範囲で対応しようと

    いうのが基本です。

    もう一方で、日中友好協会としても、長く中国語教室を運営しておりますが

   コトバ何といっても習ったら使ってみることが一番ですし、ナマの中国語を

   聴く機会も自分で積極的にそうした場を見つけなくてはなかなか日常の暮らし

   では難しい面がありますので、どうぞ、こうした機会に気軽に参加して

   戴いて、習った中国を使って、聴いてみましょう。

     具体的な場所その他はどうぞお問合せ下さい。

   よろしくお願い致します。

            函館日中友好協会 (0138)51-0041

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2010年5月14日 (金)

第6回 地球まつり 準備会に参加

  少し寒すぎます。5月の中を迎えてこの寒さはちょっと・・・。

  桜の花も雨に打たれ、寒さと風で散りはじめています。

  昨日(13日)は、

   「第6回地球まつり(準備)会議」に参加して参りました。

   今年の「地球まつり」、大きく変わるのは、これまでずっと会場で

   あった、函館山麓の会場から、千代台町にある、青年センターへ

   会場が移ります。

     市の中心に会場を移しますので、どうぞこれまでは、遠く感じて

   いたみなさんも、また、今年は市の交通機関を使って、市電・市バス

   などでいらっしゃるのがとても便利になります。

     更に、会場に体育館がありますので、そこがメインの会場となり、

   2階に設備の整った、厨房もありますので、今年は、毎年の各国の

   特色ある料理にも力が入ると思います。

     

      10月3日(毎年10月の第一日曜を予定しているようです)

   は、是非、青年センターへお出かけ下さい。

     少し早いですが、10月の予定に入れておいて下さい。

     青年センター付近は、スポーツ施設が多く、

   10月ですので、多分この日も沢山のスポーツイベントが既に予定

   されていると思います。それをご覧になる序に立ち寄ってご覧になる

   のも、一挙両得で好いかもしれませんよ。

     各団体の展示の内容などは、それぞれこれから決められていくと

   思います。

     各団体にブースが割り当てられ、そのスペースの大きさにもよります

   が、函館日中としてましてもまだ何を展示するかは未定。

     もし、これを機会に中国のこんなものが見たい、というものが

   ございましたら、どうぞお知らせ下さい。

     ご要望に沿えるよう努力したいと思います。

     中国の民族衣装・中国の観光地・中国の世界遺産・中国の子供達・

    中国の出版物・中国の雑誌・中国の切手・中国上海万博、

      などはすぐにも対応できます。

      また、スペースの制限もありますので、展示の物も限られますが、

    できれば、普段あまり見る機会のない中国のそうした特色ある物を

    展示してみなさんに見ていただければな、と考えております。

     まだ、時間に余裕がございますので、どうぞご要望などをお聞かせ

   下さい。

      少し早いですが、10月の3日は「地球まつり」の日として、

   予定を組んでおいて下さい。沢山の方のお越しをお待ちしております。

               函館日中友好協会

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2010年5月13日 (木)

中国人観光ビザの申請条件緩和へ

  昨日の北海道新聞「7月から中国人ビザ発給拡大」の記事を見ました。

  7月に向けて中国からの個人観光客に対するビザ発給が中間所得層にも

  拡大される予定で、個人旅行者の爆発的な増加に備え、(旅行関連)各社は

  競って道内での利便性向上をPRしている。

    といった内容のものです。

   これらは、4月の時点で確か新華社伝発だったと思いますが、

  溝畑観光長官が、訪問先の北京で、

   「日本は中国人観光客の個人訪日ビザの制限・条件を早急に緩和し、

    遅くとも5月にその改正の政策を発表する」

   と言ってましたから、その意味では少し遅れているようです。

   観光庁発表によりますと、

   昨年7月に中国人観光客の個人ビザの発給を発表してから、

   今年2月までに1万3000件の個人ビザを発給し、

   更に今年1月だけに限ってもその数が一ヶ月で3000件を越えて

   いる。昨年中国を訪れた日本人観光客は300万人強、日本を

   訪れた中国人観光客は100万人余り。

     だそうです。

   それで、

   人口比から言っても、訪中・訪日の数が同じになることはそう

   難しくないと思います。

     道観光振興機構の訪日経験者の調査でも

   同じく数日前の新聞紙上で、

    「北海道 行きたい」9割越

   の記事がありました。

    今後北海道を訪れる、中国人観光客の数は増えます。

   それは黙っていても増えるし、今の数がスタートですので

   これより減ることはないので、増え続けて行くことは間違いありませんが、

   どこまで増え、どこまで増やし続けることができるかは、

   今度はこちらの地域の問題だろうと思います。

    そうした中、丁度あと一週間後の木曜日、

   函館にレジェンド・オブ・ザ・シーズ号  という

   豪華客船が寄港、

    一昨日もお知らせしましたように、函館市内で

    中国語を習っている、習ったことがある、中国語が出来る、

    という方のボランティアを募っております。

    折角の機会ですから、お時間がありましたらどうぞ、

    お気軽に、中国人環境客をサポートするという点と、

    習い覚えた言葉を実際に使ってみるチャンスでもあります

    沢山の方のご参加をお待ちしております。

     ご連絡は協会まで

      函館日中友好協会  (0138)51-0041

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2010年5月12日 (水)

