中国の新幹線ー中国も高速鉄道の時代に突入
「中国の新幹線」の話題です。今日5月5日アップいたしました、
どうぞ、ご覧下さい。
もちろん中国では「新幹線」とは言ってませんで、大都市間を結ぶ
快速鉄道を「城際快速鉄道」と言ってるようです。
「和諧号」ですが、時速は軽く
300キロを超えまして、日本の
新幹線を抜いて、世界最速を
記録しております。
中国の高速鉄道化はまだまだ始まったばかりでして、ついこの間
までは、何としても日本の「新幹線」の技術が欲しくて、「新幹線」を
中国で走らせることが夢だったはずなのですが、その夢もはかなくも
消えてしまいました。何故そうなったかは、私の文章をお読み下さい。
ということで、中国の高速鉄道化はまだまだその緒についたばかりですが、
何せ国土が広いですから、それはもう高速化が必要なところは幾らでも
あります。
この後の計画では北京ー上海を5時間で結び(現行12時間)
北はハルピンー北京を、横軸では、南京ー武漢ー重慶ー成都の
高速化、杭州ー南昌ー長紗や、青島ー石家荘ー太原を結ぶ
主要路線がすでに着工済みのものや、建設中のものも多数あり、
一大、国家プロジェクトとなっている。
日本の「新幹線」導入を
諦めた中国は、車両も軌道も
国産で賄うことにしたらしいが、
それでも「新幹線」への憧れは
絶ちがたいのか、どう見ても
日本の「新幹線」モドキの車両で
時刻表やその他鉄道の宣伝関係
に使われている写真は、明らかに日本の「新幹線」のものだ、と分かるのが
使われていたりする。
一方、日本にとっても「新幹線」の技術と、車両と、軌道含めてアフターケアー
等も入れると、それはそれは凄い商談だったのが、上手くいかなかったという
苦い経験を残した。
この大都市間の高速輸送が始まれば、中国はまた一つ新たな経済発展
の原動力を手に入れることとなり、都市の経済潜在力を更に発展させ、飛躍
してゆくことでしょう。
とは言っても、私のように一旅行者として訪れた先の中国で列車に乗る
楽しみは、実はその速さではなく、車内のサービスだったり、車窓から眺める
風景なので、そうはならないでしょうが、皆がみんな高速化されると返って
鉄道の旅の魅力がなくなってしまう。
これまで相当中国の鉄道には乗ってますが、快適とは言い難いその旅にこそ
逆に想い出がたくさんありますけどね。
ということで、こちらから→→今月もまたウェブページ版「私の見た中国」
をご覧になって下さい。
いつもご愛読ありがとうございます。
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また、ペーパー版「私の見た中国」、『隗報』74号も間も無く発行予定です、
そちらもお楽しみに。
『隗報』への投稿もお待ちしております。貴方の貴女の見た中国を書いて
下さい。ではでは、黄金周後半をお楽しみください。
再会!!
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