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2009年9月18日 (金)

漢字こそ古代のIT革命だ

  言葉は最初にあって、それを使うことで意思の疎通には困らなかった、

 と思うんですね、古代ですよ。

  そのあとの文字の発明は、これは画期的ですよね。目に見えない音を

 目に見えるようにしちゃった人がいるわけです。

  で、更に凄いのは、この文字に意味をもたせた漢字を中国殷王朝

 紀元前にすでに考え出したのですから、これこそがその当時の情報革命

 だったわけです。

  音を目に見えるようにするとき、その音をある程度正確に再現するだけの

 記号を考え出して、音の数には限りがありますからあとはその組み合わせ

 ですので、アルファベットのような記号を形こそ違え各国いろいろ考え出して

 それに対応するだけの文字あれば、あとはそれを組み合わせて、書き記す

 ことが可能です。

  日本に平仮名があるようにですね、これがあれば音は拾えます。

  なかなか総て拾うというのは大変なのですが、まあ、なんとかなる程度で

  あれば音の数はそう多くはありません。

   ところが中国で作られた漢字が画期的なのは、音よりも意味に重きを

  おきましたので各国とはまるでその成り立ちが違います。

  これは凄いです。恐れを知らない、というか、音には限りがありますが、

  世の中のこと総ての意味には数に限りがありません。

   ということは限りないほどの数の文字が必要と言うことになります。

   何とか一つに字に幾つかの意味を持たせるよう工夫をしたところで、

  なんと、その数は無限です。また、どうしても一つに字にひとつの意味しか

  持ちえないものだって出てきますから。大変です。

   この点で漢字は本当に画期的なんですよ、皆さん!!

   多分普段使い慣れている我々はそう不思議には思わないのでしょうが。

   日本の漢字のことは、白川静先生に任せておけば大丈夫。

   中国にだってこういう先生はおられるんでしょうが、私には分からない。

  よく訊かれますが、日本にあって中国にない漢字もあるんですよ。

  中国にあって日本にない漢字もありますが、昨日の話のように、もともとの

  漢字を簡略化しただけの、元の字があるものはこれに入れないとしても、

  あります。更に地域によって、広東省にだけある漢字なんてのもあります。

   漢字はもともと意味をもたせて類型化するために、偏と旁に分かれて

 その組み合わせをして種類を確保し、この組合せをいろいろしていくうちに

  新しい漢字を造ることができます。

   例えば、日本人は魚をよく食べますし、海に囲まれてますので魚の種類

  も多いです。

   お寿司屋さんの湯飲み茶碗にグルッと一回り、魚偏の漢字が書かれえ

  ますが、あんな用量で作れますね

   ですから魚偏の漢字は当然、日本の方が多くなります。

   ところがそれでも中国にしかない魚偏の漢字というのもあるんですねこれが。

   魚偏に肖と書く、タコですが、本来はこれは日本でも章魚の二文字です、

  それが中国はこれを一緒にしちゃって、魚偏に章でいいや、と。

   魚偏一つをとっても、漢字はどうしてなかなかに面白いのです。

   中国ではこの魚偏の魚のしたの、、、、も一つの線にしてーと書いちゃいますが

   それも簡略化の一つです。

    ということで、漢字は凄い革命でしたが、それを覚えなくてはならない方

  にとっては、かなり厄介な問題であるとともに、これを覚えることがまた

  大きな仕事となってます。覚えちゃえば楽しいですけどね。でも忘れること

  もあるし、大変ですよねいずれにしても。

   そんなんで、ここのところテレビではこの漢字をどんだけ知ってるかの

  クイズ番組が盛んなのも、我々だけの遊び?といえます。

    漢字は古代の情報革命で、現代でも面白いんだ、といお話で、

  この文化を大切にしたいし、自慢にもしたい。

   ということで興味がおありの方は、こんな本もありますので、どうぞ。

Uohen

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