中国でも、飲酒運転の取り締まり厳しく

  函館は、今日12日朝から雨です。

  満開の桜が雨にけぶっています。

  さて、

   中国でもここのところ、交通事故が大変深刻な状況に

  なっていまして、クルマがあの勢いで増えているのですから

  当然といえば当然です。

    そんな中、先に行われた中国全国人民大会でも、

  道路交通安全管理の報告が審議され、クルマ社会を迎えた

  中国でも「道路交通安全法」の実施と、管理強化がうたわれており

  ました。

    これまで、ともすればちょっと揺るかだった飲酒運転の問題なども

  日本と同じように?「危険な運転に関する罪」という観点を盛り込み、

  只の交通違反とは違った犯罪性を持たせた観点にたとうという提案と

  その法整備を急ぐようです。

  

    先に、日本人が中国での犯罪で話題になった、麻薬等に関する

  処罰に厳しさがありました。

    それに比べれば、この手の交通違反に対する罰則がいやに温い

  と思ってましたので、大賛成です。

    法を厳しくしさえすればいい、という問題ではないのですが、

  明らかにクルマがその運転者により、凶器となっている場合があります。

  それにこれまでの、交通取締りや、法規が対応できずにおりますので、

  中国でもこうした点を重く見て対応することで不幸な事故が少しでも

  少なくなるよう願っております。

    中国ではこれまで、飲酒運転があまり取り締まりの対象とならず、

   飲酒運転での事故が増えています。

   また、交通規制(偶数日奇数日を設けての規制)のせいもあってか、

   また犯罪にも使われているのでしょうが、偽ナンバープレートや、

   定員オーバーといった、中国特有の交通違反問題も多く抱えています。

    この基本の部分にマナーの問題もありますし、

    急速なクルマ社会を迎えて中国の頭の痛い問題の一つではあります。

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2010年5月11日 (火)

