作為国家領導的資格 ーー リーダーの資格
アメリカは先に国家リーダーの交代を終え、奥巴馬オバマ大統領へ。
中国は近くにそうした国家リーダーが交代の予定はない。
日本は・・、はて、この選挙でどうなるか。
小泉(日本)・ブッシュ(米国)・江沢民(中国) と並べて
この三人が同時期に国家リーダーであった年数がどれ位あるのか
分からないが、こうして並べてみると面白い。
この三人の”時代”は今から思っても、あるいは数年先になって
振り返ってみれば分かると思うが、非常に特異な時代だったのではないか、
と私は見ている。
それぞれのリーダーが、それぞれの国でトップにのし上がるにはそれなり
のその国の事情があったにせよ、どうもこの三人はあとにも先にも・・、の
感がある。
中国の人に小泉という人の得意性が分かりますかね?と訊いたら、
分かるという。大体はその行動の示す、発言の示す、マスコミに取り上げられる
その話題などを総合的に見て分かる。分かるが、日本のトップリーダーの
中でどれ位の特異性と、その特異性が独創性との違いが上手く整理が
つかないと、ある人は言っていた。
そんな、ものかも知れない。私も江沢民というトップリーダーの特異性は
分かるが、その特異性なるが故の支持だとか、その国での基盤とかは
外国にいては分からない、その国の人にしか分からないのかも知れない。
小泉元首相は、
郵政に途轍もなく厳しい。その厳しいが故に、それとは裏腹に銀行には
物凄い甘い、銀行にはお金まで注ぎ込んで保護し、郵政は解体へ。
アメリカには徹底的に好意を示し、ブッシュの前でプレスリーを唄い、
それとは逆に中国とはご存知靖国をはじめ闘う姿勢を示す、
・・・・・
挙げればまだあるが、
とにかく、ある一方に厳しければその反動なのかなにか
それと対峙する面には限度を超えた優しさを示す。
上の三人がそれぞれに遣っていたことは、国が違いやり方は違ったが、
案外似ていたのかも知れない。
それは”時代”がそうさせたのかも知れない。
いずれにしてもこのリーダー達は、好戦的であった。
果たして次にリーダーになる人たちは・・・・。
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