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2010年3月 6日 (土)

日本人はマグロを食べられなくなるのかー今週読んだ本『日本の食卓からマグロが消える日』

  春節が2月14日でした。

  元宵節(ユァン・シァオ・ジェ)も28日にすんで、そろそろ暖かくなる

  と思ってたら、中国ではまた雪が降った地域があったりで大騒ぎです。

   まあ、確実に春に向かっていることは確かなんで、あとは、

  時間の問題でしょう。

Maguro 唐突ですが、

今日紹介の本も

その点では同じ

です。

 どの点が同じか

というとですね、

早い話が時間の問題

  だろう、という点同じことなんですが・・・。

   さて、この話題「マグロ」を食べれなくなるぞ~!!

  の掛け声はここのところ実に良く目にしたり、耳にもしていて

  皆さんとってもそう珍しくもないでしょうが、

   あらためて、本で読んで見ました。

   それで、私の結論は、この「マグロ」問題に限らず様々な点で

  私が予測しているあるいは感じているスピードより相当早い速度で

  世界が動いているということを改めて知らされました。

   この「マグロ」問題はそうねそうなるよね、と前々から思ってはいました。

  いましたが、その勢いが違います。私の予測をはるかに越える速さで

  そうした時代が来て、そうした問題が表面化してきました。

   それは、「マグロ」問題も別に、中国だけがそうなのではないのですが、

  とりわけ中国との関係でそうした現象面でのスピードが飛躍的?に早まって

  いることを感じさせられます。

   これまで、日本人がづっと食べ続けて来たから、日本人が食べれないのは

  不当だという理屈は何処にもないわけでして、

    そんな馬鹿な話はない。近代まで肉を食べなかった日本人に肉食を教え

  急に、日本人が牛肉を買いあさったからといって、どの国も意義を唱えたり

  はしないし、むしろお客さんとして買ってくれる市場として、その国を見る。

   それは牛肉が沢山生産できるからで、「マグロ」は絶対量が足りない、

  という理論も、逆に、日本は他の国まで行って「マツタケ」をあさり、日本人

  は大して思いいれもないないが「トリフ」を買い付けに行く。

    つまり、私の言いたいのは、日本人がこれまで食べてきた「マグロ」が

  食べれなくなるのは、諸外国の人が急に食べ始めたからで、そりゃないだろう、

  という理論にはなんの正当性もないし、説得力もない。

   加えて、「マグロ」は食べれなくなるわけではありません。そりぁ昔に比べりゃ、

  というのはあるものの、そこはそれ、「畜養マグロ」なんてな技術でも努力して

  いて、これまでマグロなんか捕れなかった海域でもちゃんととれるようになったり

  してます。「食べれなくなる」のではなくて、高い金を出したものだけが「食べれる」

  状態になります。これはなります。確実になります。貧乏人の食卓から「マグロ」が

  消える、というのが正しいこの本のタイトルだと思います。

  

   私が見たこの問題を扱ったテレビ番組のこの本の著者、テレビ・ディレクター

  さんが作ったドキュメントだと思いますが、何本かこの手の「マグロ」が消える、

  特集番組も見ました。

    本になったのを見て、テレビの番組作りと同じように非常に丁寧に取材され

  その背景を追って、あちこち行かれております。

    分かり易い書き方で、中国へも何度も足を運んでもいますし、中国から

  「マグロ」や「マグロ船」買い付けにきてい人たちの話も興味がありました。

    ですが、どれも私にはそう衝撃的ではありません。

   こんなもんだろうと。経済が優先する社会では、これが当然だろうと。

   あらゆるものが、日本の持っているものが今度は買われ始めます。

   それは当り前ですが、こちらが買って欲しいものだけ売れる、とは限りません。

   売りたくないもの、或は、売っては損をするものも、時に買い手はそうしたもの

   こそ欲しがります。それが経済原則です。

     会社ごと買われたりしますが、それって、別に企業が買われるという

   イメージをお持ちの皆さんが多いようですが、そこに「利」があれば、

   何でも買われます。極端に言えば、日本がやっていけなくなるのなら、

   「漁業」をまるごと買おうという人や、「漁業」に関わるインフラをまるごと、

   「漁業」のノウハウだって売れます。

    こちらに余裕があれば、こちらが売りたくないもは、売らなければいいし、

  相手の買えないだけ値をつり上げて手が出ないようにすればいいだけで、

  守れます。

   こちらにそれだけの余裕がなくて、更に相手方が、それを飲み込めるだけ

  の資金を持ち始めたなら、それはもう何だって買われてしまいます。

   日本もそうして、世界中のものを買って集めてきた国だとういうことを

  今一度認識すべきでしょう。

    その上で、そんなにして、日本は自国にもないものを世界中から集め

  食べて暮らしているのに、

    それらのモノをかなり無駄にして捨てている。こちらも問題にも是非目を

  向けて欲しいです。

    工業製品のように形が整った野菜。

    大きくて形のいい魚、更にその一部の良いところだけが市場にでる、

    商品となって商店の陳列棚に並んでも、売れ残れば廃棄、

    魚の食べ方は日本人はかつては、非常に上手かった、

    まるごと一匹綺麗に、様々に料理し食べつくした、食べれないような

    ところだって飼ってる猫が食べて、全て食べつくしていた。

    まるごと一匹買う機会がなくなった、家族が少ない、魚を処理できない、

    それぞれ切り分けて料理する時間がない、

      スーパーへ行けば綺麗に切って並んで、あとはそのまま食卓に

   だせる切り身があるし、魚を使った調理品もある、

    冷凍食品の棚には、いつでも同じ味の同じ大きさの魚が手間要らず

   で食べれる。

    大丈夫これからだってお金さえあればこうした便利な生活は維持できる。

    お金さえあれば。

    そして、誰がお金持ちか?というのは相対的な問題などもあって、

   以前金持ちだったからといって、何時までも金持ちでいられるわけでもなく

   あとから人に追い越され気づいてみたら自分のいる位置が変わってること

   は当然のようにある。

     つまりこの「マグロ」問題はあらゆることに共通する問題であって、

   「マグロ」は単にその図体がデカイので目だって、注目を集めているだけだ。

    「イワシ」だって「サンマ」だって、私が子供頃に比べたなら物価比を

   計算にいれても、かなり高級魚に近づいてきた感がある、

    ならば、「マグロ」は最初からちょっと高級感があるので、これからは

   超高級になるだけの話だと思う。

     みなさん「マグロ」食べていのでしょうね、きっと、

   道は二つ、 金持ちになるか、この問題を全体で徹底的に考えて、

   日本の食糧問題まで考えて対応策を日本として今から(ちょいと遅いが)

   考えるかをしなくてはなりません。

    どちらも大変です。

    それが面倒なら、「マグロ」も諦めるだけです。

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