勝手にボランティア観光通訳へ、五稜郭公園にて。

 昨日、少し風はありましたが、よく晴れて丁度櫻も見ごろでしたので、

 以前より中国語教室の何人かの方から、「公園でお花見を、」との提案があり、

 ましたので、私の方からも「では、ついでに公園へ行って中国の方がいらして

 いたら、中国語で話しかけ、会話の練習をしましょう」と、ボランティア即席

 おしかけ通訳をすることにして、出かけました。

  お昼過ぎです。

  公園は大変な人出で、修学旅行の生徒さんや、団体旅行のみなさんや、

  地元やこの近くに方もたくさんおられたのでしょうが、かなりの人出でした。

   公園の中では、奉行所の復元工事が進み、ほぼ建物は全容が見えてます。

   公園に入っていく、一つ目の橋のところに五稜郭記念の碑があります。

  そこで記念写真を撮っていた、何人かのお仲間は、中国の方のようでした

  ので、早速先ずは私が始めに声をかけてみました。

    「写真撮ってあげますよ、ご一緒にどうぞ」とデジカメを手にして男性に

  声をかけたら、「え~!!ありがとう、貴方も旅行?」と訊かれたので、

  事情を説明。会話練習になるように、お願いしたら早速「可以、可以・・」と

  一緒に歩きながら、それぞれ会話。生徒さんも質問したりされたりしてました。

   その人たちと分かれて、戻った辺りで、小さな子供連れの若いお母さん

  が、中国語で子供に注意していたので、あの人に声をかけてみて、と促し

  たところ、同じように、「一緒に写真を撮ってあげますよ」と声をかけたら

  驚くと共にとても喜ばれました。こちらは台湾の方で、札幌に友人がいて、

  札幌へ遊びに来たついでに函館へ寄ったそうです。札幌では友人が日本語

  が堪能で何も困らなかったが、その後この子を連れてカタコトの英語、

  もっと少ない日本語で旅行、函館へ来てみたが、子供の写真は沢山撮ったし、

  桜も綺麗で感動だが、子供と二人の写真をずっと撮りたいとは思って、

  誰かにお願いをしたかったのだが、勇気がなかった。声をかけて貰って

  こうして写真を撮っていただいて、とても感動した、と何度もお礼を言われ

  ました。日本では中国語で用が足せる場所が少ない、と言ってました。

    この後、五稜郭タワーで腰掛けてお休みしていたら、たまたま傍に

  4人組の中国の方が。うちお一人が日本語ができる。彼は東京で仕事を

  してるそうで、その彼を頼って三人の方が中国・吉林省から千歳に入り

  この男性と合流、昨日は札幌を観光。今朝函館に着いたそうで、函館は

  初めて。勿論中国からの三人は日本そのものが始めて。

   公園の桜はとても見事だった。自由行動なので、このあと夜景を見に

  行くまでの時間何処へ行ったら良いか、自分たちが泊まっているホテルの

  近くで美味しいものが食べれる場所など、ガイド役の彼の質問は細かい。

    他の三人とは、それぞれお話して、日本の印象や、函館の感じなどを

  話していたようで、

    何より驚いたのは、こうしたところで、中国語が出来る人と会えた

  ことが今日の一番の収穫、と言ってくれました。

    公園にいた時間は2時間くらいのものでしょうが、3組の方をお会いでき

  ました。お話は出来ませんでしたが、遠くで中国語が聞こえていましたし、

  擦れ違った中国の方もいらっしゃいました。

    中国語の生徒さんには活きたいい勉強になりました。

    また、函館を訪れた中国の方には喜んでいただけて、とても気持ちのよい

  実益を兼ねたお花見でした。

    5月20日(木曜日)には、函館に豪華クルーズ船が入り、

    中国からの観光客が沢山乗っていて、函館にも寄港する予定。

    函館市港湾部からこの日の中国語ボランティア通訳の依頼

    されております。できるだけ沢山の方で手分けして、こちらは

    中国語会話実践の練習を、観光でいらした方には、中国語

    でのサポートをサービスできるように、協会中国語教室の

    みなさんを初め、市内各地で中国語を学んでいるみなさんに

    参加いただけますよう、お願いをしております。

     何処かの教室にお入りになっていればそちらからお誘い

    があると思います。独学の方や、今は教室に行っていないが

    この日、時間が取れて、中国を使ってみようという方、是非

    お願い致します。

      ご連絡下さい。中国語の能力は問いません。楽しみながら

    函館観光にご協力くださいますようお願い致します。

    詳しくはお電話で  (0138)51-0041 へ

    お問合せまたは申込み下さい。

               函館日中友好協会

   

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2010年5月10日 (月)

中国(巨象)の撫で方ー昨日のFMいるか

  昨日は毎月の第二日曜でしたので、いつもどおり、FMいるか さん

 「ハッシーののんびり坂スタジオ」 のんびりカレッジ にお邪魔してきました。

  毎回、パーソナリティのハッシーと中国のあれこれを話してきました。

  このコーナー先にテーマを決めるでもなく、打ち合わせなし、事前に

  話題を指示されることこもなし、のブッツケ本番です。

   ですので、始まってしまえば後はその日その時の進み具合でどっちへどう

  転んでいくか二人にも分かってません。

   そんなやり方ですので、放送が終わってから、あ~ぁ、あの事を話せば

  良かったとか、こんな例が有ったよ、とか後になって思い浮かぶことが多くあり

  ますが、それはそれでまたそういうものでしょうから、その日その時思い浮かんだ

  ことを話させて貰ってます。毎回楽しんでます。

   昨日の話も上海万博に始まって、中国の人の考え方の根本に到るという

  広範なおはなしでした。

   うち、ハッシーが言ったコトバで、「毎回我々はこうして中国の話を続けて

  いますが、何せ中国はデカイ国ですから、何処をどう切り取って話しても、

  なかなかその全体を見ることが難しく、巨象を撫でているようなもので・・・」

   が、とてもよく二人の話を表していると思います。

   この話、「巨象を撫でる」は、よくその「尻尾を撫でて、それを鼻だと勘違い」

  していたとか、他の部分を撫でていて全く違うところと勘違いしている例えに

  使われます。

    この寓話が教えてくれるのは、

    確かに巨象のようなそんな大きなものは撫でる場所だけで判断すれば、

   その全体が分かりませんよ、ということなのですが、

    同時にもっと大切なことは、

    撫でる側に予断があるからそうなるのでして、撫でることが無意味では

    ない、ということですね。

    撫でた方がいいのです、何処でもいいからまずは撫でてみて、どんな

   感じなのかをご自分で、撫でた感じを覚えておくことが必要です。

     撫でた感じを伝え合うことも大切です。

    一回撫でたからといってその全体が見える分かるなどとは考えない方が

    いいのでして、もう何回も撫で続けるんですね。それで初めて分かることが

    出てくるんです。撫でる、何処でもいいから。

    あちこち撫でて、こんな場所もある、あんな場所もある、とその撫でた感じ

    を積み重ねて、自分なりに覚えておく、そのことこそが大切なんですね。

    だからこそ、私の書くものは総て前に「私の見た・・・」という、断り書きが

    最初にしてあります。私の見た中国であり、私の見た中国の人たち、

     それらは私が撫で触れたことのある情景であり、状況です。

   これって、こと中国に限らずそうなんだと思うんです。

    たまたま私の場合は中国を撫で回してることが多いですが・・。

  

    ハッシーとの中国話もこれで相当続いてますが、

   まあ二人で撫でて撫で回して、これからも様々なところを触ったり、摩ったり

   して、中国を楽しめればいいと思ってます。

  

    ということで、中国を知る、中国を撫でる方法は人それぞれですが、

     中国へ直接行く、中国のものを見る、これも一つの方法、

     中国の言葉を習う、なんていうのもかなり有効な手段です、

  

   先週お休みだった、協会の中国語教室も今日からまた連休も終わり普通

  の授業に戻ります。あと暫くお休みはありませんので、

   どうぞ、教室のみなさん、毎週中国のどこかを撫でにいらしてください。

  

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2010年5月 9日 (日)

現在正是櫻花開的季節、歓迎来函館!!-函館へどうぞ!!

