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2009年12月 9日 (水)

08年12月9日ー清尚学院高等学校・妙見寺、第三天

  今日の函館(09年12月9日)の函館はとても穏やかな好い天気です。

 一年前のこの日も、とてもよい天気でした。

  中国瀋陽市からの五名の演奏家を函館にお迎えして三日目となります

 この日、私どもが予定していた行動は、音楽を通しての交流です。

  一つは、高校生と言う、若い世代と。今ひとつはお寺さんの高い年代の方と。

  企画の段階にあって勿論こうした点も考慮し、私の願いは函館の地で出来るだけ

 広範な世代と、いろいろな場所での交流をお願いすることを事前に劉団長には

 伝えてはありましたが、この日の二つの個所での交流を通して、結果、こうした

 交流を企画して本当に良かったと思いました。

91 この日、午前中は先ずは市内の私立(女子高、現在は

 男女共学校)の、清尚学院高等学校へ。

 こちらの学校は、調理科を持っていて、授業で中国語も

 早くに取り入れている特色有る学校です。その調理科の

 授業に学校側が配慮して入れていただき交流しました。

  まずは、学生側の歓迎の挨拶が、生徒さんの一人が

 中国語されましたので、これにいたく劉団長は感激し

  なかなか終わらない握手をしてました。

    皆さんの楽器を移動し、学校で演奏するのは大変ですので、代表して

  張明さんに、生徒の目の前での二胡演奏をお願いしました。

  張明さんは、代表曲二曲を軽くえんそうして下さいました。生徒達もその

  本物の、ナマの音色に聴き入っていました。こうした経験と言うか、体験と言うか

  おそらく、今後もそうあることではありませんので、非常に貴重な機会だった

  思います。後ろに写っている赤い紙に生徒達が手書きで、それも中国語で

  書かれた歓迎のポスターも、中国の演奏家達の目を引きました。

   ここでも、交流のキーワードは矢張り、「コトバ」ですね、このあと、各班に

92 分かれて生徒達と一緒に料理を作りながらの交流に

なります。珍しい、演奏家達のエプロン姿。特に劉団長の

エプロン姿は。この方たちは、恐らく普段は楽器演奏の為

手を大切にしてるでしょうから、こうした料理を普段なさるのか

どうか?でも生徒に混じってとても愉しそうでした。この方達

は日本語が出来ませんので、交流は簡単な英語又は中国語

かジェスチャーに限られます。それなのに、各テーブルから

時折笑い声が起こり、中国の人たちも一緒に笑っている

所をみると、たまたま切った切り口が可笑しいとかもあるので

  しょうが、簡単な単語を使って交流はできていました。

  私もこの中に居りましたので、生徒が中国の先生達に料理の手順を教える

  のですが、そこも単語をつなぎ合わせて話してましたし、向うから、

  「這様、対口馬?(これで、あってる?)」と訊かれて、「対!対・対!(そうそう)」

  と応えてましたのこれだけでも十分です。

   出来上がった料理を、すぐにいただけるサロンが、調理場の隣に付属して

  いるという素晴らしい学校設備の学校で、そのまま一緒に交流しながら、

  料理をいただきました。張さんの嬉しそうなVサインの満面の笑顔を見ても

  この時間の楽しさが伝わってきます。

     清尚学院高等学校の、校長先生、受け入れ準備の協力いただいた

  教頭先生はじめ、この日の調理教科担当の先生、そして、学校の全ての

  先生に心より感謝いたします。ありがとうございました。

93 お昼を学校でいただきましたの、夕方からのお寺での

交流まで時間がありましたので、天気も好かったので、

五稜郭を訪問。五稜郭タワーの方にも便宜を図っていただき

見学できました。

 日の出町、妙見寺さんの本堂での演奏会は夕方から。

 次ぎの日の新聞記事によりますと、

 「幻想的な雰囲気 本堂に音色響く」と題した記事で

 この日、本堂に地域住民の方約100人がお集まり

 戴いたというのを後になって知りました。勿論此処へも

   一緒に出かけておりまして、演奏終了後、おいで戴いた方からの質問に

  それぞれ答えるという、企画があり、その通訳のようなことをしてましたが、

  皆さんとても興味深くお聴きいただき、楽器に対する質問が多く、なかなか

  専門的な質問の方もおられましたし、楽器の歴史などになると、今度は

  答えるほうの中国の方の話が長くて専門的で、全く打ち合わせ無しで

  やってましたので、大変でしたが、

    五名の演奏家達はそれとは又別に、本堂のそれはそれは厳かな

  雰囲気に感心しておりました。実は中国では逆にこうした本堂のような金ぴか

  の本堂は珍しく、もともとは中国のものであった仏教が、日本へ伝わりこうして

  根を下ろしている姿を、中国のごく普通の訪問者が知る機会はありませんし、

  大体がこうした人たちがお寺で交流するなどということがこれまであったのか

  どうか、私の記憶にはありません。

    また、お寺の檀家さんたちが、中国の人と交流する機会がこれまでに

  あったかも私は知りませんが恐らく初めてだったと思います。

    そういう意味でもこの企画は貴重なもので、

    日中双方にとって、非常に貴重でいい体験だったと思っております。

   ここでも演奏のあと、お寺さんの広間で、交流の場がもたれました、

   そして、ここでも、お願いした何人かの私ども協会の会員が通訳に

   あたり、交流が出来ました。

    もう少し上手く連絡と、互いの都合が付けば、協会でやっている

   中国語教室の皆さんにも此処に入っていただいて、習った中国語を

   実際に使う練習の場としたかったのですが、日本の方はどうしても

   遠慮しますし、尻込みしますので、この点が上手くいきませんでしたが、

   通訳が足りないながらも、その分、通訳の数だけのグループになって

   いただき、交流を進めることができました。

     こうして、大変珍しい形のまた、本堂を開放していただくという

   英断をしていただいた、妙見寺の住職さんと、若い住職さん、

   檀家の皆さん、足を運んでくさった地域に皆さん、

    ありがとうございました。この日の演奏は中国の演奏家達もいつまでも

  忘れないといっておりました。

    この何処にもない雰囲気の中で演奏することは、恐らくこの五名の演奏家

  にとっても、後にも先にもこの一回きりとなることでしょうから。

     ありがとうございました。妙見寺さん。

    終わってこの五名のお客様は、

   会員のお宅へこの日はホームスティとなり、そちらへ。

   日本式邸宅での一夜はまた、とてもよい想い出となったようです。

   竹田宅は、中国の人達にとっては、何もかもが珍しい、とても

   貴重な体験だったと思います。

     ありがとうございました。

             函館日中友好協会

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