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2010年1月30日 (土)

ニセモノ天国中国を笑えるか、-今週読んだ本『中国ニセモノ観光案内』

  早いですね、年が変わってもう1か月が過ぎようとしています。

  今年の冬は「暖冬」との冬に入る前の予測に油断してたら、どうも

  雪は多いし、寒さの厳しい日も例年になく多いように思えますが、

  それでも、一月のカレンダーを剥ぎ、二月のカレンダーを見て、中国の

  「春節」もあと二週間。「春節」は暦の上でも、春を分ける日でもあります。

   そんな中国はもう「春節」を控えて、賑やかになりつつある頃でしょう。

   昨年も日本のマスコミに時折取り上げられ、08年のオリンピックの年は特に

  オリンピック取材で中国入りした大量の日本マスコミは、オリンピック取材ついでに

  何か面白い話題はないかと中国で周りを見てたら、中国のニセモノ天国ぶりを

  発見、すぐに面白おかしく発信してました。

Nisemono 今週読んだ本は『中国ニセモノ観光案内』

  中国へ何度か行かれるとお気づきでしょうが、なにも

  観光案内していただかなくとも、中国の実にあちこちで

  ニセモノに会いますし、ニセモノを買わされますので

  案内はいらないのですが、

   この著者の驚いたニセモノ体験が書かれています。

   内容の方は興味がおありの方がお読みいただければそれでいいので、

   此処には中身でなく、読んだ私の感想を書かせていただきましょう。

   こちらの本の著者は30代の方のようです。

   どうなんでしょう、年代によってもこれらの問題に対する受け止め方は違う

   のでしょうが、違うことでもその例は数限りなくありますが、日本にもやはり

   こうした時代がありました。「ニセモノ」作りの日本が有名になりかけた?

   時期が。でも当時のマスコミの発展度合い、日本の生産量、その後の日本の

   変わり身の速さなどが幸い?して、そう大きな問題にはなりませんでしたが、

   確かに日本にもありました。同じように、ついで書いておきますと、前に触れた

   「研修生」問題についても、制度の違いはあるにせよ、かつて日本人も国内に

   人余り現象があって、多く外国へ日本人が出て行く、という時代があったのです、

   時代が違い世界が違ってますから、何かいま新しいことが起こってでもいる

   ようですが、実はやってることはそう変わりないですね。

    「ニセモノ」に対する寛容さが違うのは国民性とその歴史経過の違いと思い

   ます。それと中国の場合はその規模が大きいので目だって話題になるのは

   仕方ないというか、当然と言うか。

    どうなんでしょう、では、他の国ではこうした現象が見られないでしょうか。

  多分どの国にもその程度とやり方の違いはあるにせよ「ニセモノ」作りは

  されていると思うのです。中国がなんでこんなになるかというと、「ニセモノ」に

  対する中国の人達の寛容性にあると思うんですね、騙されても案外騙される

  方が悪いとの認識や、商売というのはもともとが騙して売るもんだという諦観

  と、それが簡単にお金に繋がる経済性が循環を生んでいます。

    なかなか「ニセモノ」も精巧に出来ているものがあるかと思えば、

  笑っちゃうよりない、何この「ニセモノ」という受け狙いのものまで様々です。

   では、もう一つの問題はこれほど精巧なものを作れる技術と、時間や労力の

  対比効果として、この「ニセモノ」は割りにあわないと何故考えないのか、

  というのが次ぎの問題なのですが、

  これも私は今の中国はひとえにスピードが求められているからだと思うのです。

  新幹線並みのスピードの経済成長を求められ、求めている為に、今今、もう

  即効儲けないと時代についていけないわけでして、今すぐ儲けたい。じゃ、

  何か今ある人気のものを作れば売れると。

    それで皆さん、そんな中国の目茶苦茶の姿をアレコレ取沙汰して、

  笑ったり起こったり感心したりして、楽しんで?ますが、

   実はこの先が大変だということに気づいて欲しいですね。

    この時期がある程度過ぎ去り、「ニセモノ」作りに厭きた?後の

  中国がその技術力と惜しまない労力とで「ホンモノ」作りを始めたら、

  これは手ごわいですよ、

    そうなったとき、我々は「純正中国製品」を大量に買わされ、

   今より一層、自分の廻りを見渡せばどれもこれもが「中国製」という

  時代が来るわけです。

    その頃になって、あぁ~中国が「ニセモノ」を作っていた、

  そんな時代があったな、と思い出したりするんでしょうね、きっと。

    私の中国での「ニセモノ」体験も一つ、

  中国で偽札を掴まされる?ことはままあるのです。こちらも色んな人が

  書いてます。これはもう中国の人も困ってます。

   100元札で支払いをしようものなら、そのお札をためつがえす、眺め

  透かし、揉んだりもして、本物であることを確かめようとします。

    そんな中国。「偽札発見器」なるものが出ました。小型のスキャナーの

  ようなもので、下から怪しげな光をあて、読み取ると、偽札が分かるという

  モノらしいです。

   ところが笑えるのはこの「偽札発見器」の「ニセモノ」が出回って、

  「ニセモノ偽札発見器」をつかまされた人達は怒り心頭、

   凄いです、騙される人をまた騙すという手口です。

   更に更に、聞いた話ですがー「ニセモノ偽札発見器」が出回っているので

  皆さん注意して下さいーという新聞広告を出し、

   ー怪しい器械があったらどうぞご一報下さい、伺って真偽を確かめますー

  という広告に乗って、来たその「ニセモノ偽札発見器・鑑定士」が

  またニセモノだった、というような

   何処まで儲けたいの、というようなお話もあります。

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