  いまが丁度、櫻が満開となりつつある、そんな今日です。

 どうぞ、函館へ遊びにいらしてください。

  

  中国では、櫻の花というより、桃だったり、梅だったり、牡丹だったりで

 もうその季節も終わりました。

   各地は一気に夏の便りです。

   一樹櫻桃帯雨紅。

   や、

   桃花乱落如紅雨。

   のような美しい情景もありますが・・・。

   函館は今日は風が冷たいです。お花見にも厚着が必要です。

   今日は第二日曜ですので、

   例によってこれから地元FM放送局、FMいるか さんの

   ハッシーののんびり坂スタジオ に おじゃまして来ます。

   その後、折角西部地区に行くのですから、

   久しぶりに函館公園の櫻でも眺めて公と思っております。

    例年より少し遅い櫻の開花となっているようです。

   お休みが取れる方、お時間が作れる方、

   どうぞ、函館へ遊びにいらしてください。

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2010年5月 8日 (土)

中国人 と 携帯電話

Shouji_1  今月号のウェブ版「私の見た中国」隗ホームページ

  に、「手机ショウ・ジー」のことを書いた。

  中国の人の携帯の使い方について、もう少し

  詳しく教えて、とのご要望ですが、

  携帯の使い方にそう違いがあるとは思えないですが・・・。

   ホームページには書ききれなかったので、

   「私の見た」中国の人の携帯エピソードを紹介しましょう。

   これらは、印象に残ったそれですから、これをもって一般的とは言えません、

   その点を先ずお断わりしておいて。

   エピソード①

    西安→天津への列車での事。西安→北京のチケットが手に入らなかった。

   どっちにしようか迷ったが、その時は一等寝台車(軟臥ルァン・ウォ)の

   チケットが手に入った。中国の一等寝台車は値段が高い分、4人一部屋の

   コンパートメント(個室)になっていて、ドアもしっかりついている、上下にベット

   が4つの部屋という感じになっている。仕切りが無い硬臥イン・ウォという

   のもあってこちらは三段ベットがずらっとならんだ車両。

    寝具やベットの大きさ、閉ざされた個室、ということで軟臥は快適?

