« 北海道へどうぞ!-映画を架け橋に、ニトリ | トップページ | 中国 の 地下鉄 »

2010年1月18日 (月)

2010年 の 中国

  日本人はどうも、先々が気になる民族らしく、どこも予測記事や

 予測発言で埋め尽くされ、あまりその検証はしないので言いっぱなし、

 聞きぱなし。それでも好きです。

  民主党が政権を取るか取らないかの大騒ぎの去年が終わったら、

 こんどは、誰がどのポスト騒ぎで、それも終わったら、今は小沢一郎の

 明日がどうなるかを、それぞれ予測して楽しんでいる。

   いつも次ぎのカードが見たいらしく、いつもしたり顔で次はこうなる、

 と断言する人の出現を待っているようだ。

   という前振りで、

  「中国は今後どうなりますか?」「これからの中国は?」「今年、中国は?」

  と訊かれることが多い。年が明けたので、あらためて今年はどうなる中国?

  のお尋ねが多い。

    私個人は余りこうした予測に興味がない。漠然と考えることはあっても

  具体的数字にそって何か予測したり、予言したりはしないし、したくもない。

   昨日もテレビで世界のエコノミストと言われる人達が、こんごの中国について

  の予測合戦をしていた。見るとはなしに見ていた。大きな傾向を誰も見誤まる

  ことはない。それは流れのようなもので、専門家でなくとも分かる。

   もちろん分かる、その程度に差はあるだろうが、そんなに分かる必要が

  無い人はそれくらい分かればそれでいいので、問題はない。

   「中国が××を抜いて、世界一に躍り出た!!」のニュースは

  今後嫌になるほど聞かされ目にすることになるので、そのうちには慣れるでしょう。

  そんなことは当り前のことで、なんの驚くことでもなくなった、と気づいた時の

  中国を、今予測しようとしてるのですが、それはそうなるのですが、

  どういう過程を辿って、そうなるかが予測不能なので、心配?というえば心配か。

   あるいは、世界の通貨がドル建てでなく、人民元での商取引が今後増えて

  行くし、その言語も世界を席巻することにはなる。

   言い古された言い方で、何度も使いまわされているが

  「中国はどこへ行くのか?」という 礼の有名な命題があるが、

   この回答にはこれまた、礼の有名な 「中国は何処へも行かない」

  という名回答がある。

   余りに時々に訊かれるので、この際面倒だからここに少し書いておこう 

  と思った。

   ただ、若い人達に言っているのは、

   すぐお隣の国がそういう方向に向かっているので、無視どころか

   きちんと見ておく必要はありますよ、と言っている。

|

« 北海道へどうぞ!-映画を架け橋に、ニトリ | トップページ | 中国 の 地下鉄 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2010年 の 中国:

» ドル建て情報局 [ドル建て情報局]
ドル建てについての情報サイトです。 よろしければご覧ください。 [続きを読む]

受信: 2010年1月26日 (火) 11時29分

« 北海道へどうぞ!-映画を架け橋に、ニトリ | トップページ | 中国 の 地下鉄 »