増える大陸からの中国人観光客
陽射しが少し、いつもとは違う、
そんな感じを持つのは春を待ちわびる北国の特別な感情でしょうか。
寒いのですが、差し込む日差しを窓際で見ている分には、少しは春に
近づいているかな、と思わせる今日のお天気です。
さて、前に此処に、これからは新聞紙上で「中国が××を抜いて世界一に!」
という見出しで始まる記事を今年は嫌と言うほど見せられるんだ、
と書きましたし、もうすでにそのことを実感されておられると思います。
もう一つは、何処へ出かけても、何処でも中国語が聞こえてくる、そんな時代に
入っているということですね。
これは、好いとか悪いとか、歓迎とか、歓迎すべからざるとか、好むとか好まない
とかに係わらずそういう時代に既に入っている、ということを申し上げております。
何処かへ出かけホテルにチェックインしますね、そのフロントで既に中国語
が聞こえてくることもあれば、大浴場へ行って体を洗ってたら突然数人が大声
で中国語で入ってきたら、朝のバイキングに向うに賑やかなグループがいるな
と思っていたら、中国語でなにやら大声で話し合っていたり、
部屋で印刷物の説明を見ていたら、中国語バージョンの説明書きがあったり、
もう、ごく普段に経験できますので、すでに皆様方もそうした体験をお持ちかと、
思います。
とりわけ何か大きなイベントや、観光の目玉があれば、そこには中国の人が
います。それも相当数います。時には日本人よりも多かったりします。
中国観光客向け「銀聯カード」の使用可能の
お店を紹介したものです。
この「銀聯カード」については、相当以前にも
書きました。
北海道は特にちょっとこのカードの取り組みが
遅かったもので、少し心配して早いとここの取り組み
をされた方が、お店にとってはお徳ですし、地域へ
与える印象も違いますので、それをバックアップする体制を作り、北海道全体で
こうした取り組みができることを薦めておりました。
生き残りをかけて全てのデパートはもう本社命令もあり、すでに此処に入り
勢揃いしました。日本では一端そうなると早いので、今後もこの傾向は続き
勢いを増すのとでしょうから、良かったと思っております。
の紹介パンフです。
旅行の際の利便性をどれだけ提供できるか、
という意味でこれらは欠かすことの出来ないものと思います。
逆の立場に立って、我々日本人が何故にあんなに
こぞって毎年、ハワイを訪れるのか、を考える時
単に、暖かい・常夏・海が綺麗、は他にもありますが、その利便性が優れて
ハワイにはあるからです。
日本人観光客に向けてのサービスが充実している、そのことが、また
リピータを呼びさらには、行って帰った人たちの口コミにより、
「言語」・「サービス」・「買物」・「観光」の利便性が優れているからこそ、
遠くを厭わず訪れる訳でして、
旅先で受ける感じは何度も申し上げておりますが、
ただ単に美しい景色が、美味しいものが、珍しい体験ができる、
そのことだけでは支えきれない、ということを何度も申し上げております。
とりわけ、これからの旅行が、個人旅行が多くなり、
中国の方も実は団体旅行よりも個人旅行の方がしたいし、自分たちにも
合っている事はしておられるのですが、
受け入れる側の体制がそれにまだ応えるだけの準備が整っておりません、
ですが、これはかなり急ぐ必要もあります。
ということは、
何をすればいいでしょうか、と訊かれたこともありますが、
それは、それぞれが出来るところから始めたらよろしいんではないでしょうか
出来もしないことをアレコレ論議するくらいなら、
出来ることをまず、されて、次に何が出来るかを考え、一段ずつでも進んで
行かれることを望んでもいますし、その為のお手伝いが出来れば・・・
とは思っております。
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