    乗って直ぐは快適。流石高いだけはあるわい、と思って。食堂車を利用し

   夜も遅くなったので、読書灯を点けてそろそろ寝る体制に入った頃、途中駅

   から、私の上のベットを使う乗客が乗り込んできた。

     それまで私たち夫婦二人だったのが、彼が入って来て一変する。

   荷物をドンと置いたと思ったら、それからが携帯の嵐。多分何か商売をしてる

   人なのでしょう。その取引上の話が延々続く。この人は音量調節機能がない

   らしく、兎に角声がデカイ、必要以上にデカイ。やっと電話が終わった、と

   思ったら今度は電話がかかって来た。またぞろ始まるデカ声での長話。

    これは、何か注意した方がいいと思った。でも事を荒立てたくない私は彼の

   面子をつぶさずに、それとなく辞めさせる方法は無いものか?いっそ日本語で

   いきなり注意するというのはどうだろう・・、或は軽く咳払いなどして様子を

   みた方が・・、悩む。そうかといってこのままは苦痛だ。何時終わるかも知れぬ。

   その時、ドアが開いた。また新しい乗客か!と思ってそちらを見たら、

   この軟臥車両担当の車掌さん(女性)だった。彼女は、入るや否や、その上の

   男性に向かって、「アンタ!ウルサイわよ!!何時だと思ってるの!!!すぐ

   辞めなさい!!!!」とその後凄い勢いでまくし立てる。男性は以外にも

   おとなしく、直ぐに携帯を切って、謝りはしないものの、話を辞めた。

    一気に問題解決。この部屋の前が、車掌さんの詰めている箱だったらしい。

   ということは彼の話し声は、列車のあのゴトンゴトンにも負けず、隣にも聞こえる

   位だったということだ。

   でも、突然入ってきたあの車掌さん、凄い大声で怒鳴り散らしたのに、私たちに

   は何の一言も無く、彼が通話を辞めると、サッサと戻って行った。

   【 こちらは話す時の音量の問題。中国の人は普段でも声が大きい人が多い。】

   エピソード②

    あるホテルの付属施設のお風呂に入っていた。サウナもあるし、マッサージ

  なども受けれるし、風呂だけ入ってもいい。簡単なスパ施設。

    私が先に入っていたサウナは、10人くらいは入れる大きさ。後から、二人連れ

  が、入ってきて、片方が片方を、「哥! グー(アニキ)」と呼ぶ。このこと自体は

  中国の人はよく年上を単に「グー!」と呼び習わしているので、とりたてて不思議は

  ない。ところがこの呼ばれてる方の「グー」さんは、かなりイカツイ。加えてヘアー

  スタイルが、超短髪。そちら方面の人かと思い緊張する。

   そのうち、下の方がサウナから一端出て行って、何故か帰りには携帯を

  持って戻ってきた。「グー!電話」と、渡す。私はその辺りから出るタイミング

  を伺い始めたのだが、「ウェ~イ・・」と電話に出た、「グー」は、

   これがどうやら建築関係かインテリアの仕事だと思うが、恐らく聞こえてる範囲

  で判断すると、お客さんからの電話だと思うが、これがその受け答えがナンと、

  中国の人にはありえないくらい丁寧。「そんなことをおっしゃらずに・・」とか、

  「どうぞご心配なく・・」とか、「そのようなことは・・」兎に角言い方が目茶苦茶丁寧。

   声のトーンも顔に似合わず少し高めで可愛い。電話の途中、何がそうなのか、

  「グー」は突然立ち上がり、腰に巻いていたタオルが下にバサッと落ちたのだが、

  相棒が「グー」の上半身をそのタオルを拾って汗を拭き始めた。その間「グー」は

  なおも至極穏やかな丁寧な言い方で相手をなだめている。

    この時点で「グー」は真っ裸。それなのに?仁王立ちの「グー」は電話で

   丁寧に相手している。

    突然、電話の相手はこの状況は見えないわけだから、「グー」の丁寧な

   対応だけ聞いていたらどうしたってこの様子は想像できないだろうな、と

   思うと急になんだか可笑しくなってきて、噴出しそうになってきた私は、

   ナンとしてもその場を逃れようと、立ち上がり入口に向かうため、彼らの

   横をすり抜けようとしたら、「また何時でもいらしてください。」と言われた。

   そのコトバの意味が、どういう意味なのかは未だに分からずにいる。

    【 この教訓は電話の相手の状況は見えない。見えないことを利用すれば

      かなりのことができる、ということだ。 】

     携帯電話といえば、この二つのことを今でも思い出す。

   でも、これは、程度の差と、数の問題はあるだろうが、日本だってないわけでは

   ないだろうから、結局携帯電話のかけ方そのものには、そう変わりはない。

    日本では、自転車に乗って携帯メールをしている人同士がぶつかってるのを

   見たことがある。

    使い方の問題は、個別の問題だと思います。

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2010年5月 7日 (金)

函館・五稜郭公園の桜

  函館は昨日夜からの雨がまだ降り止まず、ずっとあめです。

  ですが、朝方の降り方よりは雨脚が弱まっているようです。

  連休が終わってしまい、私どもところへもお客さんがいらしてましたが、

  お帰りになりました。

   残念ながら、いる間に函館の桜は見ることが出来ませんでした。

   帰り際に咲いたらその様子を、写真に撮って見せて、という約束を

  しましたので、その写真を添えて今日は、函館の五稜郭公園の桜の様子です。

2006nen6_005 公園の桜は、お堀の外と中にどれ位の本数が

 植わっているのでしょうか、そうとう古い老木も

 あって、ぐるりお堀を一周しますと、あれで

 大体2キロくらいの距離があります。

2006nen6_006  そして、その堀割の形が、五稜ですので、

 星の形をしています。

  ☆の形の、外側の桜がこれです。それぞれ

 かすかに桜を通して、直ぐ近くに建っている、

2006nen6_007  公園を訪れた方は大概が登る五稜郭タワー

 が桜の樹を透かして見えていると思います。

  ですので、このタワーに登って頂ければ

 その形、☆形が一目瞭然お分かりいただけ

2006nen6_008  ます。桜はまだまだ2分咲き、これが満開

 ともなればそれは見事でして、この下の芝生

 に思い思いに敷物を敷いて、お花見をされる

 方を見ることが出来ます。

2006nen6_010  桜の花の見れる期間は短いですので、毎年 

 函館では大体このゴールデンウィークを挟んで

 前後の辺りが、お花見の時期とも重なり、大変

 な人出となります。

2006nen6_009   他にも桜を鑑賞できる場所はありますが、

 この公園は街中にあるという点、

 お堀の水に映る桜がまた綺麗だという点、

 (お堀には貸しボートあるのですが、)

  いまは中で奉行所修復工事をしてまして、真ん中が使えませんが

  中が公園になっていて楽しめるという点で、函館市民がお花見

  というえば直ぐにこちらへ足を運ぶようになっております。

   満開になりましたらもう一度取り直してメールでお送りしましょう。

   という、此処までが個人的サービスですが、

   此処からは提案です。

    観光事業の方、これからそれらを目指し起業しようという方、

    ときどき、ところどころで私が個人的に提案してますが、一向に

   それは・・・と言ってくれる人がおらないので、此処にも書いておきます。

   

  【 観光提案 】

    中国に観光に行かれた方は大体ご存知だと思います。とりわけツアー

  で行かれますと、その都市の何箇所か名所・旧跡を歩き、そこここのポイント

  個所で団体写真を撮り、最後にそれがその街全体の観光冊子のようになって

  いる製本された冊子に、前半部分は共通の同じ観光写真がすでに印刷されて

  いまして、最後や或は途中の指定ページが先ほどの全体で写した写真が

  貼り付けられるか、コンピューターで写真を取り込んでそこのピッタリ嵌るよう

  になってまして、それが入って一冊幾らで売られている或は買わされるもの

  なのですが、是非このアイディアをハコダテでも取り入れて、ハコダテ観光個所

  を売り込んでそれを各地に持っていって行っていただければ、観光宣伝に役立ち

  ますし、その印刷部分でそれぞれ函館の四季の名所の写真が入っていれば、

  例えその方が、どの時期にいらしても一応函館の、一番好い季節の一番の

  観光スポットが分かっていただけるのでこれほど良い物は無いと思ってます。

   そうすればこの先の方に書いたような、桜の時期を逃したお客様にも

  函館の桜の様子が判っていただけますし、ただ単に観光絵葉書写真をお買い

  になるよりは、ご自身の写真が入ってますからとても記念になると思います。

   こちらはツアーのお客様に限らず、お一人でもお二人でも家族でもそれぞれ

  ご要望に応じて作ることはそう難しくないと思います。

    このアイデアどなたか実現に向けて取り組まれることをお勧めします。

    必要であれば見本の中国の記念写真冊子などの資料もお店で来ます。

    ご連絡下さい。

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2010年5月 6日 (木)

