中国・青海省・玉樹県地震から一週間、哀悼集会
中国雅虎ヤフーは、
こんな感じでトップページは
総て、宣伝広告も白黒のモノトーン作りになってました。
天安門広場の国旗掲揚は半旗となり、哀悼の意を示しています。
哀悼集会が開催され、
今日も朝から中国電視台
中国中央テレビ局の番組特別編成ですし、まだ見切れてないのですが、
昨日も3時間以上にも亘る特別番組が組まれてました。
一週間が経ちました、
死者数が2000人を超えてしまいました、
まだ行方不明失踪者が175人います。
負傷者の総数は12千を越えてまして、うち重傷者が1434人と
昨日の発表ではなっています。
この地震の前は実は中国はいままだ解決はしてないのですが、
雲南省と貴州省の旱魃が特に酷く、農作物もさることながら、水不足による
生活にまで影響がでていまして、その問題で四苦八苦しているところへきて
このたびの地震でした。
また、春節をすんでから北京や各地での雪が舞う気候や、いつまでも
寒さが残った東北地方などの天候不順もあったり、
このブログでも書きましたが、ある小学校に突然暴漢が現れて、子供達
を殺害するこれまでの中国では考えにくい事件などもあり、
あれやこれやが重なって、社会不安というか、誰もがみんなこれはちょっと
おかしいぞ、異変を感じていたところへ来てこの災害は更に人びとを不安に
させたと思います。
加えて冰島(アイスランド)の火山噴火があったりで、不安感が増してます。
一週間目を迎え多分、ここらで気持ちを切り替えて、少しは明るいほうへ
眼を向けるように、一区切りの目的もあっての哀悼集会なのでしょう。
今日のこの黙祷のシーンを見ています。
映像で見ていると全員が黙祷しているそのときにも現地では、ハラハラと
白いものが画面で見えますので、雪が降っているのでしょう、それくらい寒いの
ですね。並んで黙祷しているその中に明らかに見てすぐこの人は漢族とは
違う顔立ちの方が沢山見えます。
その後のニュースはこの災害に対する各地の募金の様子などを知らせる
ものがその殆どでした。
多分明日からは急にこの災害のニュースは少なくなって、
中国としてもそろそろ「上海万博」のニュースに切り替えたい時期ではあるので
しょう・・・。
区切りも大切でしょうが、被災者の日々の暮らしに区切りはないでしょうから、
このあとも被災者救援の活動をより迅速に手厚いものにして貰いたいと
願ってます。
中国のこうした報道を見ていて、テレビで
日本と違って一つだけ安心して今のところ見て入れるのは、例えば、
どんな悲惨な事件でも日本だとインタビューを受けたり現地からの報道の
際にたまたま映った周りの野次馬というかそんな偶然映った人たちが
後の方でピースマークをしたり、自分が映ろうと動き回ったりの様子が
見たくなくとも、目に入ってきますが、
中国はこうした点はないので安心です。
但しこれもいつまでそうなっているかは、分かりませんが。
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