道銀瀋陽駐在員事務所だより
一昨日の講演(昨日このブログに書いた講演会)でいただいた印刷物を
拝見して、興味をそそられるものがありましたので、紹介しましょう。
こちらは、北海道銀行が発行しているもので
「調査ニュース」というA4版、8ページ、カラー、月刊のようです。
はじめて手にしましたので、バックナンバーにどういうものがあるのかは
分かりませんが、今回会場で戴いたのは2つの号をいただきました。
それで、講師の庄司さんがお書きになっている
~道銀瀋陽駐在員事務所だより~が 「海外の窓」として掲載されてますので
それを資料として配布くださったのだと思います。
それで片方の号は、瀋陽事務所開設の
ご挨拶のようなそんな紹介文でして
瀋陽市の概況、中国経済とりわけ
東北経済の発展といった講演でもお話
されておられた中国の置かれている現状
を紹介され、瀋陽市で事務所が入っている
ビル(左写真)が紹介されてまして、業務の
内容なども一部紹介されております。
会場でも同じお話はありましたが、海外で日本の銀行が駐在事務所を開いて
会場に人たちもそうですが、一般に人はどうも銀行進出イコール中国で銀行業務
をしているように理解されておられるようで、今こちらの道銀さんもそうですが、
多くの銀行が足がかりとして中国へ出て行っているのは概ね銀行のサービスの
一環として国内の顧客への海外進出をサポートするものとしてあるのであって、
中国で貸付業務をしているわけではありません。その話が皆さんには意外だった、
というのが私にはとても意外でした。
で、こちらの号の途中からですが抜粋してみますが、
中国ビジネスへの進出をバックアップ
北海道銀行瀋陽駐在員事務所は06年8月に開業しました。
開業以来、瀋陽ビジネス商談会の開催、北東アジア輸入商品博覧会
への出展、個別ビジネス相談など、道内企業の中国ビジネス支援を
続けてきました。経済成長を続ける中国は、多くのビジネスチャンスを
秘めています。世界経済が不況である今こそ、躍進する中国とのビジネス
をご検討ください。中国とのビジネスに関する疑問・質問などがござい
ましたら、お気軽にお取引店にご相談ください。
北海道銀行は、中国でのネットワークを最大限に生かし、道内企業と
中国企業との架け橋として、皆様の中国ビジネス進出を全面的にバック
アップいたします。
瀋陽駐在員事務所 所長 庄司 毅
となっています。
長くなりました。でも会場の講演でもご自身の会社の宣伝もされたかった
のでしょうが、時間の関係であまりそうしたお話まで届きませんんで、お気の
どくでしたので、ここで微力ですが、銀行の宣伝を。
で、先ほども言いましたように講演会で実に意外だったのは銀行の
中国での役割を多くの皆さんが誤解されていて、
そのまま銀行業務をされていると理解してる人が多かったようですが、
正にこの「中国でのネットワーク」を先ず造る、そしてそれを利用して
貰うためには中国は今から進出していなくては間に合わない、
というでして、そのために相当の労力と費用をもう既に投じているという
ことです。
もう一つに号にも興味深い記事がありました。
そちらは、明日もう一度。
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