立夏・・でも函館・五稜郭の桜は・・

  昨日、5月5日が暦の上では、立夏。

  何でも昨日は、日本各地で30度を越えたところもあるようですから、

  そうした地域では立夏というのが肌で感じられてことでしょうが、

  北海道はようやく春の訪れが実感として感じられるようになったばかりの

  ところにあるような季節感です。

2006nen6_009 五稜郭公園の桜は

色づき始めて、早いものが

ポツポツ咲き始めた、

まだ2分咲きぐらいの

ところでしょうか。

 きっと来週が見ごろだと

 思います。

   残念ながら、このゴールデェンウィークには間に合いませんでした。

    昨日は立夏であると同時に、端午の節句でもありましたが、こちらは

  中国では旧暦のままですので、一ヶ月のずれがありまして、今年は

  6月16日が中国の端午節(ドゥアン・ウー・ジェ)となります。

   立夏は同じです。

   万博が行われいる上海も立夏を迎えさぞかし暑いことでしょう。

   ものの本によれば、この日中国では古くは、”咸鴨蛋(シェンヤーダン)”

  を食べる日だそうで、これが食べたいなと思い、ちょっとあたって見ましたが

  日本では難しいようですので、諦めました。

   ”咸鴨蛋”とは、”咸”は塩、”鴨”はかも、”蛋”はたまご。

    たまごの塩漬けのことです。泥漬けといいいますか、塩気の多い泥で

   漬け込む方法もあるのですが、

    どちらも味はそう変わらないです。

   これが何故、立夏(初夏)の食べ物なのかがよく分からないのですが、

   中国にいる時知人の家ではとてもこうした季節季節の食べ物を大切に

   するお宅で、お邪魔するたびにその講釈を伺い、出された季節ごとの

   料理をいただくのを、何よりの楽しみにしておりました。

    L先生のお宅では、先生自らが大体のものはお作りになるようで、

   奥さん任せにしない、というのがこれまた凄くて、不断は多分本ばかり

   読んでいる先生が、それぞれの時期が近づくと喜喜として市場に買物

   にも出かけ、材料から買ってきて、手際よく造られるのを実際に眼に

   しますと、人間の暮らしというのはこういうのが本来の過ごした方なんだ

   ろうな、と思わせるものがあって、今でも大変印象深いものがあります。

    そのなかで美味しかったものの一つがこれです。

   立夏が来ると思い出します。L先生にピータンの作り方も習って帰って

   きて、実は一度だけ試したてはみたのですが、それが上手く行かず、

   駄目でした。草木灰と、粘土を用意し、老酒まで使ってやってみたのが

   何がどう駄目なのか分からず、ウズラのたまごの方がやりやすいとの

   アドバイスをいただいたのに、美味しく出来なかった。

      L先生は確かその時、立夏にこれを食べておくと、夏ばてしない

   から、必ずこれを食べる、と言ってたように記憶してる。

     昨日、L先生から突然手紙が届いて、そのことを思い出した。

   「咸鴨蛋」を作る予定と、粽子(ズォン・ズ ちまき)を作る予定が

   書かれていて、遊びに来なさい、と添えられてあったその手紙を

   見て、立夏のことを思い出した。

     中国はこの頃から一気に夏になる。

   

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2010年5月 5日 (水)

携帯電話が社会を変えるー今月のウェブ版隗「私の見た中国」

  桜が色づき始めました。いま正に咲こうとしています。

  街の一本立ちに樹はもう咲いています。連休最終日。

  5月5日です。毎月その月とおなじ日に、ホームページ隗かい

  のウェブ版「私の見た中国」を更新しております。

   5月・今月のテーマは、「手机 ショウ・ジー」 携帯電話です。

  上のクリックして、隗かいトップページからお入り下さい。

Shouji_2  

  それで、本当はもう少し中国の携帯そのもの、

 携帯事情にもふれて書きたかったのですが、

 この手の商品は、変化が早すぎて日々変わります。

 今日書いていたことがもう明日には古くなります。

  機種はどんどん新しいものが出て、機能が加わり、それに

  あわせたサービスが取り入れられ、それを意識した料金形態

  が登場してきます。加えて私はこうした最新の機種や、最新の

  機能には余り関心がありませんので、そちらをお知りになりたい

  方は残念ながら全く違った内容です。

Shouji_3  中国の携帯保有台数が、日本のそれを抜いたのは

 2年前だったでしょうか、それ以後は恐らくどんどん

 中国がその保有台数を伸ばし、その差は開くばかり

 でしょう。

   ということは、世界の携帯電話メーカーの眼は

  いまおしなべて中国に向かっているということですね。これは

  経済原理がそうさせます。

   更にということは、中国向け携帯電話のデザインがいま一番

  熱い、ということですし、どのメーカーも一番力を入れているという

  ことになります。

    

