中国 60年目の 国慶節
今日は勿論昨日の
国慶節の話題一色です。
昨日は昨日で朝から
夜までまるまる一日特別番組で
天安門広場から現場中継、国慶節を祝っての対談
夜は晩会(パーティー)と一日中の報道でした。
ところどころを直接実況中継で見ていて、あとは録画して
ありますので、このあと見るつもりですが、なんせ全体で14時間
以上ありそうですので、見切るまでにちょっと時間がかかりそうです。
全体的には過度の警備とか、軍の国威発揚が目立つとか色々
いわれておりますが、何にしても成功の裡に記念の日を無事に終えて
ホッとしているのではないでしょうか。
さて、私の今日の時点での感想は、
何度も申し上げておりますが、中国は還暦60歳を迎えましたが、
実際は前半30年と後半30年はまるで違う路を歩んでいる点、
更に後半30年の更に後半部分で中国は今の発展をしております、
もともとはこの国はもっと本当はゆっくりとしたスピードで発展すべき
というか国の大きさからいっても今の発展のスピードは完全に速度
違反と言ってい良い発展の速度です。これは中国をそうしている
世界の経済の影響も見逃せませんので、中国だけにその責任を
負わせるのはまたちょっと間違いと思います。
つまり、中国の発展速度は完全に速度違反ですので、その分
様々な危険性をはらんでいることは誰も気づいていますし、指摘も
していますが、この点は一人中国がそうなろうと思ったところでそう
なれるものでもなく、世界が中国をそうさせている面を見据える必要
はあります。あの大きな国は今の半分くらいのスピードで本来は発展
していくのが望ましい安全速度なのですが、いつまでもこの速度違反を
続けなくてはいけないのかは、中国指導部もすでに気づいてますので
ブレーキをかけたいのでしょうが、それはそれでまた、様々な問題に派生
しますので、今もアクセルとブレーキを交互に頻繁に使っていく必要に
迫られています。
パレードや特別番組のスタジオでの60周年対談番組を見ていて
感じるのは。明らかにこの催しをしていても中国側に「余裕」がみられる点
が何といってもこれまでと違う点です。
これまでも派手な演出の閲兵式や記念の式典をやっては来ていましたが
これまでは、私の見たところはある時は、ギリギリのところまで皆が無理を
して式典の為に特別の力を発揮しなければならなかったのが、
普通の力で力まなくてもこうした式典ができ、それを割を冷静に見ていられる
そんな「余裕」を感じました。
実はこの「余裕」は大切です。
こうした「余裕」こそがこれからの一歩一歩を歩む時に
なくてはならない「余裕」で、考えながら歩けるからです。
つかりこれまでは遮二無二他のことなど見る「余裕」もなく突っ走って
来た中国が「余裕」を持ち始めた。
そのことを一番感じさせられた、昨日と今日です。
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