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2009年12月 8日 (火)

08年12月8日・コンサート当日、天空に響け『悠久の調べ』

  昨日から、丁度一年前の今日、を振り返り、函館日中が主催し行われました

 中国瀋陽市から5名の演奏家をお招きしての、 中国民族楽器・悠久の調べ

 コンサートの様子をお知らせしております。

  今日(09・12・9)函館は昨日の雪もやみ、とてもよい天気です。

  丁度一年前、2008年12月8日、この日函館は日中こそ好い天気でしたのに

 コンサートが始まる頃から雨が降り出し、コンサート由は大雨となり、このことを

 コンサート会場に詰めっきりの私は全く知りませんでしたが、コンサートも終わり、

 後片付けをして、楽器を運び出そうという段になって、凄い雨に驚き、雨からどうやって

 この楽器を濡らさず、車に積めるだろうかと、不安になり、大雨だったことをその時に

 なって始めて知りました。

   5名の演奏家が来函して、二日目。何度も何度も練り直され、何度も変更を重ねた

 スケジュール表は書き加えられたメモもあって、字が躍ってます。

  この日の予定は、午前中は、函館市市役所へ表敬訪問。市役所見学のあと、

 彼女らの希望で、日本の行政機関である、市役所に食堂があるのならそこで、

 ということで、市一般食堂で昼食を。昼食後一休みして、会場である函館芸術ホール

 へ、移動。午後はリハーサル時間をたっぷりとり、午後6時の開演を待つ、

 というのが大まかのこの日の行動予定でした。

81 予定通り、この日の行動は進みました。

 ホテルに迎えに車で向かい、5人を乗せて函館市役所へ。

 市の国際課・高井さんにお世話になりました。事前に準備も

 していただき、また、たまたま市議会会場まで案内して戴き、

 中国からのお客様も滅多に無い体験に大喜びの様子です。

 上の写真の、市長席に座りご満悦なのが、劉剛 団長、

 議長席に座り喜んでいるのは、揚琴奏者の 于海英、

 委員席で質問の手を挙げて演出している4人の演奏家達

 彼女らの手の挙げ方にも注目、日本とはちょっと違います。

 左から、于海英老師、陳窈(古筝)、李ルールー(琵琶)張明(二胡)のそれぞれの

 先生達は、とても愉しそう。本番前でもかなりリラックスムード。もっともこの人達は

 日本に限らず世界中に出かけて演奏活動をしているので慣れっこなのかも。

  約束どおり、市役所食堂で皆さん「面」を召し上がって、お昼を。

82  午後には、函館市芸術ホールへ移動。音楽専門施設がある

 そんな光景は慣れておられるでしょうが、劉団長の指導の下

 リハーサルを。リハーサル中の珍しい写真。不断の服のまま

 一当たり全て、通しての稽古と、劉団長は会場を隅から隅まで

 行ったり来たりして、それぞれの会場の位置での音を確認

 しています。矢張り音にはとても神経質です。

 その間こちらは割りと暇でして、その前までが忙しかったので

  こちらは、束の間の休息。上の写真の琴の右に立派な盆栽の松が見えてますが、

  こちらも地元盆栽愛好の方からこの日だけご好意でお借りできたもので、ステージ

  は演奏家を引き立てるため、出来るだけシンプルに、というのが私の考えでした。

   ステージ上部に良くある「函館日中協会創立35周年記念」の看板を挙げましょう

  との意見もありましたが、私の考えは、お金を払ってコンサートに来ていただく

  お客様には直接そのことは関係ないので、そうした一切の看板もない、純粋に

  ナマの中国民族楽器の魅力を体感して戴くこととし、余計なものはステージ上には

  一切ありません。

83  コンサートが始まりました。会場は一杯のお客様です。

 後になって、色々な方からよく会場を満杯にするだけお客様

 を呼べましたね、と感心されますが、勿論各位の努力もあった

 でしょうが、何といっても中国民族楽器の魅力がそうさせた 

 のだと思います。演奏のプロでもない、有名でもない、演奏家