    そろそろ日本ではこの携帯市場にも陰りが見え初めてきました。

  もう先は小学生まで持たせて、一家にそれぞれ家族の分まで持たせて、

  さらに2台3台持たせても、先はそろそろこれまでのように売れていく

  ということは無いでしょう。

    それに比べ中国は凄い勢いで増えてはいますが、まだまだ最近は

  お金持ちの大学生が持ち始め、これから、更に料金形態の安いものが

  出回れば、これまで以上にこの市場は拡大していく兆しが見えてますし、

  期待される産業の一つです。これからでもまだどんだけでも売れるんです

  中国では。買いたい人が沢山居ますし、待ってます。

    と、いったところが市場のあらましですが、

  では、これを使う側の人のマナーとか、使われ具合はどんなか、というのが

  気になるところですが、

   私がもっと注目しているのは、文中でも書きましたが、

   携帯電話が出現後、われわれの生活に及ぼした携帯電話の様々な影響

  ですね、こちらの方がずっと気になってまして、

   これは、携帯が現れてから何年目なんですかね、

   かなりの影響が出てます。

    それは、生活に、文化に、経済に、犯罪にだって影響してます。

   これをテーマに研究してる人はきっといるんだと思うんですが、

   これは研究した方がいいですよ、必要です。

   中国ではもう少しその影響は様子を見たほうがいいでしょうが、

   でも影響はあります。中国に限らずどの国だって、この文明の機器が

  現れて後はそれなりに大きな変化があるはずです。

   誰かそれらも含めて研究してる人がいると好いんですがね・・。

   ところで、日本人でもというか、誰でもどうも携帯で話す時は何故か

  少し声の音量が高くなる傾向にあるように思えます。

    中国人はその点は顕著です。

    では、アメリカ人やフラン人もそうねんですかね? 

    アフリカの人なんてのは、どんなんでしょうか??

    そうだ、今度韓国に詳しい人に訊いてみよう、ハングルでもでかい声に

   なっちゃうのかどうか。

    ということで、今月5月の話題は、携帯電話。

   中国では「手机」となります。なんで”手”の”机”なのよ、

   といったお話は、隗ホームページでご覧下さい。

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2010年5月 4日 (火)

黄金周、快楽!!

  今日、明日には函館の桜も咲き始めそうです。ようやく、桜前線も津軽海峡を

 渡ったようです。でもこの連休はあと一日。6・7日とお休みが取れた方は

 いいですね。どうぞ、函館へお花見にいらしてください。ちょうど見ごろの時期です。

  ゴールデンウィーク、どのようにお過ごしでしょうか。

  これは、日本だけですが、中国も最近は5月1日の労働節(ラォ・ドン・ジェ、

  メーデー)や、青年節(チン・ネン・ジェ、5・4運動を記念しての青年デー)

  などを組み合わせて連休を作るようにしてます。

   今年は、上海万博対策特別シフトで、上海だけが5連休、他は3連休です。

   上海だけ長いのは1日に開幕式で要人が相当入りますのでテロ対策で

   手一杯の上海当局は、一般市民を休ませて、とりあえず朝夕のラッシュ

   渋滞を解消しようとの苦肉に5連休となっています。

   ですので、この連休が終わる、明後日の朝の通勤時間帯からが上海

  交通当局の腕の見せ所でもあり、頭の痛いところでもあります。

   6日の朝、ちょっと道路が混乱しそうですね。

   1億2千万日本でも、この黄金節ともなればどこも高速道路や各地観光地は

  渋滞のようで、大変です。

    さて、”黄金周 ゴールデンウィーク”を中国語でも紹介しておきましょう。

  :::::

    従4月29日昭和之日起、5月3日的憲法記念日、5月4日緑之日、5月

   5日的児童節、再加上星期天、休息日几乎一個接一個、因此人イ門称這段

   時間為黄金周。

     利用黄金周度假的人非常多。黄金周期間、挟在休暇日之間的工作日、

   有的公司也休息、于是這整個星期都成了職工的休暇日。

     在這一星期内、動物園、遊楽場、遊覧地無不人山人海、擁擠不堪。

     利用黄金周到国外旅行的人也不少。這一周正是一年中気候最好的

   時期、很多人開車或乗電車出去旅行、因此道路擁擠、交通混乱、

   有時阻塞在高速公路上的汽車長達幾十公里、列車越載一倍的情況

   屡見不鮮。

  :::::

    ということで、

   ゴールデンウィークの混雑振りは海外でも有名でして、

   日本で流れているあの高速道路数十キロ渋滞の画はよく紹介されて

   います。

    どうやら、天候はもちそうですので、あとの数日どうぞ

   交通事故などにお気をつけて、楽しい黄金周を!!

