近づく上海万博ー知って欲しい北海道の魅力
いよいよ、開幕まで一ヶ月はきりましたし、カウントダウンの上海ですが、
何でも、来週までにナントカ工事の大まかな部分は完成させるように、
とのキツイ命令が出てるそうですが、建設工事はもう完成したのでしょう、
付帯工事ですね、芝生とか屋外の細かな部分が急がれてるようです。
先日、日本のテレビで上海万博会場を紹介する番組などでは、あと
一ヶ月でまだ道路が舗装されて無い部分もあったりで、「大丈夫か」と
心配されてましたが、な~にそれが大丈夫なんですね。ご心配なく。
中国語では、万博というよりも、世界博「世博シー・ボォ」と言ってますが、
この会場、まだそれこそ何にもない頃から知ってますが、とにかく広いです。
大都市上海にまだこんな土地があったんだ、と思わせますが、ご存知のように
また何度か紹介してますが、中国の人の一般的住まい方は、上へ上へと
住んでいきますので、早い話が、高島平を更に二倍くらいの高層にして、
規模もそのまま数倍したような住まい方ですので、都市部の人口密集度が
凄まじいです。居住地域がコンパックトと言ってもいいでしょう。
ですから、一端街に人が出てくると何処からこんなに人が溢れてくる
んだろうと、思うくらい次から次と、出てきます(上から降りてくるわけです)
ですので、東京の広がりのような都市ではなく、もともと都市の区域として
はコンパクトに出来ているところへもってきて、これまたご存知のように土地の
私有がありませんのと、発展がここ数十年で一気にこうなった都市ですので、
こんな土地が用意できるわけです。黄浦江(ホァン・プ・ジャン)を渡れば、
街からすぐの位置なんですが、面積は広大です。
さて、私が書きたかったのは、
「日本館」「日本産業館」「大阪館」に三つ日本ではパビリオンを出すんですが、
日本館のイベントスペースで会期中に各自治体のイベントが順に出展を予定
しているようです。
北海道はすでに9月3日~5を、北海道の日として、
北海道知事、札幌市長らが率いる大型代表団が「北海道デー」イベント
を開催する予定をたております。
ぜひこの機会に北海道を大いに売り込んでもらいたいと思っています。
すでに上海ではかなりの人がもうHOKKIDOUという音もご存知でして、
注目はされております。ですが、まだまだどういうところかを知らない方も
多いですし、今のところイメージ先行でかなり好印象を北海道(ベィ・ハィ・ダォ)
にはおもちのようですので、これを機会にもっと知っていただける絶好の機会
と捉え、どんどん宣伝して欲しいですね。
北海道華僑華人連合会でも「上海万博組織委員会声援団」を設立して
バックアップしてくれるようです。
というのも、昨日も何気なく中国の短波放送を聴いてましたら、
「上海万博」話題で始まった番組が、ディレクターがそうなんですかね、
このパーソナリティがそうなんですかね、
何に期待する話になったり、日本の話題になったら、
突然、北海道の話題になり、北海道の食べ物、景色の話で
盛り上がり、北海道でもこの9月の「北海道デー」の話も持ち出し、
更にその時に必要なボランティア通訳を募集してる話までしてました。
コシヒカリの話題なんかもちょっと出てましたが、やけに北海道に
詳しいこのパーソナリティとゲストは実はまだ北海道に来たことがない
そうでが、何故か詳しくて、期待してるそうです。
開幕後、各県の特産なども日を置いて続けて紹介されます。
ちなみに、「大阪館」が単独であるのは、上海と大阪が姉妹都市
だからでして、大阪市は帆船をしたてて、高校生約30人と遣唐使に
みたてて7月末に上海を発つらしい。
5月1日開幕、間も無くですので現地メディアはもう今から大変です。
だんだん力が入ってきました。あと開幕まで三週間です。
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