 が函館へ来て演奏をする、ただそれだけでこれだけの人が

 集まっていただけました、600名を超えるお客様は、ナマの

  民族楽器の魅力を好く知っておられて、来ていただけたものと思っております。

   型通り、挨拶からはじまりました。舞台上で劉先生のご挨拶を、直接通訳して

  いつのも私ども協会会員(志村さん)が務めます。何から何まで手作りの感じの

  コンサートですが、その規模は会場にいらしていただいたお客様が一番お感じに

  なって下さったと思いますが、演奏が始まるやそれはそれは、素晴らしい演奏でした。

84_2 揚琴ヤンチンの于海英 ユー・ハィ・イン 老師の独奏、

 揚琴のバチがあのようにいろいろな使われ方をするのを

 始めて知りました。ただCDを聴いていただけでは分からない

 技法です。

 古筝グーヂェン演奏家 陳窈 チン・ヤォさんの音は

 日本の琴とはまるで違った音色の、奏法もきっと違っていたの

 でしょうが、この楽器の音色も素晴らしいものでした、

 琵琶ピィパァ の 李路路(路の前に王篇が付きます)リールル

 さんの琵琶は日本人がイメージする琵琶の音とは別物です、

85 二胡アールフゥ の 張明 ヂァン・ミンさんの演奏はこのところ

 日本人の耳にも馴染んできた 二胡の音色はナマで聴くとこれは

 また別物の、音色で直接私たちに訴えかけてくるものが

 あります。

  団長である劉剛リュウ・ガン先生は、琵琶演奏家として名高い

 のですが、第二部で一曲だけ披露してくれました

  その《十面埋伏》は、この一曲だけを聴きに来てもこの日の

 コンサートは成立するのでは、と思わせる心打つものでした。

  二部では日本の楽曲をそれぞれ、この四つの民族楽器に

  乗せて演奏していただきました、多くはこちらからリクエストを出してこちらの要求

  に添って演奏していただきました。曲が終わるたびに、舞台の裏側にいる私ども

  にもその拍手の音が何時までも何時までも聴こえるそんな素晴らしい、

  コンサートでした。会場とも一体となって、演奏家達が次々に紡ぎ出す音は、

   当日いらしていただいた全ての聴衆の皆さんの心を十分に揺さぶったことと

  思います。忘れれられない、一夜となりました。

   (当日の会場の全てを録画したDVDがございます、ご希望の方はご連絡下さい)

   2時間予定の演奏時間をはるかに越えて皆さんのアンコールにも応え、会場の86

駐車場係りの人が心配するほどにも盛り上がり、終えたあと、

夜も遅くなり、それから、ホテル近くでの打ち上げとなりました。

 誰もがホットし、誰もが今今の高揚を抱え、愉しい夜となりま

した。わざわさ札幌日中から、古本理事長も駆けつけて下さり

コンサートを聴いて下さいました。

 たった今済んだばかりの感動を確かめ、話し合い杯を

 交わしておりました。ここでも中国語が飛び交い、それを

 会員で中国語が出来るものがサポートするという、身内

 だけの愉しい時間を過ごしました。

  劉団長から、函館日中に記念の「書」が贈られ、二人で記念の写真を。

  夜遅くまで、何時までも話し合ってましたが、いつまでもいつまでも、

  話が終わらないようなそんな、ながいながい一日が終わりました。

   最大の目的である、コンサートはこうして無事終えることが出来、

   函館市民の心にいつまでも残る「音のプレゼント」が何よりの、記念となりました。

  

   ここに到るまでにも、また、当日を含めてここに書ききれないくらいの

  多くの方のお世話になりました、また、多くの方に支えられ、決して大きな組織

  ではない函館日中がこのような大きな企画を成功裡に終えられましたことに、

  ここに改めてお礼申し上げます。

    ありがとうございました。

                       函館日中友好協会 

 

 

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