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2010年5月 3日 (月)

請注意!今天学習班的課停課!!-今日の教室はお休みです。

  連休の真ん中です。

  函館は連休が終わる頃に桜が見れそうです。

  かなり観光客の方が入り込んでいますが、どうやら桜は間に合い

  そうにないかも知れませんね。

   今日5月3日の函館日中友好協会の教室はお休みです、

  ご注意下さい。来週からまた普通の授業となります。

   ということで、この連休のお勉強のために丁度今日は

   憲法記念日でもありますので、以下の文でお勉強して下さい。

  ::::::::

    5月3日是憲法記念日。1947年5月3日頒布的日本国憲法。

   是一部以民主和主権属于人民以及尊重人権和倡導和平為

   原則的憲法。

    這天、全国各地都挙行慶祝活動。

    憲法第九条規定放棄戦争、這在世界上是独一無二的。

    現在自衛隊雖然有相当的戦闘力、但尊守専守防衛的原則、

    并厳禁向国外派兵和出口武器。

     此外、”不制造、不擁有、不引進”核武器的無核三原則也

   是基于憲法関于不擁軍事力的原則制定的。

     現在、有人要求修改憲法、取消放棄戦争的第9条、把天皇

   作為国家元首、但修改憲法需要3分之2以上的国会議員賛成、

   這一要求没有実現。

  :::::::

    それで、

     ”造らず、持たず、持ち込ませず”の三原則は、中国語では

    ”不制造、不擁有、不引進”となるわけでして、

    この問題も先日密約を暴露されて話題になったばかりです。

 

     暖かい良いお天気の連休となりそうです。

    遊びに外へ出ている方は、どうぞ気をつけて。

    お休みしている人は、上の中国文でお勉強をしてみて下さい。

    では、受講生のみなさん

     来週お会いしましょう。

    

     人生在世就有学不尽的東西。

     学習是没有止境的。

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2010年5月 1日 (土)

上海世博会・開幕!!

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  上海万博(世博シー・ボー)の開幕式を見た。

  全体の感じをまず、

   世界中の要人が招待されての開幕式は、前半が各挨拶、舞台を使っての

   演技、会場を外に移しての花火での祝い、という仕立てでした。

   印象は一言で言えば、世界を意識した”春節晩会”を 見せられた、感じです。

   

   北京オリンピックの開幕式が長すぎるとの批判もあって、短くとの話が事前に

  あったようですが、万博は別段選手入場があるわけでもなく、聖火点灯がある

  わけでもありませんので、その分だけでも短くなるはずですから、この点は心配

  ないと思ってました。

    その分挨拶部分が少し長く取られてますが、とりわけ開催地”上海”を相当

  意識したものでして、その後の花火の派手さも、きっと”上海”の面子で北京の

  オリンピックの時を更に上回りたかったのでしょう。

   各挨拶にもそのあとの歌の部分でも翻訳・通訳をつけないで流す方式がとられ

  てました。挨拶に立つ人の紹介の部分のみ、英語・仏語の紹介があり、

   挨拶の中で、彼は万博委員会の長なのでしょうが、母語はフランス語の方だと

  思うのですが、よくあるただ「大家好!」とか「謝謝!!」の挨拶ではなく、その挨拶

  の長い中国語を多分日本人で言うとカタカナのようなもので書いて、それを見て、

  たどたどしい中国語で話していて、どうやらこうやら中国語に聞こえるというような

  きわどいところなのですが、そこは挨拶ですから、「・・・希望上海世博円満成功!!」

  なんてなありきたりの文面でしたが、話題になり喜ばれてました。

   例の、盗作話題の上海万博テーマソングは、多分のこの日に使う予定だった

  はずですが、外されてました。その意味では早く分かってよかったのでしょう。

   舞台での歌や舞踏は、4部したてて、各国からのスターが舞台に立ってました。

  日本からはご存知のように、谷村新司がソロで、「昴」を歌ってました。歌い

  終わって、何か少し気のきいたことを中国語でちょっと一言行ってくれればもっと

  よかったでしょうが、「謝謝!!謝謝、大家!!」と拍手に応えてました。

   そのあと、会場は外になり、花火と河向こう側に壁をつくりそれをスクリーンに

  しての映像で演出してました。

   この辺が上手いです。ある地形やその辺りのものを実に上手く利用しています。

   水がありますので、水による演出も利用し、花火も水中からのものと陸地からの

   からのものを取り混ぜ、それに対岸の映像と音楽を入れ、花火の最後は、

   上海テレビ塔をも利用しての、高い位置でのテレビ塔そのものが花火の背景

   として使われてました。

    まあ、先ほども言いました様に、”上海”の面子をかけたお金の使い方と、

   地形を上手く使い(またあの河幅がちょうど良いくらいに広いのです、余り狭い

   と此方側には要人が詰めてますので警護の問題もあり難しいでしょう)、

   できるのは、政府が何かやろうと思えば、大概のものが即、実現可能という

   体制上の問題もあるでしょう。

     日本では、東京オリンピックから大阪万博まで、6年の歳月を経て

  日本の歩は進められていますが、

    中国では、北京オリンピックがついこの間、88年。この間、あまりに

  近すぎる、

    それだけ中国は急激な速度で、社会発展をさせようとしてますが、

   これはどうも少し速すぎると思います。

     加えて、あの国の広さを考えると、ちょっとスピードが速過ぎて

   心配です。

    上海世博開幕式の総てをご覧になりたい方、

   中国中央電視台特別番組ですので、もちろん総て中国語ですが、

   ビデオテープですがお貸しします。ご連絡下さい。

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