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2009年6月 6日 (土)

『 満洲とは何だったのか 』 - 今週読んだ本

Mann_shuu  藤原書店 刊、

 『満洲とは

  何だったのか』

  共著、

 定価3600円

 総ページ数

  516ページ

  を読んだ。

  いつjも大体

  数冊を同時へ移行で読んでいるので、この厚い本を

  読むのに丁度一週間費やしてしまった。

    厚いのもさることがなら、私の感想は、今どきまだこんな

  真面目な硬い書籍を出版しつづけている出版社があるんだ、

  と感心した。

  とても売れること、売ることを考えたら出せない本です。

  現実に「満洲」があったその時代の方たちはもう少なくなりつつ

  ありますし、私はその下の年代ですが、言葉として満洲は知っては

  いますし、北海道との関係でも沢山の方が行かれてますし、位置的

  にも、現在の中国東北三省は関係が深いですし近いです、

  ですので、満洲に対する記録は断片的に見てはおりました。

   ですが、今回のこの本は凄いです。書き手が40人を超えてまして

  書き手の専門分野も様々ですので、大変均衡のとれた満洲像を

  浮き彫りにしている、その点だけでもこの本の価値はあるのですが、

   満洲建設時、この地は割りと時代に先駆けて民衆による自治を強く

  する方向へとその建国理念を持って、後藤新平という人が満鉄を

  核として築いっていったその先が、不幸なことに時代は、第一次大戦後

  の世界がナショナリズムとそれを賭けた戦争への路へ進もうとしていた

  そんな時代でしたから、次第に軍がその方針なり経営なりに口を出し

  はじめ、管理し始めます。

   そして、軍が満洲国を建国するわけですが、

      大体は此処から後ろの歴史がわれわれが習ったり、知らされたりする

  部分なんで、この先の部分を取り扱った本は多いですし、軍がそこで

  何をやったか(やった、やらない、の言い争いを含めて)を書いたものが

  多いですが、その前後と、周辺を描こうと思うと、こんな厚さになっちゃうん

  ですかね。

      これじゃ一般の人は夜まないでしょうね、

   それと本がコレくらいの厚さになると、結構重いです、

   寝床で見るにはこの重みはちょっと応えました、

   そうした重みも含めて読み応えがありました。

  

満洲とは何だったのか

買ったきっかけ:
丸山さんからの寄贈本、丸山さん、ありがとうございました。

感想:
読み応え十分でした。

おすすめポイント:
もう一度捉えなおす必要があるようです。

満洲とは何だったのか

著者:中見 立夫

満洲とは何だったのか

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