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2009年11月19日 (木)

中国人観光客にとっての北海道

 たびたび取り上げられておりますし、ここでも何度か取り上げました

Feichengwulao この映画

『非誠勿擾』

 フェィ・チェン・ウー・ラォ

のヒットが、最近でも

取りざたされております。

 日本公開も決まったようです。

 ただ、邦題を忘れましたが、

何にかちょっと、それだったら

「冷やかしごめん」というような

 軽い題の方がよかったような感じをもちましたが、まぁ日本の方に見てもらう

 には、配給会社としてはそれなりの研究をしての決定でしょうから

 それは、構わないのですが、この映画は喜劇っぽく現代中国の恋愛感とか

 現代世相をこの監督一流の手法で、かつ、中国で性格俳優といえばこの人

 という役者で描き出したもので、北海道へ二人はくるのですが、そこで描かれ

 ている風景は、彼女の心情を背景に少し、夏の北海道の明るさと、同時に

 どこか淋しげな風景がきっとこの監督は欲しかったんだろうなと思わせる

 ものです。

  

  まあまあ、映画の話はともかく。と言ってもこの北海道に寄せる監督の

 中国にはない北海道のこの感じこそが、実は大事なんですが、何処にもない

 ような美しい景色、壮大な景色、圧倒する自然、これらは実は中国国内を

 マメに探せばどんな景色もありまして、それにないものを求める中国の

 人(監督)は、多分空気だと思うんですが、臭いでもいいのですが、とにかく

 北海道にあるもの、逆にそれが住んでいる人には気づかない、ということは

 別に珍しくもなくよくあることです。

  ところで、この映画ばかりが取り上げられていて、ちょっと不思議なんですが

 実はこういうブームと言われる現象が起きるにはその前段にその下地となる

 ものが必ずあります。

  もう10年くらい前から、中国からの公式訪問団がだんだん北海道を目指して

 やって来るようになっりました。それは、こうした国外との交流を日本限らずして

 いる中国の部署の人たちが、もう自国でも北京・上海・香港や各地にそれは

 日本を凌ぐような立派なオフィスビルが乱立ししはじめ、ホテルも日本の何処にも

 ないような超高級ホテルができ、何も日本へ来て東京のビルを見たり、近代的

 設備を見なくとも、そろそろ自国と並びはじめた頃、こぞって、北海道を見よう

 という中国要人たちの、北海道詣でが始まります。

   そうなりますと、その下のレベルの訪問団も、一応東京には入りますが

 以前ですとその辺都内なんかで交流して帰国していたものが、みなこぞって

 一足飛びに北海道へ足を伸ばしての交流が多くなってきました。

  そして、それらの成果が帰国してさまざま報告会もしているでしょうし、

 今後の課題なども中国では検討していたと思いますが、どれも割りと評価が

 高く、北海道はある「信頼」を勝ち取るまでになってきました。

   それには、対応された各行政のみなさん、関係団体、関係機関の努力

 があったと思います。人に対する感じ、というか全体に旅行先で受ける感じは

 これも前にも書いておりますが、意外にも美しい風景や名所旧跡もさること

 ながら、土地土地で出会った人であったり、何気ない触れ合いであったりが

 実は大きな要素でして、

   この映画が引き起こしたブームは、

  実はそうした民間のあるいは公式の訪問者達を暖かく受け入れてきた

  北海道・道民の成果と言っていいでしょう。。

  それを映画というマス・メディアが引き金となって、中国の多くの人の

  知るところとなりました。

Xiang_0812i1 同時にさまざまな印刷媒体がまたそれを

 増幅させ、新聞紙上でもとりあげられ、

←こちらは、機内誌ですが、大人気と

なり、機内誌を普段であればそうそう

なくならない、雑誌が手にとって見て

さらに持って帰る人が増えたというその

 雑誌です。

  また全日空では、中国と日本の往復航空券と、

  日本国内の航空路線を組みあわせて自由に使える

  日本全景パッケージというのを発売し、こちらでも北海道は

  人気の路線のようですし、

  JR東日本と組んだもの、

  さらには旅先の中国銀聯カードという例の買物への配慮など

  周辺整備が進んでおります。

   「信頼」をかち得るには、それなりに長い年月がかかり、

 そして、ある事が引きがねとなって、注目されるようになりました、

  では、そのあとはどうすればいいのか、

  何が求められているか、と言ったお話をこのあとに。

   明日又このお話を。

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